HAYDN:THE SEVEN LAST WORDS OF CHRIST ON THE CROSS / HAYDN:SEVEN LAST WORDS OF CHRIST ON THE CROSS
クラシックオラトリオ版
- 通販番号
- 1009203248
- 発売日
- 2026年04月28日
- EAN
- 3149020956427
商品詳細情報
ハイドン:
【収録内容】
十字架上の最後の七つの言葉(オラトリオ版)
【演奏者】
カテリーナ・カスパー(ソプラノ)
ケイティ・ブレイ(アルト)
ロバート・マレイ(テノール)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス)
ベルリンRIAS室内合唱団
ベルリン・コンツェルハウス管弦楽団
ジャスティン・ドイル(指揮)
録音:2025年4月17-18日
収録時間:55分03秒
1786年、ハイドンは《キリストの最後の七つの言葉》を管弦楽版として作曲しました。スペイン、アンダルシア地方カディスのサンタ・クエバ教会で行われる聖金曜日の特別典礼のために依頼されたもので、そこで唱えられる「キリストが十字架上で発した七つの言葉」それぞれの後に、司教が説教のため祭壇と説教壇を往復し、そのあいだを音楽が満たす、という独特の礼拝様式でした。この音楽は大変な緊張感に満ち、ハイドン屈指の名曲として当時からヨーロッパ中に広まり、また、ハイドン自身による弦楽四重奏版、さらに承認を与えたピアノ版も生まれたほどでした。
1794年、パッサウの宮廷楽長ヨーゼフ・フリーベルトが、この作品を、フリーベルト自身が編んだと考えられる宗教詩をつけて声と管弦楽のために編曲したものを、ハイドンが耳にします。これに大変刺激を受け、自ら声楽版(オラトリオ版)を作り上げる作業に着手します。当初はフリーベルト版を参考にしていましたが、次第に独自の構想を明確にし、オーケストレーションと構成に手を加えることとなりました。二つのクラリネットと二つのトロンボーンを追加、さらにもとの四本のホルンのうち二本を削除、音符や強弱記号を部分的に修正します。そして、第5ソナタを除く6曲のソナタには、イエスの言葉を歌うコラール風の四声体の部分が新たに作曲されます。また、第4言葉と第5言葉のあいだに、新たな《第二のイントロドゥツィオーネ》を追加します。木管楽器だけで書かれた厳粛な音楽で、作品全体を「二部構成」へと明確に分ける効果をもつこの楽章には、ハイドン作品として初めてコントラファゴットが登場します。新しく生まれ変わったオラトリオ版は、1796年3月26日、ウィーンのシュヴァルツェンベルク宮殿で、ハイドン自身の指揮により初演されました。この成功を経て、《最後の七つの言葉》オラトリオ版は、ウィーンにおける受難節の定番作品として定着していくこととなります。そして、その2年後には同じ場で《天地創造》が初演されることとなるのです。
ジャスティン・ドイル指揮によるRIAS室内合唱団ベルリンとベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団は、4人の卓越した独唱者とともに、作品に秘められた劇的な力、豊かな表現の深み、そして典礼的な熱情を余すところなく引き出しています。
(ファインアーツミュージック)
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