アドルフ・ブッシュによるバッハの協奏曲、イストミン参加のピアノ協奏曲も収録
- 通販番号
- 1009326201
- 発売日
- 12月下旬入荷予定
- EAN
- 4589538836917
商品詳細情報
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 他
【収録内容】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-3. ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052
(録音:1945年5月3日/ 音源:Columbia 71624/29-D[XCO 34624/29])
4-6. ヴァイオリン協奏曲 第1番 BWV 1041
(録音:1943年3月26日タウン・ホールでのライヴ収録)
7-9. ヴァイオリン協奏曲 第2番 BWV 1042
(録音:1942年5月27日/ 音源:Columbia 1911/13-D[XCO 31458/62])
10-12. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
(録音:1942年4月26日、5月27日/ 音源:Columbia 71674/75-D[XCO 34630/33])
【演奏者】
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン、指揮)
ユージン・イストミン(ピアノ)…1-3
フランセス・マグネス(第2ヴァイオリン)…10-12
ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ
復刻プロデューサー:Eric Wen
復刻エンジニア&マスタリング:Andrew Walter
収録時間:72分
アドルフ・ブッシュは無伴奏ソナタとパルティータのみならず、弾き振りで管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲などのバッハ作品を録音し、SP時代から高い評価を得ていました。ここではヴァイオリン協奏曲の3曲に加えてイストミンを迎えたピアノ協奏曲第1番も復刻しています。1942年収録の第2番と2つのヴァイオリンのための協奏曲は状態の良い原盤からの復刻のようで、ノイズは少なく、この時代の復刻としては音質も良好。ブッシュの演奏技法を細部まで観察できます。ブッシュはなぜか第1番をレコード録音することはなく、ここに収録されたのはコンサートの記録録音で、以前Music&Artsから「Adolf Busch PlaysBach and Beethoven in Wartime New York」として出たものと同じ音源と思われます。音質は第2番などに比べるとやや劣りますが、ブッシュの解釈を知る上で貴重な音源です。この作品の通奏低音(ピアノ)はルーカス・フォスが担当。
ブッシュたちの解釈でこんにちのバッハ演奏との差を大きく感じるのはアダージョやアンダンテの楽章で、テンポの遅さとあいまって悲痛さや重苦しく深沈とした表現が印象的です。速いテンポの楽章では今日と異なるアクセントやフレージングが方々に見られ、「ドイツの正統」とされていた解釈を知る上で貴重な資料となっています。2つのヴァイオリンのための協奏曲で共演しているマグネスは早くから才能を発揮した女性奏者で、ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズのメンバーも務めました。イストミンは、ロシア移民で声楽家の両親のもとに生まれ、早くからジロティに見いだされて薫陶を受けてロシア・ピアニズムを身に着けた後、ルドルフ・ゼルキンにドイツ流の解釈を学ぶと共にブッシュに紹介されて繰り返し共演しています。
ところで世界で初めてリリースされたクラシック音楽のLPレコードについて、一般的にはミルシテインのメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(米コロンビアML4001)とされていますが、このCDの後半2曲を収めたもの(ML 4002)であったという説があり、当盤に寄せられたTully Potterの解説(英文)でもその立場を採っています。
(ナクソス・ジャパン)
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