-
米コロンビア時代の貴重な音源を復刻
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85072 / 1009298427 / 11月上旬入荷予定
予約 商品が発売になり次第発送【収録内容】ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):1-4. 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K. 428(録音: 1942年5月15、25日 音源: Columbia 71427/30 [XCO32813/20])5-7. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(第1楽章のカデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)(録音: 1945年4月30日 音源: Columbia 71749/52-D [XCO 34649/55])アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):8. ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.5-10より アダージョ(録音: 1942年5月27日 音源: Columbia 11913-D [XCO 32877])ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):9. ヴァイオリン・ソナタ Op.2-2より アダージョ(録音: 1945年5月3日 音源: Columbia 71752-D [XCO 34664])ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):10-13. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1023(録音: 1942年5月21日 音源: Columbia 71582-D [XCO 32838/39])ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):14-17. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV 361(録音: 1942年5月20日 音源:Columbia 71582-D [XCO 32838/39])ヨハネス・ブラームス(1833-1897):18. ハンガリー舞曲 第18番 ニ長調(ヨアヒム編)19. ハンガリー舞曲 第20番 ニ短調(ヨアヒム編)(録音: 1942年5月21日 音源: CO 32840※SP未発売)フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):20. ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op. 4-9より シチリアーナ(録音: 1942年5月20日 音源:72005-D [XCO 32860])【演奏者】ブッシュ弦楽四重奏団・・・1-4アドルフ・ブッシュ(第1ヴァイオリン)ゲスタ・アンドレアソン(第2ヴァイオリン)カール・ドクトール(ヴィオラ)ヘルマン・ブッシュ(チェロ)アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)・・・5-20ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ(ブッシュ室内管弦楽団)・・・5-9アルトゥール・バルサム(ピアノ)・・・10-20復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア:Andrew Walter収録時間:72分アドルフ・ブッシュ(1891-1952)は、1912年に英国デビューを成功させ、後に英コロンビア(HMV)の専属として活発に録音を行いました。特に自身が創設した弦楽四重奏団による一連のベートーヴェン録音は、SPからモノラル時代を通じてバイブルのように高く評価されました。やがてナチス・ドイツが台頭すると渡米し、1952年に60歳で亡くなりますが、同地で組織した室内管弦楽団の活動が今日のマールボロ音楽祭の礎となるなど、後世に大きな影響を与えています。アメリカ時代のブッシュは米コロンビア(CBS)に録音し、特に娘婿ルドルフ・ゼルキンとのデュオは高く評価されました。またトスカニーニとはお互いに深い敬意をもって接していたようです。ブッシュのスタイルは楽譜に書かれたものを尊重するアプローチで、新即物主義的とされたこともありますが、楽譜から作曲家の精神を読み取って伝えようとする態度が根底にあります。そのためか、特にバッハとベートーヴェンの演奏が非常に高く評価され、人気も高いのですが、コンサートでは数多く演奏していたモーツァルトの録音は非常に少なく、ヴァイオリン協奏曲も弦楽四重奏曲もここに収められた1曲ずつしかありません。日本ではかつて両曲をカップリングしたSOCU20の品番でリリースされたことがありますが、世界的に見ても絶版になっていた期間が長く、このCD化は注目されます。演奏は両曲とも滑らかで品格も流麗さも備えており、決して重苦しくなることはありません。協奏曲では第1楽章が緩急の差を大きくとり、速い箇所は驚くほど速く、抒情的に歌うセクションとのコントラストが印象的。第2楽章はオケともども柔らかな響きが心地よく、第3楽章は音楽作りに華やぎが加わります。輝かしい高音とヴィブラートの使い方がよくわかる録音も聴きものです。ブッシュの録音には、当時好まれていたヴィルトゥオーゾ・ピースが非常に少ないので、2曲のハンガリー舞曲は貴重です。当時の有名ソリストの録音からしばしば聞かれる、楽譜から逸脱したテンポ変化や見栄を切るような間の取り方などはありませんが、決して四角四面な解釈ではなく、第18番では急速テンポによる無窮動風の技の切れが見事、第20番(原曲のホ短調をヨアヒムがニ短調に移調して編曲)では哀感漂う情緒的な表現も聴かれます。バロック作品では舞曲楽章のリズム感などに現代との差を感じますが、緩徐楽章の歌には品格が感じられ、バッハのソナタ第1楽章で連続する重音の切れも見事です(ナクソス・ジャパン)¥2,695 (税込)カートに商品が追加されました カートを見る -
ウィーン・フィルの伝説的コンマス / 録音から100年前後を経た復刻音源集
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85071 / 1009250687 / 2026年07月31日
売切 注文不可【収録内容】1. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):G線上のアリア(ヴィルヘルミ編) 録音:1909年5月 初出:HMV 47972 (matrix 14680u)2. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):ロマンス第2番 ヘ長調 Op. 50 録音:1909年5月 初出:HMV 47975 (matrix 14682u)3. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64 - 第2楽章 Andante 録音:1909年11月7日 初出:HMV 47929 (matrix 2096c)4. フレデリック・ショパン(1810-1849):夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9-2(ヴィルヘルミ編) 録音:1909年11月7日 初出:HMV 47987 (matrix 15098b)5. ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11 - 第2楽章 ロマンツェ(ヴィルヘルミ編) 録音:1909年11月7日 初出:HMV 47988 (matrix 15099b)6. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第5番 ト短調(ヨアヒム編) 録音:1909年5月 初出:HMV 47973 (matrix 14681u)7. カール・ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 28 - 第1楽章 アレグロ 録音:1909年11月7日 初出:HMV 47928 (matrix 2095c)8. ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 28 - 第2楽章 アリア 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47980 (matrix 15231u)9. ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ロマンス ト長調 Op. 26(第1レコーディング) 録音:1902年 初出:G & T 47932 (matrix 912X)10. スヴェンセン:ロマンス ト長調 Op. 26(第2レコーディング) 録音:1909年5月 初出:HMV 47974 (matrix 14679u)11. エルンスト(1814-1865):ロッシーニの《オテッロ》による華麗な幻想曲 Op. 11 - 第1部 録音:1902年 初出:G & T 47926 (matrix 913X)12. エルンスト:ロッシーニの《オテッロ》による華麗な幻想曲 Op. 11 - 第2部 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47923 (matrix 01213v)13. ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):華麗なるポロネーズ 第1番 ニ長調 Op. 4 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47983 (matrix 15233u)14. パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):グノーの《ファウスト》によるワルツ Op. 13 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47981 (matrix 15234u)15. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op. 20(第1レコーディング) 録音:1902年 初出:G & T 47917 (matrix 2406B)16. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op. 20(第2レコーディング) 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47922 (matrix 01215v)17. サラサーテ:スペイン舞曲第8番 Op. 26-2(第1レコーディング) 録音:1902年 初出:G & T 47925 (matrix 910X)18. サラサーテ:スペイン舞曲第8番 Op. 26-2(第2レコーディング) 録音:1909年5月 初出:HMV 47921 (matrix 1007v)19. ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):夜想曲 変ロ長調 Op. 32-1 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47924 (matrix 01214v)20. アシル・シモネッティ(1857-1928):マドリガル 録音:1909年10月4日 初出:HMV 47982 (matrix 15232u)21. フランツ・シューベルト(1797-1828):弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」 - スケルツォ 録音:1924年 初出:Homochord P 5007 (matrix 51078)22. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op. 11- スケルツォ 録音:1924年 初出:Homochord P 5007 (matrix 51079)23. J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 - アダージョ 録音:1929年5月29日 初出:Electrola ES 665 (matrix CA 48)24. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌劇《ばらの騎士》 - オックス男爵のワルツ(タウプマン編) 録音:1931年6月 初出:HMV C 2294 (matrix 2L301)【演奏者】アルノルト・ロゼ(ヴァイオリン)ピアノ伴奏(演奏者不明)…1-20ロゼ弦楽四重奏団…21、22パウル・フィッシャー(第2ヴァイオリン)、アントン・ルジツカ(ヴィオラ)、アントン・ヴァルター(チェロ)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団…24カール・アルヴィン(指揮)…24復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア:Raymond Glaspoleマスタリング:Andrew Walter総収録時間:約75分ウィーン・フィルの歴史には伝説的コンサートマスターとして名の挙がる人が数人いますが、その草分けと呼ぶべきアルノルト・ロゼ(ロゼー)の録音を集めた復刻CDです。録音から100年前後を経た音源ですが、甘美なサウンドと雄弁な演奏を伝えてくれます。1863年10月にルーマニアのヤシで生まれたロゼはウィーン音楽院でカール・ハイスラーに師事し、1879年に卒業すると、同年10月にライネッケ指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と共演してデビュー。1881年4月にはハンス・リヒター指揮のウィーン・フィルとゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を共演し、ウィーン宮廷歌劇場(現在の国立歌劇場)の支配人が17歳のロゼを副コンサートマスター兼第1ソロ奏者に招きました。その翌年には自らの名を冠した弦楽四重奏団を創設。ブラームスは彼らを当代屈指とされていたヘルメスベルガー四重奏団さえ上回ると称賛しました。1888年から96年にはバイロイト祝祭管弦楽団のコンサートマスターも務めます。ロゼがウィーンでコンサートマスターとして、また時にソリストとして共演した指揮者の名前はグスタフ・マーラー、リヒャルト・シュトラウス、アルトゥーロ・トスカニーニ、フランツ・シャルク、フェリックス・ワインガルトナー、アドルフ・ブッシュ、クレメンス・クラウス、ハンス・クナッパーツブッシュ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー等々、まさにウィーン・フィルの栄光の歴史そのもの。ブラームスやシュトラウス、マーラー以外にもシェーンベルク、ウェーベルン、ベルク、コルンゴルト、ヴァイグルら、多くの作品に関わりました。しかし、そのウィーンでのキャリアはハッピーエンドにはなりませんでした。1938年1月16日、ナチスの支配がオーストリアに迫る中、ブルーノ・ワルター指揮で行われたマーラーの交響曲第9番の演奏会(EMIに録音あり)が最後となったのです。その後はカール・フレッシュの尽力でロンドンに移り、マイラ・ヘスとしばしば共演。彼女の後援で自身の弦楽四重奏団を再結成するなどして活動を続け、1946年8月に83歳で亡くなりました。ここに聴くロゼのサウンドは、まず高音の輝きと力強さが魅力的。ポルタメントが随所で使われて音楽に豊かな表情を加えるのは、この時代らしいスタイルと言えるでしょう。ロゼは彼より若い世代であるクライスラーに対してヴィブラートの多用を諫めたとされています。ここに復刻された録音で聴くと、ヴィブラートを無条件にかけることはしない一方で、音楽の表情に応じてテクニックの一つとしてヴィブラートを使い分けていたことがわかります。尚、当盤収録の音源はほぼすべてがSP時代のアコースティック録音で、多くの曲がSP盤片面の演奏時間に合わせて短縮されています。またトラック9、11、15、17冒頭には人の声(プロデューサーがテイクの開始を告げる合図?)が収録されており、演奏が間髪入れずに始まることからカットされずに復刻されています。ある意味、当時の録音現場の様子を伝えるドキュメントと言えそうです。曲によって複数の別テイクを収めて違いを比べることができるのも資料として貴重ですが、トラック15のツィゴイネルワイゼンは音質的に難があります。トラック23のバッハは電気録音で、このアルバム中で最も音質が良く、その力強い楷書体のような演奏は今聴いても強い印象を受けることでしょう。(ナクソス・ジャパン)¥2,420 (税込)ご注文できません -
米コロンビア録音集の続編 / アウアーのレガシー・シリーズ
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85070 / 1009216804 / 2026年05月22日
売切 注文不可【収録内容】1. イグナツィ・ヤン・パデレフスキ:ト調のメヌエット(クライスラー編) 録音:1921年3月15日 初出:Columbia 49950 (49950)2. エドヴァルド・グリーグ:組曲「ペール・ギュント」 - アニトラの踊り(シット編) 録音:1921年10月15日 初出:Columbia 79835 (79835)3. ガエターノ・ブラーガ:天使のセレナード 録音:1922年10月18日 初出:Columbia 98046 (98046)4. フリッツ・クライスラー:美しきロスマリン 録音:1922年10月25日 初出:Columbia 806235. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:アラビアの歌 録音:1923年2月2日 初出:Columbia 33002 D (80825)6. フランツ・シューベルト:感傷的なワルツ 録音:1923年5月10日 初出:Columbia 33013 D (81006)7. セシル・バーリー:インディアン・スネーク・ダンス Op. 6 No. 4 録音:1923年5月19日 初出:Columbia 33002 D (49690)8. アントニン・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第2番 ホ短調(クライスラー編) 録音:1923年9月9日 初出:Columbia 98084 (98084)9. エドゥアール・ラロ:スペイン交響曲 - アンダンテ 録音:1923年10月9日 初出:Columbia 9000 M (98099)10. フェリックス・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 - フィナーレ 録音:1923年12月20日 初出:Columbia 9000 M (49672)11. シューベルト:「白鳥の歌」 - セレナード 録音:1923年 初出:Columbia 6438412. ドメニコ・スカルラッティ:パストラール 録音:1924年2月14日 初出:Columbia 4023 M (81561)13. クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ 録音:1924年2月19日 初出:Columbia 33028 D (81576)14. ズデニェク・フィビフ:詩的な思い出 録音:1924年5月21日 初出:Columbia 33028 D (81696)15. ジャン・シベリウス:悲しきワルツ 録音:1924年6月17日 初出:Columbia 4023 M (81830)16. ドヴォルザーク:ユーモレスク 録音:1926年6月15日 初出:Columbia 9028 M (W 98280)17. J. S. バッハ:G線上のアリア(ウィルヘルミ編) 録音:1927年4月15日 初出:Columbia 9031 M (W 98282)18. ジュール・マスネ:タイスの瞑想曲 録音:1927年4月4日 初出:Columbia 9028 M (W 98274)19. カミーユ・サン=サーンス:オラトリオ「ノアの洪水」 Op. 45 - 前奏曲 録音:1927年4月15日 初出:Columbia 9035 M (W 98276)20. リヒャルト・ワーグナー:アルバムの小品(ウィルヘルミ編) 録音:1927年4月15日 初出:Columbia 9031 M (W 98275)21. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第2番 ホ短調(クライスラー編) 録音:1927年10月13日 初出:Columbia 9033 M (W 98402)22. ヨアヒム・ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番 ト短調(ヨアヒム編) 録音:1927年10月14日 初出:Columbia 9033 M (W 98403)【演奏者】トーシャ・ザイデル(ヴァイオリン)ハリー・カウフマン(ピアノ)…1、2フランチェスコ・ロンゴ(ピアノ)…3、4、6-8モーリス・アイスナー(ピアノ)…5スタジオ・オーケストラ…9、10チャールズ・ハケット(テノール)&オーケストラ…11アーサー・レッサー(ピアノ)…12-16ヴァルデマール・リショフスキー(ピアノ)…17-20エマニュエル・ベイ(ピアノ)…21、22復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング:Andrew Walter総収録時間:約75分1899年(1900年説もあり)にウクライナのオデーサに生まれたザイデルは、名教師アウアーにハイフェッツと並ぶ才能を認められ、1918年のカーネギーホール・デビューで大成功を収めて米コロンビアと契約を結びました。このアルバムは先にリリースされたトーシャ・ザイデル/米コロンビア録音集(1918-20)の続編となるもの。この時代の復刻盤の楽しみに、今日ではめったに演奏・録音されないレパートリーや、現在とは異なる定番名曲の解釈との出会いがあります。このアルバムではブラーガの「天使のセレナード」やフィビフの「詩的な思い出」が前者の代表。後者ではシベリウスの悲しきワルツのアレンジと演奏に驚くことでしょう。全体的に中庸のテンポでスタイリッシュに演奏されていますが、バッハのG線上のアリアは非常にゆったりとしたテンポで瞑想的に歌われて印象的。最後の2曲では大胆に変化するテンポ、豊かなヴィブラート、緩急を効かせたポルタメントなど、ザイデルらしい表現と歌心を満喫できます。(ナクソス・ジャパン)¥2,420 (税込)ご注文できません -
感傷に溺れないチャイコフスキー / フィルクスニーを迎えたスメタナ
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85069 / 1009201728 / 2026年05月22日
新品在庫あり 翌日~翌々日に発送【収録内容】1-2. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893): ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」 Op. 50 録音: 1947年 原盤: American Vox VLP 65303-5. ベドジフ・スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op. 15 録音: 1948年 原盤: American Vox 669/671 (set 628)【演奏者】ルイス・カウフマン(ヴァイオリン)カート・レーハー(チェロ)・・・1-2セオドア・サイデンバーグ(ピアノ)・・・1-2ウィレム・ファン・デン・バーグ(チェロ)・・・3-5ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)・・・3-5復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア:David Hermannデジタル・マスタリング:Dennis Patterson収録時間:62分ラジオで放送された演奏を耳にした映画監督の懇願により『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『カサブランカ』『サウンド・オブ・ミュージック』などのサウンドトラックに参加したカウフマン。参加したサントラは400とも500とも言われます。クラシック音楽の分野では、当時あまり知られていなかったバロック音楽に取り組み、1940年代末から50年代前半にかけてヴィヴァルディの作品8と9の計24曲をすべて録音(1949年リリースの「四季」はフランスACCディスク大賞を受賞。2002年にはグラミー賞の殿堂入り)。並行して同時代作品も次々と録音しました。このCDに収録されたチャイコフスキーとスメタナは、ウェブサイトDiscogsによれば、最初の発売以降、再発売や復刻歴が無く、貴重なCD化です。ハラルド・エッゲブレヒトの『ヴァイオリンの巨匠たち』日本版(アルファベータ)で「熱っぽく神経のこまかい音質をもつ」と評される通り、ここでの演奏は両曲とも毅然としつつ熱気を伝えるもの。チャイコフスキーの演奏時間は第1楽章が約16分、第2楽章が約22分で、今日の平均的な演奏時間からすると驚愕の速さです。この曲のテンポ指定はモデラート・アッサイやアレグロ・モデラートが多く、アンダンテなど遅めの指定は決して多くありません。カウフマンたちは「モデラート」を今日よりも速めのテンポ感で解釈しているものと想像されます。その演奏には悲しみにうちひしがれている雰囲気はほとんどなく、悲壮感が熱気と格調高い造形を伴って描かれています。ライヴのノリのような、聴き手を惹き込むような勢いがありますが、速さ一辺倒ではなくアンダンテを指定された箇所のしっとりした歌い方が美しいコントラストを作っています。この曲を愛する人にはぜひ聞いて頂きたい演奏です。チェロのレーハーはハンブルク生まれで、アメリカに移住しロス・フィル首席を務めました。メータ指揮の英雄の生涯、ハリウッド弦楽四重奏団とのシューベルト:弦楽五重奏曲などの録音があります。ピアノのサイデンバーグはアメリカのボルティモア生まれ。室内楽の達人として知られ、ハイフェッツやモリーニと共演。1932年にはジンバリストと共に訪日しています。スメタナ作品は緩徐楽章の無い3楽章構成で、チャイコフスキーと同様に熱気と格調の高さを併せ持つ聴きごたえのある演奏を披露しています。ルドルフ・フィルクスニーはチェコのブルノに生まれ、後にアメリカに移住したピアニスト。ヤナーチェクから直接薫陶を受け、チェコ音楽解釈の第一人者でしたが、室内楽の演奏家としても傑出した評価を得ていました。チェロのファン・デン・バーグはオランダのハーグ生まれ。アメリカに渡り、サンフランシスコ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィルの首席奏者を務めました。(ナクソス・ジャパン)アウトレット10%OFF ¥2,420 (税込)
¥2,178 (税込)
カートに商品が追加されました カートを見る盤質:- S
-
「バーンスタインのコンサートマスター」古典派作品を含むライヴ録音
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85068 / 1009185821 / 2026年04月10日
売切 注文不可【収録内容】1-3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K. 4544-6. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op. 30 No. 17-9. セザール・フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調【演奏者】デイヴィッド・ネイディアン(ヴァイオリン)ジャック・アブラム(ピアノ)録音:1972年1月14日フロリダ、サウスフロリダ大学(ライヴ)復刻プロデューサー:Eric Wen復刻マスタリング:Dennis Patterson収録時間:62分ヴァイオリンを熱愛して独学で演奏したという父のもとに1926年に生まれたネイディアンは、若くして才能を表し、14歳になる前にニューヨーク・フィルと共演。高名なヴァイオリン教師イヴァン・ガラミアンの指導を受けました。第2次大戦中は軍楽隊のコンサートマスターを務め、戦後はフリーランスの音楽家としてスタジオ・ミュージシャンとして活躍。同じ頃、『ドゥニス・コレクション』で知られるディミトリウス・コンスタンティン・ドゥニスの考えに関心を示して研究し、直接指導も受けています。1965年にニューヨーク・フィルのコンサートマスターだったジョン・コリリアーノの後任を選ぶオーディションに参加すると全会一致で採用され、特にバーンスタインからは全幅の信頼を受け、数多くの演奏会や録音で楽団を率いたほか協奏曲のソリストとしても共演。小澤征爾、スタインバーグ、スクロヴァチェフスキといった客演指揮者たちとも古典から近現代までの協奏曲を演奏しました。バーンスタインが音楽監督から退任するとネイディアンも楽団を離れてフリーランスに戻り、ヴァイオリン・セクションのリーダーやソリストとして、ヘレン・メリル、トニー・ベネット、ビリー・ジョエル、坂本龍一らのアルバムに参加しました。一説によればネイディアンはソロ・リサイタルをあまり好まなかったそうで、ソリストとしての録音もごくわずかしかありません。特に古典派作品の録音は少なく、ここに復刻されたモーツァルトとベートーヴェンは貴重です。録音はステレオながらデッドで高音の伸びに欠ける傾向がありますが、ヴァイオリンの音をかなりオンでとらえており、フランクも含めて豊かなヴィブラートと品格のある造形による演奏を楽しめます。1900年前後にヨーロッパに生まれて教育を受けたヴァイオリニストたちに比べると、ボルタメントの使用やテンポの揺れ、個性的な節回しなどは目立たず、演奏スタイルの「現代化」の記録としても注目されます。ピアノのジャック・アブラム(エイブラム)はネイディアンより年長の1915年生まれ。10歳の時にヨーゼフ・ホフマンに見いだされてカーティスで学び、後にジュリアードでアーネスト・ハッチソンからも指導を受けました。1937年にマクダウェルのピアノ協奏曲第2番をフィラデルフィア管弦楽団と共演してカーネギーホールにデビュー。イギリス音楽で高い評価を得て、ブリテンのピアノ協奏曲をストコフスキー指揮でアメリカ初演しました(ナクソス・ジャパン)¥2,420 (税込)ご注文できません -
米コロンビア最初期の録音集 / アウアーのレガシー・シリーズ
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85067 / 1009165081 / 2026年02月27日
売切 注文不可【収録内容】1. ヘンリク・ヴィエニアフスキ:ロマンス - ヴァイオリン協奏曲第2番より 録音:1918年6月17日 初出:Columbia 49447 (49447)2. フレデリック・ショパン:夜想曲 ホ短調 Op. 72 No. 1(アウアー編) 録音:1918年6月18日 初出:Columbia 49448 (49448)3. フリッツ・クライスラー:ウィーン風カプリース Op. 2 録音:1918年6月18日 初出:Columbia 49449 (49449)4. フランツ・シューベルト:セレナード - 歌曲集「白鳥の歌」より(エルマン編) 録音:1918年6月20日 初出:Columbia 49453 (49453)5. ロベルト・シューマン:トロイメライ Op. 15 No. 7(ヒュルヴェック編) 録音:1918年6月20日 初出:Columbia 77899 (77899)6. ジェイコブ・サンドラー:Eili, Eili 神よ、神よ 録音:1918年10月15日 初出:Columbia 49526 (49526)7. セザール・キュイ:オリエンタル Op. 50 No. 9 録音:1918年10月22日 初出:Columbia 78138 (78138)8. アントニン・ドヴォルザーク:ユーモレスク Op. 101 No. 7(レーフェルト編) 録音:1918年10月22日 初出:Columbia 49454 (49454)9. パブロ・サラサーテ:ツィゴイネルヴァイゼン Op. 20 録音:1918年12月13日 初出:Columbia 49564 (49564)10. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ - 弦楽四重奏曲第1番より 録音:1919年4月25日 初出:Columbia 49624 (49624)11. イェネー・フバイ:ヘイレ・カティ Op. 32 録音:1919年5月7日 初出:Columbia 49630 (49630)12. アシル・シモネッティ:マドリガル 録音:1919年10月20日 初出:Columbia 78746 (78746)13. チャールズ・サマー・モリソン:瞑想曲 録音:1919年10月27日 初出:Columbia 49685 (49685)14. アルフレッド・マルギス:Valse bleue 録音:1919年10月27日 初出:Columbia 78760 (78760)15. ジョン・ウィリアム・ケレッテ:I’m Forever Blowing Bubbles 録音:1919年11月7日 初出:Columbia 78798 (78798)16. アルフレード・ダンブロージオ:カンツォネッタ Op. 6 No. 1 録音:1919年11月9日 初出:Columbia 49689 (49689)17. ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番(ヨアヒム編) 録音:1919年11月17日 初出:Columbia 49690 (49690)18. チャイコフスキー:カンツォネッタ - ヴァイオリン協奏曲より 録音:1920年3月23日 初出:Columbia 49771 (49771)19. クサヴァー・シャルヴェンカ:ポーランド舞曲 録音:1920年3月26日 初出:Columbia 78747 (78747)20. クライスラー:愛の喜び 録音:1920年10月27日 初出:Columbia 49904 (49904)21. セシル・シャミナード:スペイン風セレナード Op. 150 録音:1920年10月28日 初出:Columbia 33027 D (79488)【演奏者】トーシャ・ザイデル(ヴァイオリン)ルイス・グルーエンバーグ(ピアノ)…1-6、8、9ハリー・カウフマン(ピアノ)…11-17、19-21スタジオ・オーケストラ…7、10、18復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング:Andrew Walter総収録時間:約75分トーシャ・ザイデル(1899-1962)は、オイストラフやミルシテインと同郷のウクライナはオデーサの生まれ。師のアウアーからは1歳3か月違いのハイフェッツと共に「天使と悪魔」と並び称されました。1918年4月にカーネギーホールにデビューして成功を収めるとすぐに米コロンビアに専属契約で迎えられます。ここに収められたのは、その最初期の録音。印象的なのは緩急の差を大きくとるテンポ設定と、現代ではめったに聴かれることが無いような個性的なアーティキュレーション。ツィゴイネルワイゼンは前に進むのをためらっているかのように遅い前半から、後半は大幅にテンポアップしますが、その中にも自在な緩急が付いていて機械的な印象がまったくありません。チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレのような緩やかな曲では、心の中で歌詞を付けて歌っているのではないかと思えるような、個性的で独特な節回しが聴かれます。ニューヨーク・トリビューンの批評家H. E. Krehbielはザイデルの演奏について「疾駆し、燃え上がり、呼吸するような弓使い、堅固にして豊かなトーン、忘れがたい演奏」と評しましたが、100年以上前の録音ながらその片鱗が伝わります。(ナクソス・ジャパン)¥2,420 (税込)ご注文できません -
ザイデルのソナタ / ラビノフの小品 / レオポルト・アウアーのレガシー
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85066 / 1009149527 / 2026年02月13日
売切 注文不可【収録内容】1-3. エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op. 454-7. セザール・フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調録音:1955年頃 Impresario Records B 101 (V-6355)…1-3 1955年頃 Impresario Records A 101 (V-6355)…4-7トーシャ・ザイデル(ヴァイオリン)ハリー・カウフマン(ピアノ)8. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第20番(ヨアヒム編)9. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):スラヴ舞曲 ト短調(クライスラー編)10. パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン11. サラサーテ:序奏とタランテッラ12. イサーク・アルベニス(1860-1909):タンゴ(クライスラー編)13. エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲 ホ短調(クライスラー編)14. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):ホタ(コハンスキ編)15. フリッツ・クライスラー(1875-1962):ジプシーの女16. クライスラー:ジプシー・カプリース録音:1964年 American Decca DL 710101…8-16ベンノ・ラビノフ(ヴァイオリン)スリヴィア・ラビノフ(ピアノ)MONO・・・1-7/疑似ステレオ・・・8-16収録時間:83分復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング:Andrew Walter名教師レオポルト・アウアーの優れた弟子たちを紹介するシリーズ「アウアーのレガシー」にラビノフとザイデルそれぞれが遺した稀少なソロ・アルバムLPの復刻が登場。前半に収められたトーシャ・ザイデル(1899-1962)は、オイストラフやミルシテインと同郷のウクライナはオデーサの生まれ。アウアーはほぼ同年代の二人の弟子、ハイフェッツとザイデルを双璧と見なし「天使と悪魔」と呼びました。ザイデルは1918年4月にカーネギーホールにデビューすると間もなく、RCAのハイフェッツの対抗馬として米コロンビアと契約しましたが、本格的な録音は少なく、特にLP時代の録音ではここに収録されたImpresarioレーベルのものが唯一のようです。解説によれば、これは市販を想定しないプライベート録音だったようで、Schwannのカタログにも載ったことないとのこと。2025年11月中旬時点でdiscogsにも掲載が無く、きわめて貴重な音源と言えそうです。演奏は力強く推進力に富み、緩急のメリハリをはっきりと付けた立派なもの。ザイデルが1925年に入手したストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」の輝かしい音と、それを時に鋭く、時に甘く奏でるテクニックも聴きものです。尚、フランクは1999年にBiddulphからリリースされたLAB 138と同一演奏です。後半に収録されたベンノ・ラビノフ(1908-1975)はアメリカ生まれで、アウアーがアメリカに拠点を移してからの弟子。彼を高く評価したアウアーは、1927年11月、ラビノフのカーネギーホール・デビュー・コンサートで自ら指揮を買って出て、エルガーとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の演奏を成功させました。ラビノフは妻のピアニスト、シルヴィアとのデュオで広く活動し、マルティヌーは彼らのためにヴァイオリンとピアノのための協奏曲を作曲、初演させています。ラビノフもLP時代には録音に恵まれず、遺されたのは2枚だけ。うち1枚はエルマー・オリヴェイラとの共演によるヴィヴァルディの2つのヴァイオリンのための協奏曲(シルヴィア・ラビノフのピアノ伴奏、Paganinianaレーベル)で、当CDに復刻された米Deccaの「Gypsy Violin Classics」が唯一のソロLPとなりました。アルバム・タイトルから連想される通り、超絶技巧、緩急の強烈なコントラスト、緩やかな部分でのむせび泣くようなメロディをたっぷりと味わえる小品を揃えており、聴きごたえがあります。このアルバムは当初モノラルで発売されたのち、疑似ステレオでもリリースされました。当ディスクでは疑似ステレオ盤からCD化しています。1964年と比較的新しい録音のため、高音・低音ともにしっかりと伸びていて硬さもなく、広がりや奥行きも感じられます。(ナクソス・ジャパン)¥2,420 (税込)ご注文できません -
宮城道雄との春の海ほか ビクター録音集
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85065 / 1009137229 / 2025年12月26日
売切 注文不可【収録内容】1-2. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調より 1. 第1楽章 アダージョ 2. 第2楽章 アレグロ 録音:1925年1月28日 原盤:Victor 6497 (matrix C 31809)3. ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調よりメヌエット(ハルトマン編) 録音:1925年11月9日 原盤:Victor 6609 (matrix CVE 33771)4. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): ハフナー・セレナード K. 250よりメヌエット(クライスラー編) 録音:1925年1月28日 原盤:Victor 6497 (matrix C 31812)5. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):春の歌 録音:1926年12月2日 原盤:Victor 1242 (matrix BVE 37066)6. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 嬰ハ短調(ハルトマン編) 録音:1925年11年11月9日 原盤:Victor 6609 (matrix CVE 33770)7. アンリ・ヴュータン(1820-1881):セレニテ Op. 45 No. 5 録音:1925年11月9日 原盤:Victor 1242 (matrix BVE 31863)8. アルフレード・ダンプロージオ(1871-1914):ロマンス ニ長調 Op. 9 録音:1924年4月21日 原盤:Victor 6473 (matrix C 30001)9. フェリックス・ボロフスキ(1872-1956):崇拝 録音:1924年4月21日 原盤:Victor 6473 (matrix C 29424)10. フランシス・トーメ(1850-1909):葉陰にて 録音:1927年1月19日 原盤:Victor 1228 (matrix BVE 29429)11. ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):セレナード Op. 7 録音:1927年12月29日 原盤:Victor 1302 (matrix BVE 41713)12. エンリコ・トセッリ(1883-1926):セレナード Op. 3 No. 1 録音:1927年12月29日 原盤:Victor 1302 (matrix BVE 41712)13. ジェームズ・ブランド(1854-1911):懐かしきヴァージニア 録音:1931年4月15日 原盤:Victor 1552 (matrix BVE 53011)14. サーロー・リューランス(1878-1963):ミネトンカの湖畔 録音:1926年12月3日 原盤:Victor 1228 (matrix BVE 29428)15. チャールズ・マーシャル(1857-1927):僕を呼ぶあなたの声が聞こえた 録音:1926年12月2日 原盤:Victor 1291 (matrix BVE 37063)16. ジェームズ・キャロル・バートレット(1850-1929):夢 録音:1929年4月25日 原盤:Victor 1442 (matrix BVE 51662)17. ウェステル・ゴードン:One Little Dream of Love 録音:1925年11月10日 原盤:Victor 1132 (matrix BVE 31865)18. ギィ・ダルドロ(1858-1936):ビコーズ 録音:1931年4月15日 原盤:Victor 1551 (matrix BVE 53005)19. ヴィクター・ハーバート(1859-1924):ジプシー・ラヴ・ソング 録音:1929年3月1日 原盤:Victor 1402 (matrix BVE 49831)20. ハーバート:キス・ミー・アゲイン 録音:1929年2月4日 原盤:Victor 1402 (matrix BVE 49833)21. レジナルド・デ・コーヴェン(1859-1920):Oh, Promise Me 録音:1927年12月30日 原盤:Victor 1328 (matrix BVE 41715)22. ヘイドン・ウッド(1882-1959):ピカデリーのばら 録音:1926年12月2日 原盤:Victor 1291 (matrix BVE 37062)23. ウッド:愛する庭のばら 録音:1927年12月30日 原盤:Victor 1328 (matrix BVE 41716)24. 宮城道雄(1894-1956):春の海(シュメー編) 録音:1932年 原盤:HMV 13220 (matrix JVE 4374/75)【演奏者】ルネ・シュメー(ヴァイオリン)アーサー・レッサー(ピアノ)…1、2、4ハリー・カウフマン(ピアノ)…3、6、7、17ワルデマール・リアコフスキー(ピアノ)…8、9アンカ・セイドロヴァ(ピアノ、ツィンバロム)…5、10-16、18-23宮城道雄(箏)…24復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア:Raymond Glaspoleマスタリング: Andrew Walterフランス生まれのルネ・シュメー(1887-1977)の米ビクター時代の録音を集めた1枚。先に発売されたHMV録音集(BIDD85064)と合わせて、長らく見過ごされてきたこのヴァイオリニストの魅力を蘇らせる貴重な復刻です。1921年にカーネギーホールに於いてサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番をメンゲルベルクの指揮で演奏、「フランスのクライスラー」と称賛されたシュメーはアメリカでも人気を確立し、ビクター(後のRCA)と契約。クライスラー、エルマン、ハイフェッツらと並び、看板アーティストの証であるレッドシール(日本での通称は「赤盤」)として録音をリリースします。当CDでは、そのビクター時代の録音を復刻。アルバム前半にはクラシック音楽の小品を収録し、後半にはアメリカ市場を意識して、当時愛唱されていたポピュラー・ソングなどの演奏が収められています。モーツァルトのロンドでは、速い主部における無窮動風のスピード感とテクニックの冴えが中間部における典雅な歌と見事な対比を形作り、チャイコフスキーやヴィエニャフスキ、ピエルネなどの小品では自在なイントネーションとポルタメントの使用などにより、かなり濃密な情感の表現を聴かせます。ポピュラー・ソングはカルーソーらが愛唱していたものですが、シュメーは彼らの模倣に留まることなく、ヴァイオリンらしいイントネーションや重音の使用によって聴きがいのある小品に仕上げました。彼女のビクターでの録音は1929年の世界恐慌発生を受けて終わりを告げてしまいますが、その後に収録された唯一の音源が当アルバムの最後に収められた「春の海」。1932年に日本を訪れたシュメーは宮城道雄の演奏する箏に強い関心を示し、箏と尺八のために書かれた彼の作品「春の海」の楽譜を借り受けると、一夜でヴァイオリンと箏のために編曲したと伝えられています。二人の共演で残された当音源が彼女の生涯最後の正規録音となりました。欧米の一流演奏家の来日がまだ珍しかった当時、この「春の海」はいわゆる「West meets East」の先駆的な例であると同時に、日本の伝統音楽やその楽器を「遅れたもの」と見ることなく二重奏としてとりあげたところに、シュメーの開かれた心を感じることができます。1940年代に入るとシュメーの消息は途絶えてしまいますが、先にリリースされたHMV録音集のブックレットによれば、その後も日本の音楽家が何度もパリのシュメー宅を訪れていたと記されており、心温まるエピソードとなっています。(ソニー・ミュージック)¥2,420 (税込)ご注文できません -
日本にも所縁のある1920年代のフランスを代表するヴァイオリニスト 復刻CD
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85064 / 1009123398 / 2025年11月21日
売切 注文不可【収録内容】1. フリッツ・クライスラー(1875-1963):プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ 録音:1920年7月16日 原盤:HMV 3-07920 (matrix HO 4493 af)2-5. ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770): ヴァイオリン・ソナタ ト短調「棄てられたディドーネ」 Op. 1 No. 10 録音:1920年8月16日、1921年1月17日* 原盤:HMV 3-07919, 3-07921、 5-7931* (matrix HO 4492 af, 4494 af and 6041 ae*)6. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 イ短調 Op. 3 No. 6 – ラルゴ 録音:1922年11月3日 原盤:HMV 5-7989 (matrix Bb 2089)7-8. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 録音:1926年8月30日 原盤:DB 964 (matrix Cc 8897)9. ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):交響曲第96番 – メヌエット(ブルメスター編) 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 530 (matrix Bb 3262)10. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ワルツ Op. 91(ブルメスター編) 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 531 (matrix Bb 3263)11. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):ワルツ J. 147(ブルメスター編) 録音:1920年7月16日 原盤:HMV 5-7905 (matrix HO 5783 ae)12-14. エドゥアール・ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op. 21 録音:1921年1月14日 原盤:HMV 3-07936/38 (matrices HO 4497/99 af)15. ラロ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 Op. 20 – ロマンス 録音:1921年1月14日 原盤:HMV 3-07935 (matrix HO 4496 af)16. ズデニェク・フィビク(1850-1900):詩曲 Op. 44 No. 14(クーベリック編) 録音:1922年7月10日 原盤:HMV DA 419 (matrix Bb 1636)17. アシル・シモネッティ(1857-1928):マドリガーレ 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 530 (matrix Bb 3261)18. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):セレナード Op. 15 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 531 (matrix Bb 3264)19. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op. 28 録音:1925年9月28日 原盤:HMV DB 887 (matrix Cc 6789/90)20. ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):華麗なポロネーズ イ長調 Op. 21 録音:1925年10月9日 原盤:HMV DB 964 (matrix Cc 6788)21. エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):アルバムの綴り 録音:1926年8月23日 原盤:first issued on DA 812 (matrix Bb 8867)22. ガブリエル・グロヴレーズ(1879-1944):子守歌 録音:1926年8月23日 原盤:first issued on DA 812 (matrix Bb 8868)23-24. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):23. スペイン民謡組曲 第1番 ムーア人の織物24. スペイン民謡組曲 第6番 ホタ 録音:1926年8月26日 原盤:DA 814 (matrix Bb 8887 & 8890)25. エデ・ポルディーニ(1869-1957):踊る人形 録音:1926年8月30日 原盤:DA 811 (matrix Bb 8899)26. フランツ・ドルドラ(1868-1944):思い出 録音:1926年8月30日 原盤:DA 811 (matrix Bb 8898)【演奏者】ルネ・シュメー(ヴァイオリン)マルグリート・デルクール(ピアノ) …1、2、4、5、7、8、11、21-26アイヴァー・ニュートン(ピアノ)…3ハロルド・クラクストン(ピアノ) …6、12-16、19、20ジェラルド・ムーア(ピアノ) …9、10、17、18ルネ・シュメーは1887年にフランスのブローニュ=シュル=セーヌ(現ブローニュ=ビヤンクール)に生まれた女性ヴァイオリニスト。パリ音楽院で学び、卒業するとコロンヌ管弦楽団のソロ奏者に抜擢され、やがてその名声は国際的に広まります。1904年、17歳のシュメーはヘンリー・ウッドのオーディションでラロのスペイン交響曲を演奏して彼を魅了し、プロムスに抜擢。以後、この曲は彼女の十八番になってゆきます。その後はベルリンでニキシュと、ウィーンではマーラーと共演、1921年にカーネギーホールでサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番をメンゲルベルク指揮で演奏した際は「フランスのクライスラー」と評判になりました。シュメーは1932年に訪日して演奏会を行った他、箏奏者・作曲家の宮城道雄と共演。彼の「春の海」を録音したこともあり、日本で人気がありました。しかし彼女は1938年に国際的な音楽シーンから姿を消してしまいます。1940年代にはパリで散発的にラジオ放送に出演したものの、その後は引退同然となり、足取りもほとんど知られていませんが、当CDに付されたTully Potterの解説によれば彼女を慕う日本の音楽家たちが時折訪れていたとのこと。1977年に90歳の誕生日を目前にして亡くなりました。シュメーの正規録音は1920年から1926年の間に集中しています。この復刻盤で聴く演奏は非常に力強く、推進力のある緩急自在かつ情熱的な節回しは、録音から100年の時を経て聴く人を惹きつけることでしょう。十八番のスペイン交響曲が3つの楽章しか録音されなかったのは惜しまれますが、サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソやヴィエニャフスキの華麗なポロネーズなどに聴く、豊かなポルタメント、細かいヴィブラート、切れの良いスタッカートなどに「チャーミング(魅力的)でスタイリッシュ(かっこいい)」というヘンリー・ウッドの言葉が実感されます。シュメーの演奏だけを集めた復刻盤は国際的に見ても非常に珍しく、Biddulphならではの企画です。(ナクソス・ジャパン)¥2,420 (税込)ご注文できません -
2枚組 1920年前後の演奏スタイルとレパートリー / 英コロンビア&デュオフォン録音集
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85063 / 1009103160 / 2025年10月10日
売切 注文不可【収録内容】英コロムビア録音集【CD1】1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ロマンス 第1番 ト長調 Op. 40 録音:1919年 原盤:Columbia L 1340 (76560/61)2. J. S. バッハ:G線上のアリア(ウィルヘルミ編) 録音:1919年 原盤:Columbia D 1406 (69390)3. ルイ=トゥーサン・ミランドル:メヌエット(ブルメスター編) 録音:1919年 原盤:Columbia D 1405 (69479)4. フランツ・シューベルト:祈り(八重奏曲 D.803 - アンダンテ) 録音:1919年 原盤:Columbia D 1405 (69480)5. シューベルト:子守歌 D 498(エルマン編) 録音:1917年 原盤:Columbia 2747 (65833)6-8. ロベルト・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op. 105 録音:1919年 原盤:Columbia L 1338 & 13339 (76508/10)9. ヨアヒム・ブラームス:F. A. E. ソナタ – スケルツォ 録音:1919年 原盤:Columbia L 1337 (76512)10. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108 – アダージョ 録音:1919年 原盤:Columbia L 1337 (76511)11-12. エドゥアルド・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ長調 Op. 8 録音:1922年6月23日 原盤:Columbia L 1440 (75111/12)13-14. グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 Op. 13 録音:1919年 原盤:Columbia L 1336 (76513/14)15. アイリーン・スレイドによるディジー・ケネディへのインタビュー 録音:1969年4月24日【CD2】1. カミュ・サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op. 28 録音:1919年 原盤:Columbia L 1335 (76558/59)2. アレクサンドル・ザジツキ:マズルカ ト長調 Op. 26 録音:1919年 原盤:Columbia L 1339 (76564)3. フランツ・ドルドラ:舞曲 Op. 96 録音:1916年 原盤:Columbia 2697 (35882)4. アルフレード・ダンブロージオ:カンツォネッタ Op. 6 録音:1917年 原盤:Columbia L 1371 (65831)5. エセル・バーンズ:ぶらんこ 録音:1916年 原盤:Columbia 2697 (35885)6. アルフレード・ミストフスキ:6つの小品による組曲 - ホーンパイプ 録音:1920年 原盤:Columbia D 1412 (69481)7. イラリオン・コスロフ:フィンランドの牧歌 Op. 5 録音:1916年 原盤:Columbia 2698 (65492)8. コスロフ:Melodie tartare 録音:1917年 原盤:Columbia L 1371 (65832)9. シドニー・ローゼンブルーム:ラメント 録音:1917年 原盤:Columbia 2747 (65489)10. ローゼンブルーム:ワルツ・スケルツォ 録音:1917年 原盤:D 1412 (69483)11. ナーンドル・ジョルト:とんぼ 録音:1919年 原盤:Columbia L 1406 (69842)12. フリッツ・クライスラー:愛の喜び 録音:1916年 原盤:Columbia D 1373 (65491)13. エフレム・ジンバリスト:ロシアの舞曲 録音:1917年 原盤:Columbia D 1373 (65834)14. ジンバリスト:ヘブライの旋律と舞曲 録音:1916年 原盤:Columbia 2698 (65490)15. アレクサンドル・クラクアー:パラダイス(クライスラー編) 録音:1926年 previously unissued 未発表音源(WT 8432)デュオフォン録音集16. J. S. バッハ:パルティータ第3番 ホ長調 – プレリュード(クライスラー編) 録音:1926年 原盤:Duophone GS 7006 (Dc 7594)17. クレーマー:ワルツ(ブルメスター編) 録音:1926年 原盤:Duophone GS 7006 (Dc 7593)18. ブラームス:ハンガリー舞曲第2番 ニ短調(ヨアヒム編) 録音:1926年 原盤:Duophone GS 7004 (Dc 7595)19. シリル・スコット:ダンス・ニグロ Op. 58 00.5 録音:1926年 原盤:Duophone GS 7005 (Dc 7859)20. ヨハン・ブランドル:古いリフレイン(クライスラー編) 録音:1926年 原盤:Duophone GS 7004 (Dc 7597)21. 作曲者不詳:ロンドンデリーの歌(オコナー・モリス編) 録音:1926年 原盤:Duophone GS 7005 (Dc 7592)22. フバイ:Plevna Nota op.1 録音:1926年 previously unissued 未発表音源(Dc 7857 and 7858)【演奏者】デイジー・ケネディ(ヴァイオリン)ハミルトン・ハーティ指揮オーケストラ…CD1:1、CD2:1ハミルトン・ハーティ(ピアノ)…CD1:6-14上記以外のピアニスト、不明復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア: Raymond Glaspoleマスタリング: Andrew Walterヴァイオリンの歴史的音源を精力的に復刻するBiddulph、最近は100年余り前の録音にまでアンテナを広げています。デイジー・ケネディは1893年1月にサウス・オーストラリアに生まれ、7歳からヴァイオリンを始めました。15歳の時にオーストラリアを訪れたヤン・クーベリックの目に留まり、彼が自らの師オタカール・シェフチークに推薦してプラハとウィーンで学ぶことになりました。1911年にウィーンとロンドンでデビューして成功を収め、その後はロンドンを拠点に活動。卓越した技巧に加え、彼女のステージでのパフォーマンスが強く人を惹きつけるものであったと伝えられています。第1次世界大戦前後の英国楽壇で、聴衆・作曲家・演奏家から最も人気のあった人物の一人でしたが、人気ゆえの過密スケジュールがたたり、家庭の事情も相まって1937年に引退。1988年にロンドンで亡くなると、遺灰は故郷オーストラリアのアデレード・ヒルズに撒かれました。ナイジェル・ケネディは彼女のいとこの孫にあたります。この時代の録音を聴く上で興味深いのは当時の演奏スタイルとレパートリーを伝えてくれること。ケネディの演奏は基本的に端正ですがポルタメントの使用が時代を感じさせます。速いテンポの曲での確かな技巧に加え、協奏曲の緩徐楽章で「純粋な感情、詩人の感性」と評された抒情的な表現も聞きもの。彼女は「19世紀と20世紀の音楽」と題したコンサート・シリーズを開催していましたが、1920年前後においては、それは「現代音楽」そのものでした。このアルバムにも録音当時には書かれて間もなかった作品が収録されており、資料としても貴重です。レーベルによれば当CDはデイジー・ケネディの正規録音すべてを収録しているとのことですが、それに加えてテスト盤が発見されたフバイのPlevna notaとクラカウアーのパラダイスは初出とのこと。ブックレットにはケネディの写真4点に加え、彼女のレコードの宣伝ポスター、そしてJonathan Woolfによる13ページにも及ぶ詳細で熱い共感のこもった解説(英語のみ)が掲載されています。(ナクソス・ジャパン)¥3,465 (税込)ご注文できません -
ラヴェルやバルトークに名作を書かせたヴァイオリニスト / 英コロンビアに録音した小品を集成
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85056 / 1008993580 / 2025年03月07日
売切 注文不可【収録内容】1. ヴィターリ:シャコンヌ(シャルリエ編)2 .J. S. バッハ:アダージョ(ジロティ編) - トッカータ、アダージョとフーガ BWV564より3. デスプラネス:イントラーダ4. ヴェラチーニ:グラーヴェ(コルティ編)5. パリゾッティ(伝ペルゴレージ):アリエッタ6. ナルディーニ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調より アンダンテ7. グルック:メロディ(クライスラー編)8. クライスラー:ディッタースドルフの様式によるスケルツォ9. クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ10. ブラームス:ハンガリー舞曲 第8番(ヨアヒム編)11. フバイ:ハンガリー詩曲12. ドリーブ:パスピエ(グルエンベルク編)13. ドルドラ:想い出14. ガッティ:バガテル15. クラーマー:シルエット16. アルベニス:タンゴ(ドゥシュキン編)17. ファリャ:ホタ(コハンスキ編)18. モーツァルト:ハフナー・セレナードよりメヌエット ト短調19-21. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K. 216 (カデンツァ無し)【演奏者】イェリー・ダラーニ(ヴァイオリン)コンラート・V・ボス(ピアノ)・・・1,6,7,9,10&17アーサー・バーグ(ピアノ)・・・2-5,8,11-16エオリアン・オーケストラ・・・18-21スタンリー・チャプル(指揮)・・・18-21録音(すべてMONO)/音源(初出盤を使用)1. 1929年3月6日/Columbia 50267-D (matrix W 98637)2. 1931年3月10日/Columbia 2443-D (matrix W 151412)3. 1931年3月10日/Columbia 1744-D (matrix W 148027)4. 1929年3月20日/Columbia 2092-M (matrix W 148114)5. 1931年3月10日/Columbia 2443-D (matrix W 151411)6. 1928年2月9日/Columbia 50165-D (matrix W 98455)7. 1928年2月6日/Columbia 147-M (matrix W 145610)8. 1931年3月10日/Columbia 1774-D (matrix W 147931)9. 1928年2月9日/Columbia 147-M (matrix W 145629)10. 1928年2月7日/Columbia 2061-M (matrix W 145620)11. 1928年2月7日/Columbia 2042-D (matrix W 98641)12. 1929年3月5日/Columbia 2042-D (matrix W 148026)13. 1929年3月21日/Columbia 2092-M (matrix W 148115)14. 1929年3月5日/Columbia 2126-D (matrix W 147939)15. 1929年3月20日/Columbia 50165-D (matrix W 98639)16. 1929年3月5日/Columbia 2126-D (matrix W 147932)17. 1928年2月6日/Columbia 2061-M (matrix W 145614)18. 1925年11月/Vocalion A0244 (matrix 04025)19-21. 1925年11月6日/Vocalion A0242/44 (matrix 04020/24)復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア: Raymond Glaspoleマスタリング: Rick Torresラヴェルのツィガーヌやバルトークの2曲のヴァイオリン・ソナタの来歴を調べたことのある人ならば、それらを献呈され、作曲者と演奏を重ねたヴァイオリニストとしてイェリー・ダラーニの名前に見覚えがあることでしょう。1893年、ハンガリーに3人姉妹の末っ子として生まれたイェリーは、当初ピアノを学んで6歳で初のコンサートを行ったものの、8歳の時に姉アディラのヴァイオリンを指導した人物に才能を見込まれて転向。アディラから6週間の指導を受けた後にブダペスト・アカデミーに合格し、フバイらの指導を受けました。10歳で大叔父ヨーゼフ・ヨアヒムの前でシュポアの協奏曲を演奏、ヨアヒムが将来の指導を約束しますが、イェリーが成長する前にヨアヒムは亡くなってしまい、以後ほとんど独学でヴァイオリンの演奏を続けました。そのこともあってか、姉アディラは洗練されたスタイル、妹イェリーは野生的で奔放とのイメージがありますが、ここに聴く小品の数々では、高音域の敏捷な弓捌きをはじめとする洗練されたテクニックに加え、繊細で甘美な抒情の表出にも長けていたことがわかります。イェリーは10代で姉のアディラ(結婚後の姓ファキーリで知られる)と共にイギリスに移住し、ソロ、姉とのデュオ、マイラ・ヘスとのデュオやトリオなどで活躍。ウィグモア・ホールでのリサイタルはタイムズ紙で「音色で何ができるか、音色とはいかにあるべきかの手本を示した」と称賛され、プロムスには43回も出演。第2次大戦前のヨーロッパ楽壇のミューズとして多くの聴衆、演奏者、作曲家を魅了して、新作の献呈を受け、初演も行いました。レーベルによれば、イェリーが献呈を受けたラヴェルのツィガーヌやバルトークのソナタを彼女が録音した記録は無く、このアルバムでは英コロンビアに吹き込んだ小品録音をすべて復刻したとのこと。盤質が良かったのかSP復刻としてはノイズの少ない音で、またヴァイオリン・メインの収録もあって、艶やかな高音やヴィブラートの使い分けを聞き取ることができます。現代では耳にすることの稀な曲を通じて当時の流行を知ることができるのもこうした復刻の魅力の一つでしょう。余白に収められたモーツァルトはVocalion音源で、ややノイズが多く、またカデンツァがカットされています。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません -
ヴァイオリン小品集 / エルガーの協奏曲(短縮版)
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85062 / 1009048472 / 2025年06月27日
売切 注文不可【収録内容】1-3. エドワード・エルガー(1857-1934):ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61(短縮版) 録音:1916年12月13日 原盤:2-07942/45 (HO 2408/10 & 2412)4. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):白鳥 録音:1904年3月7日 原盤:7962 (5135b)5. アルフレード・ダンブロージオ (1871-1914):カンツォネッタ Op. 6 録音:1904年3月7日 原盤:7996 (5134b)6. フランツ・リース(1755-1846):組曲第3番 ト長調 Op. 34 - 第5曲 無窮動 録音:1904年12月21日 原盤:7989 (6407b)7. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント ニ長調 K. 334 – メヌエット(ブルメスター編) 録音:1904年12月21日 原盤:7991 (6405b)8. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64 – フィナーレ 録音:1904年12月21日 原盤:7990 (6408b)9. ジョセフ・フィオッコ(1703-1741):組曲第1番 ト長調 – アレグロ(オニール編) 録音:1912年5月1日 原盤:3-7947 (Ae 15190)10. フリッツ・クライスラー(1875-1962):ポルポラの様式によるメヌエット 録音:1912年8月24日 原盤:3-7950 (y 15585 e)11. ヨアヒム・ラフ(1822-1882):カヴァティーナ ニ長調 Op. 85 No. 3 録音:1912年8月24日 原盤:07972 (z 6489 f)12. フランツ・シューベルト(1797-1828):楽興の時 Op. 94 No. 3(アウアー編)13. デ・アンジェリス(生没年不詳):ジーグ Op. 2 録音:1912年8月24日 原盤:07973 (z 6492 f)14. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):ソナタ ヘ長調 HWV 363a – ブーレ15. フランソワ・シューベルト(1808-1878):蜜蜂 Op. 13 No. 9 録音:1912年8月24日 原盤:07974 (z 6490 f)16. J. S. バッハ(1685-1750):パルティータ第3番 ホ長調 - ガヴォット(クライスラー編) 録音:1914年4月4日 原盤:3-7971 (Ak 17707 e)17. ニコロ・パガニーニ(1782-1840):常動曲 Op. 11 録音:1914年5月18日 原盤:2-07916 (Al 7960 f)18. トゥール・アウリン(1866-1914):4つの水彩画 – 第2番 フモレスケ 録音:1916年7月18日 原盤:4-7924 (hO 2961 ae)19. ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):サラバンドとタンブーラン(サラサーテ編) 録音:1916年7月19日 原盤:2-07953 (hO 2016 af)20. エドゥアール・ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op. 21 – フィナーレ 録音:1916年7月19日 原盤:2-07934 (hO 2017 af)21. ダンブロージオ:ロマンス Op. 9 録音:1916年7月19日 原盤:2-07938 (hO 2015 af)22. パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):ホタ・アラゴネーサ Op. 27 録音:1918年10月3日 原盤:2-07956 (hO 3476 af)23. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):ユーモレスク Op. 101 No. 7 録音:1924年2月21日 原盤:4-7931 (Bb 4240-2)24. クライスラー:ルイ・クープランの様式による才たけた貴婦人 録音:1924年2月21日 原盤:3-7973 (Bb 4239-1)25. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):メヌエット ト長調 WoO 10 No.2(ブルメスター編) 録音:1924年2月21日 原盤:3-7945 (Bb 4241-1)26. ユージン・グーセンス(1893-1962);古い中国民謡 録音:1924年2月20日 原盤:6-7937 (Bb 4236-3)27. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):ワルツ=エチュード 録音:1924年2月21日 原盤:6-7938 (Bb 4237-1)【演奏者】マリー・ホール(ヴァイオリン)エドワード・エルガー(指揮)オーケストラ…1-3氏名不詳のピアニスト...4-21ハロルド・クラクストン(ピアノ)…22チャールトン・キース(ピアノ)…23-25マルグリット・ティヤール(ピアノ)...26-27復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア:Raymond Glaspoleマスタリング:Rick Torres総収録時間:約83分20世紀の最初の四半期に華々しく活躍し、ヴォーン・ウィリアムズの名曲「揚げひばり」誕生に貢献したマリー・ホール(1884-1956)を聴く1枚。9歳の時に、優れた演奏家で作曲家でもあったエミール・ソーレを感嘆させたというホールですが、家庭に経済的余裕が無く進学を断念。個人教授のレッスン料を稼ぐため、路上などありとあらゆる場所で演奏したと後に述懐しています。エルガーや、「G線上のアリア」で知られるウィルヘルミらの指導を受けた彼女は、17歳でヤン・クーベリックを感心させて推薦を得、プラハ音楽院で名教師として知られたオタカール・シェフチークに師事、翌年のデビュー・リサイタルではカーテンコールが25回にも及んだと伝えられます。その翌年にはロンドンでヘンリー・ウッド指揮クイーンズ・ホール管弦楽団とパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ヴィエニャフスキのファウスト幻想曲を披露してセンセーショナルな成功を収めました。1908年6月に演奏会で居合わせたヴォーン・ウィリアムズの目に留まり、後に彼は「揚げひばり」を作曲して彼女に献呈。ピアノ伴奏版もオーケストラ版もホールのソロで初演されました。1912年12月にはエルガーのヴァイオリン協奏曲を作曲者の指揮で演奏して大きな評判となり、ここに収められた録音に結実します。ただしSPレコードの収録時間の制約から「短縮版」による演奏で、第1楽章と第2楽章が各4分、第3楽章が7分半に切り詰められています。ここに復刻されたのは1904年から24年にかけての演奏。さすがに音質面での制約はありますが、リースやパガニーニの無窮動や常動曲に聴く軽快に弾むような弓捌きは聴いていて楽しく、サン=サーンスの「白鳥」冒頭のポルタメント、ラフのカヴァティーナにおけるヴィブラートの使い方などに当時のスタイルを聴くことが出来ます。ドヴォルザークのユモレスクはゆるやかなテンポでメランコリックに奏でられて印象的。バッハ、ヘンデル、ルクレールの作品はバロック音楽の演奏史における貴重なドキュメントでもあります。(ナクソス・ジャパン)¥2,200 (税込)ご注文できません -
イェリー・ダラーニ(ヴァイオリン) / フェリックス・サモンド、ガスパール・カサド(チェロ)
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85061 / 1009029565 / 2025年05月23日
売切 注文不可【収録内容】フランツ・シューベルト(1797-1828):1-4. ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D 898, Op. 99 1. I. Allegro moderato 2. II. Andante un poco mosso 3. III. Scherzo: Allegro 4. IV. Rondo: Allegro vivace5-7. ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D 664, Op. 120 5. I. Allegro moderato 6. II. Andante 7. III. Allegro ヨハネス・ブラームス(1833-1897):8-11. ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 Op. 87 8. I. Allegro moderato 9. II. Andante con moto 10. III. Scherzo: Presto 11. IV. Finale: Allegro giocoso【演奏者】マイラ・ヘス(ピアノ)イェリー・ダラーニ(ヴァイオリン)・・・1-4&8-11フェリックス・サモンド(チェロ)・・・1-4ガスパール・カサド(チェロ)・・・8-11録音(MONO)/音源(初出盤)1-4: 1927年12月28日-30日/Columbia C 9509/12 (W 98414/21)5-7: 1928年2月16日&17日/Columbia L 2119/21 (W 98460/64)8-11: 1935年10月25日&27日/Columbia Lx 497/500 (W 7646/53)復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング:Ward Marston総収録時間:約80分マイラ・ヘスと弦楽器奏者達との共演を復刻した「弦のBiddulph」らしいアルバム。ヘスは1916年にロンドンでイェリー・ダラーニと初めて会って意気投合、3歳違いの二人は親友となり、20年以上にわたって共演を重ねました。1928年には『テレグラフ』に「これほど素晴らしいデュオはイザイとブゾーニ以来無かった」と絶賛する記事が出るほどの高い評価を得ています。このアルバムでは英コロンビアへのピアノ三重奏曲の録音を復刻していますが、チェロ奏者も豪華。シューベルトの第1番ではエルガーのチェロ協奏曲の初演者として知られるフェリックス・サモンド、ブラームスの第2番では日本でもなじみ深いガスパール・カサドが参加しています。両曲とも第1楽章では拍をしっかり刻むヘスのピアノに乗って音楽が堂々と進み、緩徐楽章では夢見るような柔らかな音に変貌、スケルツォは小気味よく弾み、明るく粒のそろったピアノの高音は真珠に例えたくなるほど。シューベルトの終楽章は朗々とした歌が生き生きと紡がれてゆき、ブラームスでは非常にエネルギッシュ。彼女はこの前年に大きな手術をして体調を崩していましたが、それが信じられないほどの燃えようです。ダラーニのテクニックと高音の輝かしさも見事で、特徴的なポルタメントもしっかり録音されています。チェロの二人が彼女らに伍して引けをとらないことは言うまでもありません。ヘスはブラームスの第2番を戦後シゲティ&カザルスと録音しており、そちらが有名になった分、このSP時代の録音はほぼ埋もれた状態でした。このCDは貴重な復刻です。間にはさまれたシューベルトのピアノ・ソナタは「おまけ」のように見えますが、彼女の演奏を味わうには最適かもしれません。第1楽章はアレグロ・モデラートの指定ながら、ゆったりと優雅な歩みで楽想を愛でてゆくよう。第2楽章アンダンテもほとんどアダージョのようで優美の極み。第3楽章では一転して快速なテンポ。輝くような音色と躍動的な演奏が爽快かつチャーミングです。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません -
1939年に行われた放送用のライヴ音源
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85060 / 1009024209 / 2025年05月02日
売切 注文不可【収録内容】ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):1-4.弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op. 18 No. 2 1. I. Allegro 2. II. Adagio cantabile – Allegro – Tempo I 3. III. Scherzo: Allegro 4. IV. Allegro molto, quasi presto5-8. 弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op. 18 No. 4 5. I. Allegro ma non tanto 6. II. Andante scherzoso quasi allegretto 7. III. Menuetto: Allegretto 8. IV. Allegro – Prestissimo ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):9. 弦楽四重奏曲 ト長調 K 387 – III. Andante cantabile10-11. ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第2番 変ロ長調 K 424 より 10. I. Adagio – Allegro 11. II. Andante cantabile【演奏者】プリムローズ弦楽四重奏団オスカー・シュムスキー(第1ヴァイオリン)ジョーゼフ・ギンゴールド(第2ヴァイオリン)ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)ハーヴェイ・シャピロ(チェロ)1939年の放送音源による復刻プロデューサー: Eric Wenマスタリング: Dennis Patterson総収録時間:65分全曲初出。プリムローズ弦楽四重奏団の放送用ライヴ音源トスカニーニのために腕利き奏者を集めて旗揚げしたNBC交響楽団、その中から更に選りすぐりの演奏家たちが1938年に結成したのがプリムローズ弦楽四重奏団でした。プリムローズは「我々よりも演奏能力に秀でたカルテットは過去には存在しなかったと信じている」と明言しており、その演奏は実際に高い評価を得て、RCAは録音曲の選択を白紙委任していたと伝えられます。しかし、第2次世界大戦が起きてアメリカが戦時経済に移行すると、1942年に音楽家組合が商業録音を自粛する取り決めを行い、その後メンバーが他のオーケストラやソロ活動に転身するなどしたため、録音はごくわずかしかありません。プリムローズはベートーヴェンの弦楽四重奏曲に格別の愛着を持っており、演奏会でもとりあげ、RCAで全曲録音する企画を立てました。しかし、上述のような事情で1曲も録音することなくカルテットは活動停止してしまいました。Biddulphが今回発掘したのは1939年に行われた放送用のライヴ音源。幻に終わった彼らのベートーヴェン演奏を2曲聴けるのが貴重です。余白にはモーツァルト作品の一部を収録。K 424の演奏者名はクレジットされていませんが、ヴィオラがプリムローズなのは間違いないとして、ヴァイオリンは彼が「これまで出会った中で最高のヴィルトゥオーゾ」と称えたシュムスキーか、あるいはプリムローズと同じイザイ門下のギンゴールドか、想像しながら聴くのも楽しいでしょう。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)盤質:- S
-
20世紀前半の英国楽壇を代表するヴァイオリニスト
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85057 / 1009017193 / 2025年04月18日
売切 注文不可【収録内容】1-3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K. 219 (カデンツァ…第1楽章&第3楽章:ヨーゼフ・ヨアヒム)※モーツァルトの第2楽章と第3楽章に少しカットがあります4-7. ヨハネス・ブラームス(1833-1897): ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 1088-11. セザール・フランク(1822-1890): ヴァイオリン・ソナタ イ長調【演奏者】アーサー・カテラル(ヴァイオリン)ハミルトン・ハーティ指揮のオーケストラ…1-3ウィリアム・マードック(ピアノ)…4-11録音(すべてMONO):音源(初出盤を使用)1924年4月/Columbia L1592/95 (matrices AX400/407)…1-31923年11月18日/Columbia L1535/37 (matrices AX223/28)…4-71923年11月18日、1924年4月11日/Columbia 67164/67 [set M-33](matrices AX229/34 and AX413/14)…8-11復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング: Bryan Bishopアーサー・カテラルは履歴を見てもわかるように、20世紀前半のイギリス音楽界を代表する存在である。従って、彼が残した録音は、その当時の空気を知ろうと思った時、どんな文献よりも重要な記録であることがわかる。彼の録音の大半がラッパ吹き込み(アコースティック)であったためか、彼の特質は一部の愛好家に知られていただけだが、今回初めて単体のCDにまとめられたのは大きな喜びである。カテラルの演奏の良いところは、誰にもたちどころにその個性が聴き取れること。まず耳につくのは、この時代の奏者に共通するポルタメントである。これを彼は非常に多用しているのだが、いかにも英国紳士のように、あくまで上品、典雅である。そして、そのテンポの配分や表情の変え方も、実に特徴的で、他の奏者とは全く異なっている。それはたとえば、モーツァルトの協奏曲に顕著であろう。これだけまろやかで個性的な演奏は他にはないと思う。ブラームスのソナタも、冒頭部分を聴いただけで、従来の演奏にはない雰囲気であることが明らかだ。このように濡れた情感こそ、ブラームスの本質ではなかろうか。フランクのソナタはティボーのそれと並び、ラッパ吹き込みされた2大全曲録音であある(部分的な録音はこれら以前にも存在する)。このフランクも非常に美しく、カテラルの音楽性が十全に発揮されている。品格と内容という点では、ティボーになんらひけをとるものではない。ラッパ吹き込みゆえにピアノの立体感に難はあるものの、このソナタを好きな人は、ぜひ聴いて欲しい。3曲の中でモーツァルトとブラームスはともに世界初録音であり、録音史上でも重要である。 --平林直哉アーサー・カテラルは、アルバート・サモンズと共に20世紀前半の英国楽壇を代表するヴァイオリニストで、英コロンビア等に録音も行いましたが、なぜかLP,CDを通じて復刻盤が非常に少なく、当盤は貴重なものです。1883年に音楽家の家庭に生まれたカテラルは早熟の才能を発揮し、9歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を公開の場で演奏。10歳前にハレ管弦楽団のコンサートマスター、ウィリー・ヘスの指導を受けた後、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を初演したアドルフ・ブロツキーに学び、強い影響を受けました。1902年からハレ管の指揮者を務めていたハンス・リヒターがカテラルにほれ込み、バイロイト音楽祭に招いて祝祭管弦楽団と共演。二人はその後何度も共演しています。カテラルの名声はアメリカにも及び、1913年から25年にかけてハレ管のコンサートマスターを務めていた間、1920年にピエール・モントゥー率いるボストン響からコンサートマスターに招かれましたが、英国に残ることを選んで辞退しました。1929年にはエイドリアン・ボールトの下に新設されたBBC交響楽団のコンサートマスターに招かれ、36年まで務めました。カテラルはソロ、室内楽、更には指揮者としても活動し、彼によって初演・英国初演された同時代作品も多数あります。ここに復刻されたモーツァルトとブラームスは史上初の全曲盤だったとのこと。ただしモーツァルトの第2楽章と第3楽章に少しカットがあります。ブックレットには歴史的録音の研究家Jonathan Woolf氏による8ページの解説(英語のみ)とカテラルの写真3点が掲載されています。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません -
Columbia録音集 / ベルギー王宮三重奏団 2枚組
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85058 / 1009017202 / 2025年04月18日
売切 注文不可【収録内容】【CD1】1. ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):パントマイム2. ラモー:L’indiscrete 軽はずみなおしゃべり3-5. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): ピアノ三重奏曲第4番 ホ長調 K. 5426-9. ロベルト・シューマン(1810-1856): ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 Op. 11010. クロード・ドビュッシー(1862-1918):レントより遅く11. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女12. アルフレード・ダンブロージオ(1871-1914):カンツォネッタ13. ダンブロージオ:セレナード14. ダンブロージオ:A ton reveil あなたが目覚めたとき15. ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):子供の夢 Op. 1416. フェルナン・フイエンス(1862-1965):悲痛な風景17. フイエンス:ユモレスケ18. ウジェーヌ・ヴォス(1883-1952):セレナーデベルギー王宮三重奏団…1-9アルフレッド・デュボワ(ヴァイオリン)…10-18フェルナン・フイエンス(ピアノ) …10-18録音(すべてMONO):音源(初出盤を使用)1929年9月/Columbia LFX 13 (W 52026)…1-21930年5月1日/Columbia LFX 148/49 (WLBX 64/67)…3-51928年12月20、21日/Columbia D 15145/48 (WLX 703/09)…6-91928年1月7日/Columbia D 19042 (matrix WL 848)…101929年3月19日/Columbia D 13095 (matrix WL 1507)…111928年12月19日/Columbia D 13090 (matrix WL 1367)…121931年3月10日/Columbia D 15175 (matrix WLX 928)…131929年3月19日/Columbia D 13095 (matrix WL 1506)…141931年3月10日/Columbia D 15175 (matrix WLX 927)…151928年1月7日/Columbia D 19042 (matrix WL 847)…161928年12月20日/Columbia D 13090 (matrix WL 1368)…171928年12月19日/Columbia D 15144 (matrix WLX 699)…18【CD2】1-3. セザール・フランク(1822-1890): ピアノ三重奏曲第1番 嬰へ短調 Op. 1 No. 14-7. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921): ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Op. 188-10. ホアキン・トゥリーナ(1882-1949): ピアノ三重奏曲第1番 Op. 3511. フェルナン・キネ(1898-1971):シャレードベルギー王宮三重奏団アルフレッド・デュボワ(ヴァイオリン)モーリス・ダンボワ(チェロ)エミール・ボスケ(ピアノ)1929年1月2日/Columbia LFX 6/8 (WLX 732/37)…1-31929年9月/Columbia LFX 10/13 (W 52019/25)…4-71930年5月2日/Columbia LFX 132/34 (WLBX 34/38)1928年12月21日/Columbia D 15148 (WLX 710)復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング: Ward Marston1920年代から30年代にかけて欧州各国でツアーを行い、ヨーロッパ屈指のアンサンブルとの声望を得ていたベルギー王宮三重奏団がコロンビアのベルギー部門に行った録音をBiddulphが復刻。ベルギー王宮三重奏団は19122/23シーズンに創設され、当初メンバーはヴァイオリンがエミール・ショーモン(1878-1942)、チェロがモーリス・ダンボワ(1889-1969)、ピアノがエミール・ボスケ(1878-1959)でした。その後、ヴァイオリンがHectorCrockers(1901-65)を経て1927年からアルフレッド・デュボワ(1898-1949)に代わり、デュボワの死をもって活動を停止しています。3人ともイザイと所縁が深く、ダンボワはイザイの弦楽三重奏団や弦楽四重奏団のメンバーとして活躍し、無伴奏チェロ・ソナタを献呈されました。ボスケもイザイとしばしば共演。デュボワもイザイと共演したほか、その後任としてブリュッセル音楽院の教授に迎えられ、グリュミオーを指導したことは広く知られています。彼らの演奏はフランコ=ベルギー派の典型的なスタイルを伝えるものとして、またモーツァルトから当時の現代音楽であったトゥリーナに至るピアノ三重奏曲がどのように演奏されていたかを伝える貴重なドキュメントです。余白にはデュボワがピアノのフェルナン・フイエンスと共演した小品9曲を収録。ポルタメントを始め、彼の弓使い・指使いがよく伝わる録音となっています。(ナクソス・ジャパン)¥3,465 (税込)ご注文できません -
アコースティック録音時代のヴァイオリン・ソナタ集 / ウィリアム・マードック(ピアノ)
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85055 / 1008987259 / 2025年02月28日
売切 注文不可【収録内容】ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)1-4. ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op. 24「春」(短縮版 ブックレット表示による演奏時間 3:37/3:21/2:02/3:58)5-7. ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op. 47「クロイツェル」(短縮版 3:56/7:58/3:44)セザール・フランク(1822-1890)8-9. ヴァイオリン・ソナタ イ長調より第1楽章&第2楽章(短縮版 3:38/3:29)エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)10-11. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調より第1楽章&第2楽章(短縮版 3:58/3:57)サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912)12-14. ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op. 28(短縮版 7:01/3:54/3:57)ジョン・アイアランド(1879-1962)15-17. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調(短縮版 3:58/7:55/2:47)【演奏者】アルバート・サモンズ(ヴァイオリン)ウィリアム・マードック(ピアノ)録音(すべてMONO)/音源(初出盤を使用)1-4. 1917年10月5日/Columbia L 1231/32 (matrices 76012/15)5-7. 1917年3月7日/Columbia L 1210/11 (matrices 75488/91)8-9. 1916年6月3日、7月5日/Columbia L 1149 (matrices6865/66)10-11. 1916年6月5日/Columbia L 1079 (matrices 6863/64)12-14. 1917年4月15日/Columbia L 1396/97 (matrices75860/63)15-17. 1917年3月7日/Columbia L 1322/23 (matrices75484/87)復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア: Raymond Glaspoleマスタリング: Rick Torres戦前の英国を代表するデュオのアコースティック録音によるヴァイオリン・ソナタのすべてを復刻アルバート・サモンズは1886年に靴職人の家に生まれ、熱心なアマチュア・ヴァイオリニストだった父と兄の手ほどきで演奏を始めました。自作のヴァイオリンでメンデルスゾーンの協奏曲を演奏しているところをビーチャムが聴いて自身のオーケストラにスカウト。ティボーやイザイ、カザルスらに高く評価され、英国を代表するヴァイオリニストとして活躍しました。特にエルガーの録音は今も同曲を語る上での必聴盤の一つとされています。ウィリアム・マードックは1888年にオーストラリアの技師の家に生まれ、法律家を志して勉学を積みながら、奨学金を得てロンドンの王立音楽学校でピアノを学びました。在学中に2度も金メダルを得ながらも法律家への道を歩もうとしていたマードックですが、名歌手クララ・バットのツアーに抜擢されて高い評価を得たことが音楽家への道を決定づけました。サモンズとマードックは第1次大戦中に英国近衛歩兵連隊軍楽隊(グレナディア・ガーズ・バンド)で出会い、意気投合。人気ヴァイオリニストとお気に入りの伴奏者による主従関係のようなデュオが主流だった当時としては異色の、対等のデュオとして高い評価を得ました。このディスクは二人が英コロンビアにアコースティック録音したヴァイオリン・ソナタをすべて復刻したアルバムです。いずれの曲もSPレコードの収録時間に合わせて「短縮」されていますのでご注意ください。レーベルによれば、短縮版ながらすべてこれらの曲の史上最初の録音とのこと。特にコールリッジ=テイラーとアイアランドはこのデュオが初演を行った翌日に収録されたという点でも貴重な記録です。100年以上前の録音なので音質には限界がありますが、ノイズはかなり整理されており、ヴィブラートやポルタメントの使い方などヴァイオリン演奏史に関心のある方には聴きものとなることでしょう。全12ページのブックレットには貴重な写真に加えて、歴史的録音に詳しいJonathan Woolfによる興味深い解説が6ページ掲載されています(英語のみ)。それによれば、これら「短縮版」は演奏者二人が(時に作曲家立会いの下で)音楽的な説得力を保つべく試行錯誤と熟議を重ねて作ったそうで、これも録音史の貴重な証言と言えるでしょう。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません -
ヘンリー・ウッド(指揮)、ウィリアム・マードック(ピアノ)
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85054 / 1008945515 / 2024年12月13日
売切 注文不可エルガー(1857-1934):【収録内容】1-3. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61 1. I. Allegro 2. II. Andante 3. III. Allegro molto4-6. ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op. 82 4. I. Allegro 5. II. Romance: Andante 6. III. Allegro non troppo7-10. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61(抜粋) 7. I. Allegro 8. II. Andante 9. III. Cadenza - 10. Allegro molto【演奏者】アルバート・サモンズ(ヴァイオリン)ニュー・クイーンズホール管弦楽団・・・1-3管弦楽団・・・7-9サー・ヘンリー・ウッド(指揮)ウィリアム・マードック(ピアノ)・・・4-6録音/初出:1929年3月18日/Columbia L 2346/50 (Matrices WAX 4785/94)・・・1-31935年2月2日/Columbia 68392/94 (Matrices CAX 7421/26)・・・4-61916年3月14日/ Columbia L 1071/2 (Matrices WAX 6780/83)・・・7-10エルガーお気に入りのヴァイオリニストによる記念すべき録音を復刻ヴァイオリニストとして音楽家のキャリアを始めたエルガーにとってヴァイオリン協奏曲の作曲は夢の一つ。最初の構想は1890年にさかのぼりますが、実現したのは1910年、フリッツ・クライスラーの求めに応じてでした。そのクライスラーは初演したものの、その後はさほど好んで弾いた形跡も見当たらず、録音もありません。代わってこの曲を広めるのに貢献したのがアルバート・サモンズでした。サモンズは1914年にこの曲を弾いて一躍英国音楽界の注目を集め、その後も折に触れて演奏し、世界初の録音も行いました。また弦楽四重奏団の一員としてエルガーの弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲を初演。ヴァイオリン・ソナタは初演こそ逃したものの、繰り返し演奏しています。エルガーは感謝のしるしに自身が持っていたジェームズ・ダブスの弓をサモンズに進呈しました。サモンズは1886年にロンドン西部の靴職人の家に生まれました。熱心なアマチュア・ヴァイオリニストだった父と兄の手ほどきにより7歳からヴァイオリンを始めるとめきめきと頭角を現し、12歳の時には学校を卒業してアールズ・コートのオーケストラのリーダーに就任。その後も演奏を続けながらイザイの弟子アルフレード・フェルナンデスらにヴァイオリンを学び、カザルス、ティボー、シマノフスキらの知遇を得ました。後にイザイからはトゥルトの弓を贈られ、1911年には英国王ジョージ5世の王室付き音楽家となります。1914年にヴァシリー・サフォノフ指揮ロンドン交響楽団とエルガーのヴァイオリン協奏曲を演奏したサモンズを『サンデー・タイムズ』が「第一級のソリストが突然姿を現した」と絶賛してブレイク。病を得て1948年に引退するまで英国楽壇を代表するヴァイオリニストとして活躍し、ディーリアスのヴァイオリン協奏曲やアイアランドのヴァイオリン・ソナタ第2番を初演、バントックやグーセンスの第1ソナタを献呈されています。また彼がリーダーを務めていたロンドン弦楽四重奏団にはヴォーン・ウィリアムズやブリッジが作品を献呈しています。ここに収められたエルガーのヴァイオリン協奏曲は2種類。トラック7-10はSPレコード2枚(4面)に収めるためにカットされた短縮版で、これが同曲の最初のレコードとなりました。トラック1-3は全曲盤でサモンズの代表盤と呼べるもの。43分台の演奏時間は歴代の同曲録音の中では短い方で、エルガー特有の憂愁を漂わせつつもそれに溺れることなく、格調高く緊張感のある中に歌心と抒情を湛えた名演奏となっています。ヘンリー・ウッドの指揮も様々な楽想を描き分けつつ音楽を大きな流れの中に収めていて見事。年代を考えると音質が良好なのも嬉しいところです。ハイフェッツが1949年に同曲を録音した際、それに先立ってサモンズを尋ねて話し込んだと伝えられていますが、作曲家直伝の解釈を伝える歴史遺産という意義を越えて、同曲録音が増えた今聴いても価値のある演奏と言えるでしょう。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません -
放送録音集
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85053 / 1008927975 / 2024年11月08日
売切 注文不可【収録内容】1. フランシス・スコット・キー:星条旗(ハイフェッツ編) 録音:1942年10月5日2. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調 K. 334より第1楽章 アレグロ3. オットカール・ノヴァーチェク: 常動曲(無窮動) 録音:1945年11月26日4. アンリ・フランソワ・ジョゼフ・ヴュータン:バラードとポロネーズ 録音:1949年1月24日5. エイトール・ヴィラ=ロボス:昆虫の殉教 録音:1942年10月5日6. セルゲイ・ラフマニノフ:メロディ Op. 21-9(ハイフェッツ編) 録音:1954年1月25日7. フリッツ・クライスラー:中国の太鼓 Op. 3 録音:1949年10月24日8. シャルル・グノー:アヴェ・マリア 録音:1951年11月19日9. ミルトン・ドレイク/アル・ホフマン/ジェリー・リヴィングストン:パイド・パイパーズ(Mairzy Doats) リハーサル 録音:1944年3月6日10. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV 1031 - シチリアーノ(アウアー編) 録音:1943年8月30日11.クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op .6 録音:1948年6月21日12. 伝承曲:ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)(クライスラー編) 録音:1943年4月26日13. イェネー・フバイ:ゼフィール Op. 30 録音:1951年9月24日14. ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op. 19 - アンダンテ(ハイフェッツ編) 録音:1945年11月26日15. カロル・シマノフスキ:ノクターン Op. 28 録音:1953年1月26日16. ハインツ・プロヴォスト: 間奏曲(愛の物語) 録音:1943年9月18日17-23. ジャック・ベニーとのコメディ・スキットより 17. エドワード・アーノルドがハイフェッツを紹介する(語り) 18. フランツ・シューベルト:アヴェ・マリア(ウィルヘルミ編) 19. リッカルド・ドリゴ: 火花のワルツ 20. エドワード・アーノルドがジャック・ベニーを紹介する(語り) 21. ジャック・ベニーの独り語り 22. ジャック・ベニーとハイフェッツの対話(語り) 23. エドワード・マクダウェル: 森のスケッチ Op. 51 - 第1曲 野ばらに寄す【演奏者】ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)ベル・テレフォン・アワー合唱団・・・8ベル・テレフォン・アワー・オーケストラ・・・1-9ドナルド・ヴォーヒーズ(指揮)・・・1-9ドナルド・ヴォーヒーズ(チェンバロ)・・・10エマニュエル・ベイ(ピアノ)・・・12-23ジャック・ベニー(ヴァイオリン)・・・23復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア:David Hermannマスタリング:Dennis Pattersonハイフェッツのラジオ番組での「パフォーマンス」を収めたディスクが登場。ここに収められた音源の多くは人気番組だった「ベル・テレフォン・アワー」出演時のもので、聴衆を前にしたハイフェッツの切れ味の良い、滑らかな演奏を満喫できます。おそらくライヴの一発録りと思われますが、重音も、込み入った音符もスルスルと進んでしまうので、時としてオケが遅れそうになってしまうのもかえってリアリティを感じさせます。ヴィエニャフスキのバラードとポロネーズ、ノヴァーチェクの常動曲(無窮動)などは正規録音が無く、この音源は貴重。またヴィラ=ロボスなど当時の現代音楽を盛り込んでいる点も見逃せません。アメリカのラジオらしいのはパイド・パイパーズのリハーサル。出演者との打ち合わせらしいトークで始まり、ブギウギ調の一節をハイフェッツが練習、披露しています。コメディ・スキットでは、大人気コメディアンのジャック・ベニーがサプライズ登場。かつでバンドでヴァイオリンを弾いていたベニーとの楽し気なトークに加え、最後はハイフェッツとベニーがピアノの伴奏でコミカルなデュエットを披露。ブックレットにはこの時の写真が8点も掲載され、ストライプのスーツを着たハイフェッツが真剣な表情でコメディを演じる様子が見られます。ヴァイオリンをクローズアップした録音で、アメリカの音楽家組合が市販用レコード制作を自粛していた期間(1942年8月~1944年11月)の演奏が聴ける点も貴重です。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません -
SPでの協奏曲録音集
- BIDDULPH RECORDINGS / IMPORT / CD / BIDD85052 / 1008908353 / 2024年10月25日
売切 注文不可【収録内容】1-3. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741): ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op. 12 No. 1 RV 317 1. I. Allegro 2. II. Adagio 3. III. Allegro録音: 1931年9月29日 初出:DB 1595/96 (matrices 2B 1490/93)4-6. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1042 4. I. Allegro 5. II. Adagio 6. III. Allegro assai録音:1932年12月2日 初出:DB 1871/73 (matrices 2B 4088/92)7-9. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893): ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35(アウアー校訂版) 7. I. Allegro moderato 8. II. Canzonetta: Andante 9. III. Finale: Allegro vivacissimo録音:1929年12月19、20日 初出:DB 1405/08 (matrices BR 2471/78)10. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):ロマンス第1番 ト長調録音:1932年11月30日 初出:DB 1846 (matrices 2B 4341/42)11. ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調録音:1932年11月30日 初出:DB 1847 (matrices 2B 4343/44)【演奏者】ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)新交響楽団…1-3室内管弦楽団…4-6ロンドン交響楽団…7-11ローレンス・コリングウッド(指揮)…1-3、10-11ジョン・バルビローリ(指揮)…4-9復刻プロデューサー: Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング: Rick TorresSP時代から録音の多いエルマンですが、SPでの協奏曲の全曲録音は意外にも少なく、第2次大戦前のものとなるとここに復刻されたHMV(His Master'sVoice)のものがすべて。バッハとヴィヴァルディの両端楽章は当世の古楽スタイル(HIP)とは趣を異にする、拍をしっかりと刻んで歩を進めてゆく堂々たる演奏。緩徐楽章では古典的な品格を保った中にエルマンらしいカンタービレが聞かれます。チャイコフスキーの協奏曲はエルマンの師アウアーが初演を頼まれたものの「演奏不可能」として一旦は退けた作品。初演こそ他人に譲ったものの、後にアウアーはこの作品の価値を認め、自ら楽譜を校訂して演奏し、弟子たちにも教えました。アウアーの弟子による同曲の録音はこのエルマン盤が最初。楽譜はアウアー版を使っています。約35分のゆったりめのテンポを採り、随所にロマンティックで個性的な歌い回しが聞かれる点は、こんにちのスタイルとは一線を画しています。ベートーヴェンの2曲も甘美でロマンティックな演奏。(ナクソス・ジャパン)¥2,530 (税込)ご注文できません
こちらから
ニュース&特集 NEWS & FEATURES
2026.09.24
トピック
2026.09.04
トピック
2026.09.25
クラシック
2026.09.25
ハードロック・ヘヴィメタル
2026.09.25
映画DVD・ブルーレイ/サントラ
2026.09.24
ノイズ ・ アヴァンギャルド
2026.09.24
ロック・ポップス・インディ
2026.09.24
ヒップホップ・R&B
2026.09.24
ヒップホップ・R&B
2026.09.24
ラテン・ブラジル・ワールド
2026.09.24
ラテン・ブラジル・ワールド
読み込み中...
アーティスト
タイトル
レーベル
詳細検索
読み込み中...