作曲家が活躍した時代に製造された歴史的オルガンで演奏
- 通販番号
- 1009105270
- 発売日
- 2025年10月23日
- EAN
- 4589538826826
商品詳細情報
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713–1780):
【収録内容】
オルガンのための6つのソナタ
1-3. ソナタ第1番 ハ長調Krebs-WV 832
4-6. ソナタ第2番 ト長調Krebs-WV 833
7-9. ソナタ第3番 変ロ長調Krebs-WV 834
10-12. ソナタ第4番 ニ長調 Krebs-WV 835
13-15. ソナタ第5番 ホ長調 Krebs-WV 836
16-18. ソナタ第6番 ニ短調 Krebs-WV 837
【演奏者】
クリスティアン・シュミット(オルガン/クロイツブルク1733-1735年製造)
録音:2013年9月ドイツ、ドゥーダーシュタット、聖キリアクス教会
総収録時間:55分
1713年、テューリンゲンに生まれたヨハン・ルートヴィヒ・クレープスは、ヨハン・ゼバスティアン・バッハに学んだオルガニストの父ヨハン・トビアスから教育を受け、1726年にはライプツィヒの聖トーマス学校に入学しました。そこで音楽の才能を発揮し、バッハ率いるコレギウム・ムジクムのメンバーに加わってチェンバロ、ヴァイオリン、リュート奏者として活躍。バッハからは作曲も学び、作曲家としての活動も始めています。バッハはクレープスの才能を高く評価しており、「小川に住む良い蟹」(ドイツ語で、バッハは「小川」、クレープスは「蟹」)という言葉を残したという逸話があります。その後、アルテンブルクで宮廷オルガニストの地位を得、亡くなるまでその地位にとどまり、オルガン曲をはじめ、カンタータや室内楽など数多くの作品を残しましたが、それ以上の要職には恵まれませんでした。その理由の一つには、バッハの厳格な対位法を受け継いだクレープスの作風がすでに時代遅れになっていた点が挙げられます。バッハの晩年の高弟として実力を認められながら、その巨大な存在の影に隠れていたクレープスですが、2009年、彼が活躍したアルテンブルクで教会オルガニストを務めていたフェリックス・フリードリヒがその体系的な作品集を出版したことにより、注目を集めるようになりました。フリードリヒはクレープスの作品を調査・研究する過程で、クラヴィーアのための6つのソナタが書かれた写本を発見し、2011年にその校訂譜を出版しました。
この6つのソナタは、3楽章形式の「室内ソナタ」の形式を踏襲しながら、バッハ譲りの高度な対位法、洗練された旋律と和声などが織り込まれ、クレープスの優れた作曲の才能を知ることが出来るものです。演奏のクリスティアン・シュミットはバロックから現代までの幅広いレパートリーを持つドイツの名オルガニストで、サイモン・ラトルとベルリン・フィルをはじめ、ダニエル・バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリン、パーヴォ・ヤルヴィとフィラデルフィア管弦楽団など世界的な指揮者やオーケストラと共演しています。また日本では、2017年にヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団との共演で、細川俊夫のオルガン協奏曲「抱擁」を世界初演し、話題を呼びました。cpoからはメンデルスゾーンのオルガン作品集(555484)、ヴィドールの「オルガン交響曲集」(777706)をリリースしています。この録音では、ドイツの教会に残るクレープスが活躍した時代に製造された歴史的オルガンで、クレープスのソナタを高い技術で華麗に演奏しています。
ジャケット絵画:マティアス・メリアン「マイセンのアルテンブルク公爵の邸宅」(トポグラフィカ・ゲルマニエ、フランクフルト1650年刊より)
(ナクソス・ジャパン)
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