バッハの伝統を継ぐ師弟、19世紀オルガン音楽の世界
- 通販番号
- 1009335296
- 発売日
- 12月下旬入荷予定
- EAN
- 0633157380475
商品詳細情報
【収録内容】
アドルフ・フリードリヒ・ヘッセ(1809-1863)
1. 「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲Op.67
2. グラウンの《イエスの死》への序奏 Op.84
3. 幻想ソナタ Op.83-3
ジャック=ニコラ・レメンス(1823-1881)
4. 大幻想曲《嵐》(L’Orage)
5-7. オルガン・ソナタ第3番《復活祭》(Pascale)
【演奏者】
ルーカ・ゴルラ(オルガン)
使用楽器:1895年製ヴィットーレ・エルモッリ・オルガン(イタリア、グラヴェドーナ、サン・ヴィンチェンツォ教区教会)
録音:2025年10月、サン・ヴィンチェンツォ教区教会(イタリア)
バッハの伝統を受け継ぐ19世紀オルガン音楽の重要人物、アドルフ・フリードリヒ・ヘッセと、その弟子ジャック=ニコラ・レメンスの作品を聴き比べるアルバム。ヘッセとレメンスの関係は、バッハ以来のオルガン演奏の伝統が19世紀ヨーロッパへ受け継がれていく過程を映し出しています。レメンスは1846年にブレスラウでヘッセに師事し、後年も師を高く評価していましたが、その関係には確執もありました。1852年には、レメンスの擁護者だった音楽学者フェティスの発言をめぐって、ヘッセが反論する騒動も起きています。それでもレメンスはヘッセを、バッハの音楽的遺産を受け継ぐ重要な存在と位置づけました。本盤では、こうした二人の個性の違いが作品を通して浮かび上がります。ヘッセの《幻想ソナタ》では、切れ目なく続く楽章の変化と対位法的な構成が聴きどころ。レメンスの《嵐》では、激しい自然現象の描写と、それに続く祈りの対比が印象的です。ソナタ第3番《復活祭》の終楽章にはグレゴリオ聖歌《復活のいけにえに》の旋律が現れ、壮麗なフーガと結びつきます。演奏に使用されたのは、イタリアのグラヴェドーナにある1895年製エルモッリ・オルガン。2024年に修復された歴史的楽器の豊かな音色も、本盤の大きな魅力となっています。
(東京エムプラス)
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