進歩的な作風とバロック的な古い様式が融合したベックの交響曲集
- 通販番号
- 1009240788
- 発売日
- 2026年06月25日
- EAN
- 4589538832698
商品詳細情報
フランツ・イグナーツ・ベック(1734-1809):
【収録内容】
1-3. 交響曲 ニ長調 Op. 4-4
4-7. 交響曲 ト長調 Op. 4-5
8-11. 交響曲 変ホ長調 Op. 4-6
12-15. メロドラマ『パンドーレ(パンドラ)』より序曲、第7、15、16曲
【演奏者】
ラ・スタジョーネ・フランクフルト(古楽器使用)
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
録音:2025年8月22-25日ドイツ、フランクフルト・アム・マイン、フェステブルク教会
収録時間59分
マンハイム楽派の中心的存在であったヨハン・シュターミッツの弟子として若いころから才能を認められたフランツ・イグナーツ・ベックは、マンハイムからヴェネツィアに渡り、バルダッサーレ・ガルッピに師事し、その地で後に妻となる女性と出会ってナポリに駆け落ち。その後はマルセイユ、ボルドーと各地を渡り歩いて、フランス革命に巻き込まれるという波乱の人生を歩みました。卓越したヴァイオリニストであったベックは、マルセイユの劇場のコンサートマスター、ボルドーの国立歌劇場の音楽監督を務めるなど高く評価され、作曲家としてもパリで24曲の交響曲を出版して名声を得ました。彼の音楽家人生の中盤に集中的に出版された交響曲は、コントラストの激しい劇的な展開、工夫に満ちた和声展開など聴き手に強い印象を残すものです。このアルバムは、30年近くに渡ってベックの作品の演奏に力を注いできたミヒャエル・シュナイダーと彼の主宰するラ・スタジョーネ・フランクフルトがcpoに行ってきた作品3と4の全曲録音の最終巻。進歩的な作風とバロック的な古い様式が融合したベックの交響曲を生き生きと演奏し、その革新性を存分に伝えてくれます。
カップリングは『パンドーレ(パンドラ)』からの序曲を含む4曲の管弦楽曲です。『バンドーレ』はギリシャ神話のパンドラの物語を主題とするメロドラマで、パリで評判を呼んでいたこのジャンルの代表的作曲家アントン・ベンダのスタイルが踏襲されており、朗読と音楽が交互に配置されています。ここでは音楽部分を抜粋して収録。交響曲が作曲された時期から約10年後の作品で、交響曲とは全く異なる管弦楽法を示し、古典派の様式だけでなく、すでにロマン派の作曲技法の要素も備えるほどの先進的な作品となっています。ラ・スタジョーネ・フランクフルトは、ムジカ・アンティクヮ・ケルンやカメラータ・ケルンでリコーダー奏者として活躍したミヒャエル・シュナイダー率いるドイツの優れた古楽器オーケストラで、この録音では、フライブルク・バロック・オーケストラの創設者の一人であるペトラ・ミュレヤンスがコンサートマスターとして参加。またハーヨ・ベースやカール・カイザーなど古楽ファンにはお馴染みの腕利きベテラン奏者たちも参加しています。編成は弦楽器5/4/3/2/2、フルート、オーボエ、バスーン、ホルン各2とチェンバロ。
ジャケットはニッコロ・レニエリ(ニコラ・レニエ1591-1667)作の「パンドラ」(1650年、ヴェネツィア)
(ナクソス・ジャパン)
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