日本にも所縁のある1920年代のフランスを代表するヴァイオリニスト 復刻CD
- 通販番号
- 1009123398
- 発売日
- 2025年11月21日
- EAN
- 4589538827267
商品詳細情報
【収録内容】
1. フリッツ・クライスラー(1875-1963):プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ 録音:1920年7月16日 原盤:HMV 3-07920 (matrix HO 4493 af)
2-5. ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770): ヴァイオリン・ソナタ ト短調「棄てられたディドーネ」 Op. 1 No. 10 録音:1920年8月16日、1921年1月17日* 原盤:HMV 3-07919, 3-07921、 5-7931* (matrix HO 4492 af, 4494 af and 6041 ae*)
6. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 イ短調 Op. 3 No. 6 – ラルゴ 録音:1922年11月3日 原盤:HMV 5-7989 (matrix Bb 2089)
7-8. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 録音:1926年8月30日 原盤:DB 964 (matrix Cc 8897)
9. ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):交響曲第96番 – メヌエット(ブルメスター編) 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 530 (matrix Bb 3262)
10. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ワルツ Op. 91(ブルメスター編) 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 531 (matrix Bb 3263)
11. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):ワルツ J. 147(ブルメスター編) 録音:1920年7月16日 原盤:HMV 5-7905 (matrix HO 5783 ae)
12-14. エドゥアール・ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op. 21 録音:1921年1月14日 原盤:HMV 3-07936/38 (matrices HO 4497/99 af)
15. ラロ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 Op. 20 – ロマンス 録音:1921年1月14日 原盤:HMV 3-07935 (matrix HO 4496 af)
16. ズデニェク・フィビク(1850-1900):詩曲 Op. 44 No. 14(クーベリック編) 録音:1922年7月10日 原盤:HMV DA 419 (matrix Bb 1636)
17. アシル・シモネッティ(1857-1928):マドリガーレ 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 530 (matrix Bb 3261)
18. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):セレナード Op. 15 録音:1923年7月12日 原盤:HMV DA 531 (matrix Bb 3264)
19. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op. 28 録音:1925年9月28日 原盤:HMV DB 887 (matrix Cc 6789/90)
20. ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):華麗なポロネーズ イ長調 Op. 21 録音:1925年10月9日 原盤:HMV DB 964 (matrix Cc 6788)
21. エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):アルバムの綴り 録音:1926年8月23日 原盤:first issued on DA 812 (matrix Bb 8867)
22. ガブリエル・グロヴレーズ(1879-1944):子守歌 録音:1926年8月23日 原盤:first issued on DA 812 (matrix Bb 8868)
23-24. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
23. スペイン民謡組曲 第1番 ムーア人の織物
24. スペイン民謡組曲 第6番 ホタ 録音:1926年8月26日 原盤:DA 814 (matrix Bb 8887 & 8890)
25. エデ・ポルディーニ(1869-1957):踊る人形 録音:1926年8月30日 原盤:DA 811 (matrix Bb 8899)
26. フランツ・ドルドラ(1868-1944):思い出 録音:1926年8月30日 原盤:DA 811 (matrix Bb 8898)
【演奏者】
ルネ・シュメー(ヴァイオリン)
マルグリート・デルクール(ピアノ) …1、2、4、5、7、8、11、21-26
アイヴァー・ニュートン(ピアノ)…3
ハロルド・クラクストン(ピアノ) …6、12-16、19、20
ジェラルド・ムーア(ピアノ) …9、10、17、18
ルネ・シュメーは1887年にフランスのブローニュ=シュル=セーヌ(現ブローニュ=ビヤンクール)に生まれた女性ヴァイオリニスト。パリ音楽院で学び、卒業するとコロンヌ管弦楽団のソロ奏者に抜擢され、やがてその名声は国際的に広まります。1904年、17歳のシュメーはヘンリー・ウッドのオーディションでラロのスペイン交響曲を演奏して彼を魅了し、プロムスに抜擢。以後、この曲は彼女の十八番になってゆきます。その後はベルリンでニキシュと、ウィーンではマーラーと共演、1921年にカーネギーホールでサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番をメンゲルベルク指揮で演奏した際は「フランスのクライスラー」と評判になりました。
シュメーは1932年に訪日して演奏会を行った他、箏奏者・作曲家の宮城道雄と共演。彼の「春の海」を録音したこともあり、日本で人気がありました。しかし彼女は1938年に国際的な音楽シーンから姿を消してしまいます。1940年代にはパリで散発的にラジオ放送に出演したものの、その後は引退同然となり、足取りもほとんど知られていませんが、当CDに付されたTully Potterの解説によれば彼女を慕う日本の音楽家たちが時折訪れていたとのこと。1977年に90歳の誕生日を目前にして亡くなりました。
シュメーの正規録音は1920年から1926年の間に集中しています。この復刻盤で聴く演奏は非常に力強く、推進力のある緩急自在かつ情熱的な節回しは、録音から100年の時を経て聴く人を惹きつけることでしょう。十八番のスペイン交響曲が3つの楽章しか録音されなかったのは惜しまれますが、サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソやヴィエニャフスキの華麗なポロネーズなどに聴く、豊かなポルタメント、細かいヴィブラート、切れの良いスタッカートなどに「チャーミング(魅力的)でスタイリッシュ(かっこいい)」というヘンリー・ウッドの言葉が実感されます。シュメーの演奏だけを集めた復刻盤は国際的に見ても非常に珍しく、Biddulphならではの企画です。
(ナクソス・ジャパン)
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