商品詳細情報
判型:A5
ページ数:344ページ
内容紹介
西洋音楽史の全体像を、8つの時代と8つの観点で整理し、4つの軸で通時的に概観。「宗教音楽」「世俗音楽」「オペラ」「器楽」それぞれのジャンル史を通じて、音楽文化・芸術音楽の成り立ちが見えてくる。多くの図表と併せて歴史の流れがよくわかる一冊。
目次
序章 音楽史の考え方
第1部 西洋音楽史を考えるための8つの時代と8つの観点
第I章 西洋音楽史を構成する8つの時代
1 古代 キリスト教音楽の始まり=西洋音楽の曙
2 中世前期(6-9世紀) 地方典礼様式の乱立とローマ式典礼への統一
3 中世後期(9-14世紀) 多声音楽の始まりと定着/世俗的音楽の誕生
4 ルネサンス(14-16世紀) ポリフォニーの盛期
5 転換の時代としてのバロック(17-18世紀) オペラと器楽
6 古典主義/ロマン主義の時代(18-19世紀) 音楽における「型」の意味
7 近代(19世紀末~20世紀前半) 新しい音楽への試み
8 現代(20世紀後半から21世紀へ) 音楽の多様化と音楽の商業化
第II章 西洋音楽史を考えるための8つの観点
1 音楽の基本構造
2 楽譜
3 音楽ジャンル
4 表現内容
5 音楽の場
6 音楽の担い手
7 人と音楽の関わり(演奏と聴取)
8 民族性
第2部 4つのジャンルから見る西洋音楽史
第III章 キリスト教と音楽
1 キリスト教の誕生と初期キリスト教音楽
2 キリスト教の発展と典礼様式の統一
3 多声化の始まりと西欧音楽の基礎
4 多声音楽の定着
5 ポリフォニーの盛期(ルネサンス様式)
6 宗教改革と典礼音楽(16~17世紀)
7 キリスト教音楽の衰退(18・19世紀)
第IV章 世俗世界の音楽
1 中世社会と世俗音楽
2 世俗多声音楽の成立
3 楽譜印刷の始まり
4 盛期ルネサンスの世俗音楽
5 バロックの世俗声楽曲
6 ドイツ・リートの復興とロマン主義リートの流れ
7 フランス・メロディへの道
8 その他の国々の独唱歌曲
9 18/19世紀の合唱曲
第V章 劇と音楽
1 典礼劇と神秘劇(中世の音楽劇)
2 オペラの誕生
3 ナポリ派とバロック・オペラの完成
4 各国語によるオペラの展開(ヨーロッパ各国への伝播)
5 18/19世紀のオペラの方向
6 19世紀以降のオペラ
7 オペラ誕生の影響
第VI章 楽器と音楽
1 中世社会における楽器の扱い
2 器楽の確立(バロック期の器楽)
3 18/19世紀の管弦楽
4 18/19世紀のピアノ音楽
5 18/19世紀の室内楽
6 20世紀の器楽
第三部 西洋芸術音楽の流れを振り返って
第VII章 音楽様式
1 音楽の基本構造
2 楽譜(即興の意味)
3 音楽ジャンル
4 音楽表現
第VIII章 音楽と社会
1 音楽の場
2 音楽の担い手
3 人と音楽の関わり(聴く音楽の誕生)
第IX章 民族性と音楽
1 国民様式の意識
2 ドイツにおける民族的意識
3 フランスとイタリアにおける民族的意識
4 国民楽派
5 他民族の音楽への興味
6 民族主義の新時代
7 世界音楽の時代
終章 歴史の流れと歴史相対主義
キーワード集(索引)
事項索引
人名索引
著者略歴
著・文・その他:村田 千尋
1955年、東京生まれ。東京大学文学部美学科、国立音楽大学大学院音楽研究科(音楽学)に学ぶ。弘前大学講師、北海道教育大学教授を経て、現在は東京音楽大学教授(大学院博士課程担当)。シューベルトを中心に18・19世紀のドイツ歌曲を研究課題とし、同時に、音楽教育(学校教育および専門教育)のあり方に関心を持っている。主な論文に「芸術リートの成立I~IV」(『音楽学』28~31)、主な著訳書に『シューベルトのリート』、『音楽の思考術』、『シューベルト』、W.デュル著『声楽曲の作曲原理』(いずれも音楽之友社)、『西洋音楽史再入門』(春秋社)などがある。
(出版情報サイトより)
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