- 通販番号
- 1007218254
- 発売日
- 2016年11月15日
- EAN
- 2299990230691
商品詳細情報
約100年の時を経て生々しく蘇った
マーチ王・スーザの吹奏楽録音
小学生から高齢社会人まで100万人の吹奏楽人口を擁する日本で、マーチ王・スーザの行進曲は最も親しまれている作品と断言しても差し支えないでしょう。第2のアメリカ国歌とされる行進曲「星条旗よ永遠なれ」を作曲した彼が、南北戦争の始まる前、日本では江戸時代最末期の1854年に、アメリカのワシントンDCで誕生した事はあまり知られていません。父親がアメリカ海兵隊バンドのトロンボーン奏者であったために幼少時から音楽に親しみ、一時は海兵隊バンドで演奏参加も行っていましたが、やがて彼の卓抜した才能が認められて、1880年に26歳にしてアメリカ海兵隊バンドの指揮者に抜擢されました。
スーザは、1892年に海兵隊を退役して自からの楽団“スーザバンド”を結成して演奏会、博覧会等の催事出演、レコード録音等の音楽活動を行い、アメリカ国内各地はもとより、ヨーロッパ、南米、オーストラリア、南アフリカへと、世界を股に掛ける演奏旅行を行いましたが、1932年に急病で亡くなりました。彼は生涯136曲の行進曲を作曲しており、1800年代末から積極的な録音活動を行っています。それは1900年~1910年に集中していますが機械式録音に依っていたので、電気式録音が始まると1926年~1930年にかけて主要な曲の再録音を行いました。今日ではスーザのSPレコードの入手は容易ではなく、代表的な物はCDにトランスファーされていますが、電気式録音でも初期のものなので雑音が多く音質はあまり良くありません。この度、1908年から1930年頃までのスーザ自身が演奏したSPレコードを纏めて入手できたのでGHA蘇刻を行ないました。FM放送開始前の広帯域AM放送受信に匹敵する音質で、現在の吹奏楽団とは異なる音色のスーザバンドの音をお楽しみ下さい。
【収録作品と収録年代】
(1) フランス国歌:ラ・マルセイエーズ(1914)
(2) ベルギー国歌:ラ・ブラバンソンヌ(1914)
(3) イラディエル:ラ・パロマ(1908以前)
(4) スーザ:雷神(1926~1930)
(5) スーザ:ミトンの男達(1926~1930)
(6) スーザ:ワシントン・ポスト(1926~1930)
(7) スーザ:エル・キャピタン(1926~1930)
(8) スーザ:士官候補生(1926~1930)
(9) スーザ:美中の美(1926~1930)
(10) スーザ:ウエールズ親衛隊(1926~1930)
(11) スーザ:海を越える握手(1926~1930)
(12) ワグナー:双頭の鷲の下に(1926~1930)
(13) スーザ:星条旗よ永遠なれ(1926~1930)
【演奏者】
ジョン・フィリップ・スーザ(指揮)
スーザバンド(1),(3),(6)-(13)
ビクターミリタリーバンド(2)
フィラデルフィア高速運送会社バンド(4),(5)
【制作者・村岡輝雄 バイオグラフィー】
1967年九州大学大学院を修了。日本ビクター(株)研究所・音響情報研究室長、武蔵工業大学・教授、東京大学先端科学技術研究センター・客員研究員を歴任し、現在は日本女子大学文学部・客員研究員として音文化の研究、併せて東京大学高齢社会総合研究機構の人間情報工学・伊福部研究室で音響信号処理の研究を行なっている。高校時代よりオーディオに取り組み、大学・大学院で電子通信工学を学んで日本ビクター(株)に入社後はプロのオーディオ研究者に転向。入社後10年以上に亘って録音スタジオやレコード技術部門と連携して音楽録音技術とアナログレコードの研究に取り組み、4チャンネルレコードCD-4の基本設計とレコードカッティング/トレシング歪みの研究で工学博士を取得。ディジタルオーディオ時代以降は大学時代の音声合成認識研究の延長としてディジタル信号処理研究に取り組み、非調和周波数解析GHAの研究と実用化を行なった。大学時代から吹奏楽とオーケストラに参加してプロの音楽家との交流を通じて音楽を独学し、業務で修得した録音技術を駆使して50枚以上のGHA蘇刻CDを含む230枚を越えるCDを制作して今日に至っている。
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