フランドルの驚異 - 皇帝カール5世に寄せる追悼礼拝音楽
- 通販番号
- 1009205821
- 発売日
- 2026年05月15日
- EAN
- 4589538830717
商品詳細情報
【収録内容】
~入祭の行進~
1. 伝承曲(北アフリカ): Taqsim タクシム(即興による前奏)
2. クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558)&マテオ・フレチャ(1481頃~1553): La guerre 戦争~La Bomba 驚異(『エンサラーダ』より)
~入祭の儀~
3. ルイス・ナルバエス(1500頃-1555): Mille regres 千々の悲しみ(皇帝の歌)
~キリエ(憐みの讃歌)~
4. クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553): Kyrie - Missa Mille regretz キリエ(『ミサ・ミル・ルグレ〔「千々の悲しみ」のミサ曲〕』より)
5. 伝承曲(アラブ=アンダルシア): Nawa athar ナワ・アタル
~昇階唱~
6. ニコラ・ゴンベール(1495-1560): Musae Jovis ユピテルに仕える諸芸神たちよ
~詠唱~
7. パリの楽匠アルベルトゥス(生年不詳~1177頃): Congaudeant catholici いざ共に歓呼せん、神に従う者たちよ (『教皇カリクトゥス2世の写本』〔1140頃〕より)
~続唱~
8. フアン・デル・エンシーナ(1468-1529): Una sanosa porfia むきになってみたところで
9. 作者不詳: Ad mortem festinamus われら死をめざして走らん (『モンセラートの朱い本』より)
10. トマ・クレキヨン(1505頃-1557頃): Mem - Lamentationes hieremiae profhetae メム(『預言者エレミアの哀歌』より)
~奉献唱~
11. 伝承曲(セファルディ・ユダヤ)Irme kero madre a Yerushalayim お母さん、わたしエルサレムに行きたい
12. 伝承曲(モサラベ聖歌): Vidi sub ara Dei わたしは見た、神の祭壇のもと
~サンクトゥス(感謝の讃歌)~
13. ペドロ・デ・エスコバル(1465頃-1535頃): Sanctus & Benedictus - Missa pro defunctis サンクトゥス~ベネディクトゥス(『死者のためのミサ曲〔レクイエム〕』より)
14. マルブリアヌス・デ・オルト(1460頃-1529): Gimel - Lamentationes hieremiae prophetae ギメル(『預言者エレミアの哀歌』より)
~アニュス・デイ(平和の讃歌)~
15. エスコバル: Agnus dei - Missa pro defunctis アニュス・デイ(『死者のためのミサ曲』より)
~聖体拝領~
16. アントニオ・デ・カベソン(1510-1566): Magnificat マニフィカト
~赦しの秘蹟~
17. フレチャ: El fuego 炎(『エンサラーダ』より)
18. モラレス: Parce mihi, Domine 主よ、わたしを見逃してください
【演奏者】
ラ・タンペート(声楽&古楽器アンサンブル)
シモン=ピエール・ベスティオン(指揮)
〔独唱〕エレーヌ・リショー(ソプラノ)
アクセル・ヴェルネ(アルト)
ファニー・シャトラン(コントラルト)
マルコ・ファン・バーレン、エドゥアール・モンジャネル(テノール)
ルネ・ラモス=プルミエ(バス・バリトン)
イマノル・イラオラ(バス)
録音: 2025年3月 パリ、サンテスプリ・プロテスタント教会
収録時間: 83分
ハプスブルク家の権勢をもって世界に君臨し続けたスペイン王カルロス1世=皇帝カール5世(1500-1558)。天才的政治力に加え、文化諸領域に明敏なセンスを発揮したこの君主は幼少期を過ごしたフランドル地方(現ベルギー)の多声音楽を愛し、スペインの優れた作曲家たちにも援助を惜しみませんでした。そんな破格の為政者が亡くなる数か月前、臣下たちを総動員して自ら棺桶に横たわり、自身の葬儀をリハーサルさせたという逸話にインスパイアされたのが、古楽と現代音楽を組み合わせたステージパフォーマンスで知られるラ・タンペートの音楽監督シモン=ピエール・ベスティオン。カトリックの追悼ミサ式次第をなぞる形でプログラムを組み、在位中の諸事件を各章に重ねながら、死者追悼を越えた豪傑の回想物語のごとく起伏豊かな音絵巻を織り上げました。スペイン・ルネサンス屈指の作曲家たちの教会音楽が折々に器楽伴奏を添えられ端正かつ起伏に富んだ演奏で響く中、折々に北アフリカや中近東など異教文化圏の伝統音楽も入り混じるプログラムは実にスリリング。勇壮・痛快なルネサンス金管の響きもさることながら、ヴァイオリン独奏に依田幸司、ガンバにロバン・ファロ、ドゥルツィアン&リコーダーにアナイス・ラマージュとリュシル・テシエ、存在感ある打楽器奏者は名手ミシェル・クロードと器楽勢も精鋭揃い。歴史探訪の面白さと音楽性が最上の形で交錯、古楽ファンならずとも前のめりで聴き進めてしまうこと必至の充実アルバムに仕上がっています
(ナクソス・ジャパン)
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