2,750円(税込)
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卓越したヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽奏者として幅広く活動する安達真理。パーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者と今後ますますの活躍が期待されている。本作は彼女のソロ・ヴィオラ奏者としての音楽性・技巧・音色の粋をフルに生かした意欲作。ヨーロッパで活躍する作曲家・ピアニストの安田芙充央はドイツのウインター&ウインターと契約を結び、安易な前衛に安住することのない姿勢と楽曲が世界的に高い評価を受けている。幻惑的なロマンを感じさせるタイトル曲「マイ ディア」、遠い静かな海を連想させる「ソング・オブ・ネンナ」、緊張感を孕んだ無常観 がにじむ「ここに無いもの」など珠玉の14曲。CD全編を通して極上のエスプリと深く繊細な美に溢れている。
【収録内容】
《MY DEAR(マイ ディア) - 安達真理 プレイズ 安田芙充央》
[1] My Dear(マイ ディア)
[2] Rain Landscape(レイン・ランドスケープ)
[3] Song of Nenna for Solo Viola(ソング・オブ・ネンナ)
[4] Song of Lydia for Viola and Piano(ソング・オブ・リディア)
[5] Lucrecia(ルクレツィア)
[6] Poem on Furusato(ふるさとによるポエム)
[7] Son Binocle(彼の鼻眼鏡)
[8] Love Scenes for Viola and Piano(ラヴ・シーン)
[9] Things that are missing here II(ここに無いものII)
[10] Amazing Grace Fantasy(アメイジング・グレース・ファンタジー)
[11] Poem on Oborozukiyo(朧月夜によるポエム)
[12] Tango for November II(11月のためのタンゴII)
[13] The Edge of Higan(エッジ・オブ・ヒガン)
[14] Before The Full Moon Returns(満月が戻ってくるとき)
アーティストについて
安達真理 (ヴィオラ)
現在東京を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として活躍するほか、国内オーケストラへも客演首席奏者として多数出演している。東京、ウィーン、ローザンヌにてクラシック音楽の研鑽を積み、2013年からインスブルック交響楽団にて副首席奏者を2年間務めた。近年は、クラシック音楽にとどまらず、現代音楽、そしてポップミュージックまで、ジャンルを問わず積極的に活動の幅を広げている。19年には坂本龍一氏、藤原真理氏とピアノ・トリオを演奏。その模様はNHK-BSプレミアムで放送され、話題となった。16年よりパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団に参加しており、19年の来日ツアーでは各地で行われた全てのプレコンサートにおいて五嶋みどり氏とモーツァルトの二重奏曲を披露した。18年自身初となるソロ・アルバム『Winterreise』をリリース。19年には東京オペラシティ文化財団主催「B→C」に出演し、好評を得る。以降も精力的にヴィオラ・リサイタルを開催し、ユニークなプログラムでヴィオラの魅力を伝えている。
安田芙充央 (作曲家・ピアニスト)
コンポーザー・ピアニストとしてドイツを拠点に活動。オペラの作編曲・翻案「Der Kastanienball」(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル・初演)など新しい試みにも挑戦し続けており、クラシック、ジャズを超越した「現代で最も個性的なピアニスト」(独「Kieler Nachrichten」紙 )と評される。作曲家としては2005年スイスで自身のピアノとバーゼル室内管弦楽団に初演された「ピアノ協奏曲」、名手テオドロ・アンゼロッティをソリストに迎えた「アコーディオン協奏曲」など多数。映画音楽は、リー・カンション監督「Help Me Eros」(第64回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品)など。ピアニストとしてはシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、Stanser Musiktage(スイス)、シュツットゥガルト室内管弦楽団定期公演、ウィーン楽友協会大ホールなどに出演している。
MARI ADACHI / 安達真理
日本のヴィオラ奏者