商品詳細情報
判型:B5
ページ数:304ページ
内容紹介
岡崎さんのような人は芸術を鑑賞する側、受けとめる側の天才なのだろう。――山田洋次(映画監督)
本書は、季刊『ステレオサウンド』誌に連載中の音楽エッセイ「レコード芸術を聴く悦楽」(第1回~第36回まで)をもとに、加筆・改訂のうえ再構成した一冊です。10代の頃から半世紀以上にわたって、演奏会やレコード(本書ではデジタルディスクを含む録音作品全般を指します)を通じてクラシック音楽に親しんできた著者が、歌舞伎・古典芸能の世界に深く関わってきた経験を踏まえ、独自の視点から「レコード音楽を聴く」という行為の本質に迫ります。
歌舞伎における「型」や「振り」がクラシック音楽の解釈へと通じていく……、
ジャンルを越えて響き合うその美意識は、読む者の感性を揺さぶることでしょう。
さらには、レコードというメディアが宿す特別な魅力や、録音に刻まれたレーベルやエンジニアの個性、オーディオ再生の奥深い愉しみについても語られています。それらは、長年にわたり音楽と向き合ってきた著者だからこそ紡ぎ得る、豊かな言葉に満ちています。
毎日音楽を聴き続け、真摯にレコードと向き合ってきた著者がたどり着いた境地は「レコード芸術を聴く喜びには終着駅がない」。
本書には、その尽きることのないレコード芸術への想いと、その味わい方が惜しみなく収められています。
著者略歴
著・文・その他:岡崎 哲也
1961年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。松竹に入社、長く内外の歌舞伎の制作興行に携わる。東京交響楽団理事長。日本リヒャルト・シュトラウス協会理事長。日本演劇協会理事、国際演劇協会日本センター理事。慶応義塾大学アート・センター訪問所員。ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員。
川崎哲男の名で歌舞伎、舞踊の脚本、演出多数。「壽三升景清」(市川海老蔵=現團十郎主演、松岡亮氏と合作)で第43回大谷竹次郎賞受賞。「西鶴一代女」(四代目中村雀右衛門)、「藤戸」(中村吉右衛門。八代目尾上菊五郎で再演)、「八重一重梅恋衣」(澤村藤十郎、12代目市川團十郎)、「鬼子母の解脱」(西川右近、蘭このみ、名古屋をどり)、「先斗町 鴨川をどり」、研の會「盲目の弟」(演出。尾上右近、中村種之助)など脚本、演出多数。
(出版情報サイトより)
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