後期ナポリ楽派の巨星:オペラ・アリア集
- 通販番号
- 1009087923
- 発売日
- 2025年06月05日
- EAN
- 8717306263610
商品詳細情報
ニッコロ・ピッチンニ(1728-1800):
【収録内容】
『見捨てられたディドーネ』(ローマ、1770 年)第1 幕第5場(台本:ピエトロ・メタスタージオ)より
1 | 私は女王で、恋する人(ディドーネのアリア)
『ラ・カプリチョーザ』(ローマ、1776 年)第1 幕第12 場(台本:不明)より
2 | 私の美しい人(ナンネッタのアリア)
『ディドン』(フォンテーヌブローとパリ、1783 年)第2 幕、第3 場(台本:ジャン=フランソワ・マルモンテル、ピエトロ・メタス タージオとネイハム・テイトに基づく)より
3 | ああ、どれほど感激したことでしょう(ディドンのアリア)
『ゼノビア』(1756 年、ナポリ)(台本:ピエトロ・メタスタージオ)より
4 | シンフォニア(アレグロ・コン・スピリトーアンダンティーノ・エ・メッツァ・ヴォーチェーアレグロ)
『許されたチーロ』(ナポリ、1759 年)第1 幕第5 場(台本:ピエトロ・メタスタージオ)より
5 | あなたは私のものだった(チーロのアリア)
『アルタセルセ』(ナポリ、1768 年)第3 幕第5 場(台本:ピエトロ・メタスタージオ)より
6 | 私が冷酷だと?(マンダーネのアリア)
『ラ・スキアヴァ』(奴隷の娘)(ローマ、1776 年)(アルチンド・イサウレンセ)より
7 | アンダンテ・コン・モート
『偽の貴族』(フォンテーヌブロー、1783 年)第1 幕第7 場(台本:ジュゼッペ・マリア・ピッチンニ)より
8 | おお、夜よ、神秘の女神よ(イレーヌのアリア)
『仕返しした女たち』(ローマ、1763 年)(台本:ジュゼッペ・ペトロセリーニ、カルロ・ゴルドーニに基づく)より
9 | 序曲
『アティス』(パリ、1780 年)第2 幕第8 場(台本:ジャン=フランソワ・マルモンテル、フィリップ・キノーに基づく)より
10 | 震えろ、私を裏切った恩知らずめ(シベールのアリア)
『偽のトルコ人』(ナポリ、1762 年)(台本:アントニオ・パロンバ)より
11 | アンダンティーノ・カンタービレ 『ロ・ストラヴァガンテ』(ナポリ、1761 年)第1 幕第5 場(台本:アントニオ・ヴィラーニ)
12 | 私の頭の中には一度だって(リゼッタのアリア、ナポリ語)
【演奏者】
ローザ・フェオラ(ソプラノ)
アントニオ・フロリオ(指揮)、
カペラ・ネアポリターナ
録音:2024 年1 月、サン・フランチェスコ・デッレ・モナケ教会、ドムス・アルス、ナポリ(イタリア)
収録時間:66 分23 秒 DDD ディジパック仕様
かつて、OPUS111 レーベルで「ナポリの至宝(Tesori di Napori)」というシリーズで主に17 ~ 18 世紀のナポ リ音楽を次々と録音し、その魅力を現代に伝えている名匠アントニオ・フロリオとその手兵カペラ・ネアポリター ナ(旧名称:カペラ・デ・トゥルキーニ)が、世界の歌劇場で大活躍中のソプラノ、ローザ・フェオラを迎えて PENTATONE に初登場!後期ナポリ楽派の巨星ニッコロ・ピッチンニのオペラ・アリア集です。 1728 年、南イタリアのバーリで生まれたニッコロ・ピッチンニは、ナポリでレオナルド・レオ、フランチェスコ・ ドクランテに学び、20 代半ばで最初のオペラを作曲。その後、1760 年にローマで作曲、上演されたオペラ・ブッ ファ「チェッキーナ、または良い娘」が大成功を収め、オペラ作曲家としての名声を確立しました。その評判は フランスにも知れ渡り、マリー・アントワネットによってフランスに招かれました。当地ではグルックとライバルとされ、 パリの貴族や有識者、市民たちがグルック派とピッチンニ派に分かれることになり、大きな論争を巻き起こしました。 いわゆる「グルック・ピッチンニ論争」として、やがて政治的側面も見せていくことになるこの音楽史上の論争の 渦の中心にあったピッチンニですが、王立音楽学校の教授となるなど、フランスでは確固たる地位を築き上げま した。しかし、フランス革命後には後ろ盾を失い、ナポリに帰還。その後はイタリア各地を転々としながら、最晩 年にパリに戻り、その生涯を終えました。18 世紀後半の音楽界に多大な影響を与えたピッチンニを記念して、生 まれ故郷のバーリの音楽院には、その名前が冠されています。 このアルバムには、ピッチンニの主要なオペラからのアリアと管弦楽作品が収録されています。活動初期にナポ リで書かれたナポリ語の作品から、ピエトロ・メタスタージオの有名な台本に作曲されたローマでのイタリア語の 作品、フランス時代に書かれたフランス語の作品まで、ピッチンニの様々な時代の多様な作風を知ることできます。 なお、『おお、夜よ、神秘の女神よ』(トラック8)は、バリゾッティによってイタリア語に訳され、編曲されて、有名な『イ タリア歌曲集』に収められたことで知られています。 ローザ・フェオラは、ヨーロッパを中心に世界中の歌劇場で大活躍中のベル・カントを得意とする注目のソプラ ノ歌手。ナポリ近郊の街に生まれたフェオラは、「私の出自を考えれば無視できない」とこの18 世紀ナポリ出 身の大作曲家の作品を歌う意義を強く感じ、録音に臨んだとのこと。いかにもナポリ的と言えるあふれる歌心と 高い技巧性が融合したピッチンニのアリアを表現力豊かに歌い上げています。17 ~ 18 世紀のナポリ音楽のス ペシャリストであるフロリオ率いるカペラ・ネアポリターナの演奏もピッチンニのアリアの内容に添うように練られた 卓越した管弦楽法を感じさせてくれるすばらしいものです。 「グルック=ピッチンニ論争」で音楽史上に名を残すピッチンニですが、現在では、少しずつ再評価が進んでき ているとはいえ、まだまだその作品が取り上げられることは多くはありません。ピッチンニの主要なオペラからす ばらしい作品をセレクトし、すばらしい歌唱・演奏でよみがえらせたこのアルバムは、大変貴重なものであるとと もに、ピッチンニという作曲家の再評価を大きく促すものとなるでしょう。 (PENTATONE)
(ファインアーツミュージック株式会社)
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