ボストン古楽音楽祭アンサンブルによる「オラトリオの父」の代表曲
- 通販番号
- 1009240705
- 発売日
- 2026年06月25日
- EAN
- 4589538832636
商品詳細情報
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):
【収録内容】
1. モテット「この地上に生きる人間は兵役にあるようなもの」
2. モテット「このとおり、わたしたちは何もかも捨ててあなたに従って参りました。」
3. モテット「天から響くのを聞いた」
4. モテット「地獄よ、門を開け」
5-6. オラトリオ『ソロモンの審判』
7. モテット「われ主に感謝せん」
8-10. オラトリオ『イェフタの物語』
【演奏者】
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
アマンダ・フォーサイス、ダニエレ・ロイター=ハラー、サラ・ハヤシ(ソプラノ)
セシリア・デュアルテ(メゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・リーズ、アーロン・シーハン(テノール)
フェリックス・シュヴァントケ(バス)
ボストン古楽音楽祭室内アンサンブル(古楽器使用)
ポール・オデット&スティーヴン・スタッブス(音楽監督)
録音:2024年8月14日&2025年1月18-24日ドイツ、ブレーメン・ゼンデザール
収録時間:74分
聖書や宗教的題材に基づいた大規模な声楽曲であるオラトリオというジャンルの最初の巨匠として、「オラトリオの父」と呼ばれるカリッシミの代表作を収めたアルバム。カリッシミは1605年にローマ近郊に生まれ、20歳でアッシジの礼拝堂に職を得た後、ローマのドイツ人神学校「コレギウム・ゲルマニクム」附属の聖アポリナリス教会の楽長となり、亡くなるまでその地位にありました。優れた教育者としても知られ、シャルパンティエ、ケルル、ボノンチーニ、コロンナ、A.スカルラッティら数多くの作曲家たちが彼の薫陶を受け、その影響力はイタリアを超え、フランスやドイツにまで及びました。その声望は非常に高く、古代ギリシャの伝説的な音楽家アリオンになぞらえて、「ローマのアリオン ARION ROMANUS」とまで呼ばれたほど。
『イェフタの物語』はカリッシミの代表作であるだけでなく、オラトリオというジャンルを確立した歴史上重要な作品。旧約聖書の士師記に基づく悲劇で、敵対するアンモン人に勝利したものの、その代償として神に誓った通り娘を犠牲に捧げなければならないイスラエルの士師イェフタの嘆きの歌が聴きものです。『ソロモンの審判』は旧約聖書の列王記の中の有名なエピソードが題材。ある赤ん坊を自分の子だと主張して譲らない2人の女性をめぐり、ソロモン王は子供を割いて2人で分けよと命じ、泣く泣く赤ん坊を譲ろうとした女性を真の母親と認めたという「ソロモンの裁き」の様子が劇的に音楽で表現されています。これら2曲に加えてモテットが5曲収録され、カリッシミの優れた作曲法を知ることができます。現存するカリッシミの作品を収めた写本には通奏低音のみが記載されていますが、稀にヴァイオリンなどの弦楽器パートが記載されているものあり、この録音では、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ、ダブルベース、リュート、バロック・ギター、テオルボ、バロック・ハープ、チェンバロ、オルガンといった豊富な通奏低音に加えて、2つのヴァイオリンも参加した形で色彩豊かに演奏されているのも魅力です。
1980年にアメリカのボストンで始まった音楽祭の主役であるボストン古楽音楽祭声楽&室内アンサンブルは、アメリカに加えてヨーロッパでも活動。この録音では共同音楽監督のポール・オデットとスティーヴン・スタッブスという撥弦楽器の大御所二人が通奏低音に参加。またバロック・ヴァイオリンの名手で、即興演奏や伝統音楽のスペシャリストとしても名を馳せるミロシュ・ヴァレントが第1ヴァイオリンを務めています。加えてこの音楽祭の常連であるアマンダ・フォーサイスら、カリッシミの音楽を生き生きと蘇らせる優れた歌手陣にも注目です。ジャケット絵画:「イェフタの娘」(作者不詳、17世紀フィレンツェ楽派)
(ナクソス・ジャパン)
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