作曲者晩年の作曲手法が投影されたソロ・ギターのためのソナタ全集
- 通販番号
- 1009276604
- 発売日
- 2026年08月19日
- EAN
- 5063758968560
商品詳細情報
フランコ・マルゴーラ (1908–1992):
【収録内容】
CD [50'26]
________________________________________
◆ ソナタ(1972)
【1】 第1楽章 アンダンテ・アッフェトゥオーゾ [4'20]
【2】 第2楽章 アレグロ・モルト・エスプレッシーヴォ [2'36]
【3】 第3楽章 アレグロ・ロブスト [2'51]
________________________________________
◆ ソナタ 第2番(1979)
【4】 第1楽章 アンダンティーノ [2'40]
【5】 第2楽章 アダージョ [2'51]
【6】 第3楽章 アレグロ・ロブスト [3'25]
________________________________________
◆ ソナタ 第3番(1981)
【7】 第1楽章 グラーヴェ [4'51]
【8】 第2楽章 モデラート [4'48]
【9】 第3楽章 プレスト [3'19]
________________________________________
◆ ソナタ 第4番(1980)
【10】 第1楽章 グラーヴェ [4'16]
【11】 第2楽章 モデラート [2'03]
【12】 第3楽章 プレスト [3'27]
________________________________________
◆ ソナタ 第5番(2000/遺稿)
【13】 第1楽章 アンダンティーノ [3'05]
【14】 第2楽章 アダージョ [1'52]
【15】 第3楽章 アレグロ [3'53]
________________________________________
【演奏者】
ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)
録音:2025年10月2–6日&15–19日
会場:517 サン・ヴィート・スタジオ・ダルテ
場所:イタリア共和国、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州、トリエステ
◆ 波乱に満ちた生涯と近代イタリア器楽への貢献
フランコ・マルゴーラ(1908–1992)は、カゼッラらの影響を受け、独自の「新古典主義」を確立した20世紀イタリアの重要作曲家。若くして頭角を現し、ミケランジェリらと協働する一方、第二次世界大戦中にはドイツ軍による過酷な強制労働を経験しました。戦後は各地の重要音楽院で教授や院長を歴任し、カミッロ・トーニらの優秀な門下生を育成しながら、今日の音楽教育の基礎となる数々の名著・教則本を執筆。
________________________________________
◆ 晩年に開花した「ギターのための第2の春」
マルゴーラは生涯に約800曲に及ぶ作品を遺しましたが、そのうち約350曲が独奏ギターのための楽曲です。1975年の定年退職後、深刻な健康悪化に直面した彼は、静寂の楽器であるギターの簡素な美へと急速に傾倒しました。出版社や多くの名ギタリストからの絶え間ない「注文」に支えられ、最晩年の驚異的な多作期において、ギターは老いと病苦から逃れ「精神的な平穏」を獲得するための魂の媒体となりました。
________________________________________
◆ 独奏ギターのための5つのソナタとネオ・バロック様式
5つのソナタは、いずれも伝統的な3楽章構成をとっています。重厚な和音を避け、単一の旋律線の中に声部を想起させる「暗示された和声」や、バッハ風の厳格な対位法、半音階といったバロック修辞法を純化させたネオ・バロック様式が特徴です。各ソナタはショパン風の憂鬱、ポンセを思わせる古代風のペンタトニック、ニーノ・ロータを彷彿とさせるアイロニー、そして世俗への別れを告げるような澄み切った抒情など、多様な情感を湛えています。
________________________________________
【楽曲】
________________________________________
◆ ソナタ(1972)
シリーズの幕開けとなる作品です。第1楽章の弱起による憂鬱なメロディに始まり、厳格なバロック風の対位法を用いた乾いた本質的な表現が展開され、ロンド形式の第3楽章で最大のエネルギーと音響的深みを迎えます。
________________________________________
◆ ソナタ 第2番(1979)
作曲家の健康悪化の中で困難を伴いながら完成されました。第2楽章の「アダージョ」は最も強烈で成功した小品の一つとされ、マルゴラがギターの音色を通じて表現しようとした「ショパン風の」寂寥と憂鬱、旋律美が色濃く現れています。
________________________________________
◆ ソナタ 第3番(1981)
和音の多用と豊かな垂直的構成が特徴的です。第2楽章ではバロックの工夫の中に古代風のペンタトニック(五音音階)の響きを融合させ、第3楽章では下行半音階を用いてニーノ・ロータを彷彿とさせるサーカス風のアイロニーを表現しています。
________________________________________
◆ ソナタ 第4番(1980)
初期の様式を再現しつつ書法の密度が高められています。第2楽章ではシューベルトのように長調と短調を並置するコラール風のパッセージが置かれ、第3楽章ではブリッジ付近で弦を叩く「タンボーラ」による大太鼓効果が導入されています。
________________________________________
◆ ソナタ 第5番(2000/遺稿)
特定のギタリストへの献呈がなく謎に包まれた作品。和声的な耳障りさや極端な対比を排し、新しい精神的平穏による澄み切った抒情性と甘美さに満ちており、消え入るような第3楽章の響きは世俗への真の別れを告げています。
________________________________________
【演奏】
________________________________________
◆ ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)
クラシックギターのみならずテオルボやバロックギターなどの古楽演奏、そして音楽美学の研究においても傑出した実績を持つ人物です。古楽の実践から得た知見を活かし、過剰なロマン派的ルバートを排して、マルゴーラのネオ・バロック的対位法の水平ラインとバロック修辞法の美しさを極めて知的に、そして最も純粋な形で現代に蘇らせています。
________________________________________
◆ 録音
2025年10月。イタリア北東部、トリエステ、517 サン・ヴィート・スタジオ・ダルテ
________________________________________
【製品仕様】
◆ ケース:10mm厚のポリスチレン製(ジュエルケース)。
◆ ブックレット:英語。12ページ。解説:演奏のヴァレリオ・チェレンターノ。
◆ ディスク:独オプティマル・メディア(独EDELグループ)が製造
(日本出版貿易)
中古商品一覧
MARGOLA:COMPLETE SONATAS FOR SOLO GUITAR
VALERIO CELENTANO / ヴァレリオ・チェレンターノ
MARGOLA:COMPLETE SONATAS FOR SOLO GUITAR
VALERIO CELENTANO / ヴァレリオ・チェレンターノ
こちらから
ニュース&特集 NEWS & FEATURES
2026.09.04
トピック
2026.09.26
ロック・ポップス・インディ
2026.09.26
ノイズ ・ アヴァンギャルド
2026.09.25
オールドロック
2026.09.25
トピック
2026.09.25
ジャズ
2026.09.25
ハードロック・ヘヴィメタル
2026.09.25
クラシック
2026.09.25
ハードロック・ヘヴィメタル
2026.09.25
映画DVD・ブルーレイ/サントラ
2026.09.24
オールドロック
2026.09.24
ノイズ ・ アヴァンギャルド
読み込み中...
アーティスト
タイトル
レーベル