米コロンビア時代の貴重な音源を復刻
- 通販番号
- 1009298427
- 発売日
- 11月上旬入荷予定
- EAN
- 4589538835699
商品詳細情報
【収録内容】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1-4. 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K. 428(録音: 1942年5月15、25日 音源: Columbia 71427/30 [XCO32813/20])
5-7. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(第1楽章のカデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)(録音: 1945年4月30日 音源: Columbia 71749/52-D [XCO 34649/55])
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
8. ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.5-10より アダージョ(録音: 1942年5月27日 音源: Columbia 11913-D [XCO 32877])
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
9. ヴァイオリン・ソナタ Op.2-2より アダージョ(録音: 1945年5月3日 音源: Columbia 71752-D [XCO 34664])
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
10-13. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1023(録音: 1942年5月21日 音源: Columbia 71582-D [XCO 32838/39])
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
14-17. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV 361(録音: 1942年5月20日 音源:Columbia 71582-D [XCO 32838/39])
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
18. ハンガリー舞曲 第18番 ニ長調(ヨアヒム編)
19. ハンガリー舞曲 第20番 ニ短調(ヨアヒム編)(録音: 1942年5月21日 音源: CO 32840※SP未発売)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
20. ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op. 4-9より シチリアーナ(録音: 1942年5月20日 音源:72005-D [XCO 32860])
【演奏者】
ブッシュ弦楽四重奏団・・・1-4
アドルフ・ブッシュ(第1ヴァイオリン)
ゲスタ・アンドレアソン(第2ヴァイオリン)
カール・ドクトール(ヴィオラ)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)・・・5-20
ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ(ブッシュ室内管弦楽団)・・・5-9
アルトゥール・バルサム(ピアノ)・・・10-20
復刻プロデューサー:Eric Wen
復刻エンジニア:Andrew Walter
収録時間:72分
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)は、1912年に英国デビューを成功させ、後に英コロンビア(HMV)の専属として活発に録音を行いました。特に自身が創設した弦楽四重奏団による一連のベートーヴェン録音は、SPからモノラル時代を通じてバイブルのように高く評価されました。やがてナチス・ドイツが台頭すると渡米し、1952年に60歳で亡くなりますが、同地で組織した室内管弦楽団の活動が今日のマールボロ音楽祭の礎となるなど、後世に大きな影響を与えています。アメリカ時代のブッシュは米コロンビア(CBS)に録音し、特に娘婿ルドルフ・ゼルキンとのデュオは高く評価されました。またトスカニーニとはお互いに深い敬意をもって接していたようです。ブッシュのスタイルは楽譜に書かれたものを尊重するアプローチで、新即物主義的とされたこともありますが、楽譜から作曲家の精神を読み取って伝えようとする態度が根底にあります。そのためか、特にバッハとベートーヴェンの演奏が非常に高く評価され、人気も高いのですが、コンサートでは数多く演奏していたモーツァルトの録音は非常に少なく、ヴァイオリン協奏曲も弦楽四重奏曲もここに収められた1曲ずつしかありません。日本ではかつて両曲をカップリングしたSOCU20の品番でリリースされたことがありますが、世界的に見ても絶版になっていた期間が長く、このCD化は注目されます。演奏は両曲とも滑らかで品格も流麗さも備えており、決して重苦しくなることはありません。協奏曲では第1楽章が緩急の差を大きくとり、速い箇所は驚くほど速く、抒情的に歌うセクションとのコントラストが印象的。第2楽章はオケともども柔らかな響きが心地よく、第3楽章は音楽作りに華やぎが加わります。輝かしい高音とヴィブラートの使い方がよくわかる録音も聴きものです。
ブッシュの録音には、当時好まれていたヴィルトゥオーゾ・ピースが非常に少ないので、2曲のハンガリー舞曲は貴重です。当時の有名ソリストの録音からしばしば聞かれる、楽譜から逸脱したテンポ変化や見栄を切るような間の取り方などはありませんが、決して四角四面な解釈ではなく、第18番では急速テンポによる無窮動風の技の切れが見事、第20番(原曲のホ短調をヨアヒムがニ短調に移調して編曲)では哀感漂う情緒的な表現も聴かれます。バロック作品では舞曲楽章のリズム感などに現代との差を感じますが、緩徐楽章の歌には品格が感じられ、バッハのソナタ第1楽章で連続する重音の切れも見事です
(ナクソス・ジャパン)
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