クラウスの傑作から、ベンダのメロドラマまで - 疾風怒濤 第4弾
- 通販番号
- 1009266838
- 発売日
- 2026年09月30日
- EAN
- 0635212101223
商品詳細情報
【収録内容】
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):交響曲 ハ短調 VB 142
トンマーゾ・トラエッタ(1727-1779):歌劇《アンティゴナ》 より アンティゴナのアリア「Ombracara... lo resto sempre」
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):歌劇 《偽の女庭師》 K.196 より アルミンダのアリア「Vorrei punirti, indegno」
イジー・アントニーン(ゲオルク・アントン)・ベンダ(1722-1795):メロドラマ《メデア》より 情景
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):交響曲第45番 嬰ヘ短調 Hob.I:45 《告別》
【演奏者】
モーツァルティスツ(古楽器アンサンブル)、
イアン・ペイジ(指揮)、
アレクサンドラ・ロウ(ソプラノ)
録音:1973年10月1日-2日、ハンズワース・ウッド・スタジオ(バーミンガム、イギリス)*
1992年4月29日-30日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
1760年代初頭から1780年代後半にかけて、音楽や他の芸術形式を席巻した「シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)」運動を探求する、全7巻からなるシリーズの第4弾。イアン・ペイジ率いる古楽器アンサンブル、モーツァルティスツが、この激動の時代の音楽言語を鮮烈に描き出します。第4巻の注目ポイントは、モーツァルトと同い年であるヨーゼフ・マルティン・クラウスの『交響曲 ハ短調 VB 142』。この作品は、ハイドンが「何世紀にもわたって傑作とみなされるだろう」と予言し絶賛したほどの完成度を誇ります。うねるようなトレモロやシンコペーション、荒々しいホルンの響きが、当時の音楽が求めた狂気と情熱を克明に伝えてくれます。また、第2楽章の精巧な展開は、のちのベートーヴェンの『運命』を予感させる構造を持っており、若き日のベートーヴェンがボン宮廷楽団のヴィオラ奏者時代にこの曲に触れていた可能性も指摘されているなど、歴史的な探求心を刺激してやみません。イジー・アントニーン(ゲオルク・アントン)・ベンダの《メデア》は、オーケストラの伴奏に乗せて台詞を語る「メロドラマ」という形式の作品。1778年にこれを聴いたモーツァルトは深く感動し、自身の未完のオペラ《ツァイーデ》にもその手法を取り入れた言われます。プログラムの最後は、ハイドンの『交響曲第45番《告別》』。演奏者が次々と退場していく最終楽章の有名なエピソードばかりが先行しがちですが、第1楽章の容赦ないシンコペーションや嬰ヘ短調という特異な調性選択など、純粋な「疾風怒濤」の音楽としてのテンションの高さと斬新さを、時代楽器ならではの鋭いアプローチで改めて体感できることでしょう。
『モーツァルティスツ』は、指揮者イアン・ペイジによって創設された、ヨーロッパ屈指の時代楽器アンサンブル(旧称:クラシカル・オペラ)。2015年から27年間にわたり、モーツァルトの生涯と軌跡をその年ごとに追体験する画期的なプロジェクト「MOZART 250」を牽引しています。アン・ハレンベリを擁した過去作『グルック:アリア集』では、2025年の国際オペラ賞を受賞するなど、鮮烈でドラマティックな演奏が高く評価されています。
(東京エムプラス)
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