田中希代子、最後の《ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番》 【CD】
完全初出! 田中希代子最後のラフマニノフ・都響のアーカイブより新発見!

田中希代子が完全に弾き切り燃焼しつくした、オーケストラとの最後の記録。
神がかった田中の壮絶に応え森・都響が渾身白熱の演奏を展開。
発見された音源の状態もすこぶる良く、大変高音質。
日本人として最初にショパン・コンクールに入賞、ヨーロッパの著名な多くのコンクールでも入選を重ねウィーンを拠点に活躍、「東洋の奇跡」と称賛されていた田中希代子は1967年冬に帰国してほどなく原因不明の高熱に襲われます。68年1月のコンサートは通常にこなしましたが2月公演はすべてキャンセルし治療に専念。3月に復帰するものの高熱と関節の痛みは続き、結果として完奏した最後の協奏曲公演となる当ディスクの8日森・都響のラフマニノフ、16日にこれも結果的に最後となるソロ・リサイタル(録音存在せず)を行い、25日に外山・京都市響でショパンの協奏曲に臨むも関節の痛みに耐えられず途中で演奏を断念。膠原病のためピアニストとして早すぎる引退を余儀なくされました。最後の協奏曲となった当演奏ですが病中とは全く思えぬ完璧なもので、田中の神がかった壮絶の気迫に満ちたピアノが圧巻です。森・都響もそれに応え渾身の白熱的演奏を展開、圧倒的な内容となっております。新発見の音源の状態もすこぶる良く、都響のアーカイブに大切に保管されていたため大変高音質でございます。また解説も実に興味深い内容。田中希代子の愛弟子ピアニストである菊池洋子氏が師匠への思いを書き下ろし、さらに、意外にも往時田中の私設マネージャー的役割を務めていたモーツァルト論で高名な石井宏氏による田中への哀悼あふれる文章を掲載。両文章ともまさに田中希代子当事者の貴重な一級資料ともいえる側面もございます。
【収録内容】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
【演奏者】
田中希代子(ピアノ)
森正(指揮)
東京都交響楽団
録音:1968年3月8日(特別演奏会) 東京文化会館
モノラル録音
(メーカー・販売元資料)
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