技芸あらたかなる歌の精 - 中期バロック屈指の女性作曲家の世界
- 通販番号
- 1009155226
- 発売日
- 2026年02月06日
- EAN
- 4589538828172
商品詳細情報
【収録内容】
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
1. Godere, e tacere 味わい、そして黙するということについて(器楽による演奏)
2. L’amante segreto 秘密の恋人
3. La vendetta 復讐
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
4. La Savorgniana ソナタ「ラ・サヴォルニアーナ」〔サヴォルニアーニのソナタ〕 (『2声と3声〔と通奏低音〕のためのソナタ集』Op. 2より)
ストロッツィ:
5. Lagrime mie – Lamento 哀歌「わたしの涙」
6. A pena il sol 太陽が昇るや否や
7. Costume de’ grandi やんごとなき人々の習わし
ダリオ・カステッロ(1602-1631):
8. 第12ソナタ(『先進様式によるコンチェルタート形式のソナタ集』〔1629〕より)
ストロッツィ:
9. Che si puo fare カンタータ「何が出来ようか」
10. Tradimento 裏切り
【演奏者】
ラウラ・カトラーニ(ソプラノ)
アカデミア・デッラヌンチアータ(古楽器使用)
アンジェロ・カルヴォ、フランチェスコ・ファッキーニ(ヴァイオリン)
ジュリオ・パドイン(チェロ)
ラウラ・ラ・ヴェッキア(テオルボ)
マルゲリータ・ブラッティーニ(ダブルハープ)
リッカルド・ドーニ(チェンバロ、指揮)
録音: 2024年2月4-7日 ヴィジェーヴァノ(イタリア北西部ロンバルディア州パヴィア県)、 ヴィジェーヴァノ大聖堂宝物博物館「タペストリの間」
収録時間: 62分
作曲で名を残した女性は、18世紀以前にも数こそ少ないながら確実に存在しました。その中でもイタリア中期バロックを代表する才人として話題に上ることが少なくないバルバラ・ストロッツィの作品を、同時代の男性作曲家の曲も幾つか交えながら、同じイタリアの最前線で最新の研究成果を踏まえた演奏を聴かせるアンサンブルが堪能させてくれるアルバムが登場。ヴェネツィアの名家出身で「無名者たちのアカデミア」の一員でもあった音楽愛好の詩人ジュリオ・ストロッツィを父に持つ彼女は、早くから父が自ら創始したアカデミアでも歌を聴かせ、男性優位社会にあって痛烈な悪意にもさらされながら音楽家として自活の道を確立しました。1650年代を通じて刊行された3冊の曲集からの作品を中心とする本盤で独唱を務めるラウラ・カトラーニは、現代作品で抜群の適性を発揮しながら古楽作品にも深い関心を寄せ、ここでも時代様式を踏まえながら細やかに歌詞のニュアンスを伝える自在な歌唱を伸びやかに味わわせてやみません。バロックハープ(ダブルハープ)やテオルボなど撥弦楽器が随所で効果的な調べを響かせる通奏低音、器楽合奏で優美かつ機敏に曲の魅力に迫る弓奏弦楽器奏者たちの活躍も実に見事。器楽編曲でも映える1644年のデビュー作からの1曲に始まり、鮮烈な鬱憤と怒りが軽やかな自在さと併存する名曲「裏切り」に至るまで、聴き深め甲斐あるバルバラ・ストロッツィの音世界に浸りきれる1枚です。
(ナクソス・ジャパン)
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