日本語解説付き / ラモーを中心とした演劇、舞踊、歌のあいだを行き来する詩的な旅
- 通販番号
- 1009282732
- 発売日
- 11月下旬入荷予定
- EAN
- 4573686062380
商品詳細情報
【収録内容】
1. シャルル=アントワーヌ・ブランシュ(1722‒1779頃):
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調~「 ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第1巻(」パリ、1748年)より 第1楽章 プレリュード(グラーヴェ)
2. ジャン=バティスト・キュピス(1711‒1788):
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調(抜粋)~「ヴァイオリン・ソナタ集 作品2」(パリ、1745年)より第2楽章 グラーヴェ ― アンダンテ
3. ジャン=フィリップ・ラモー(1683‒1764):
優美なアリア「愛はアポロンをとらえようとしている」~歌劇《エベの祭典》(Les Fêtes dʼHébé, 1739)RCT 41 第2幕 第5場より
4. ラモー:やさしい嘆き(ロンドー)~「クラヴサン曲集―指の運動法を添えて」(パリ、1724年)より *
5. 即興プレリュード(チェンバロ独奏)
ラモー:
6. エベと天上の歓楽たちのための第1ガヴォット~《カストールとポリュックス》RCT 32B第3幕 第4場より
( 《ラモーのオペラから採られたヴァイオリン曲集》では「陽気な第1ガヴォット」)
7. スパルタの娘のためのアリア(重くならずに)~《カストールとポリュックス》RCT 32B 第1幕 第5集
( 同曲集では「非常に音のシャープなアリア」)
8. トゥーサン・ボルデ(1721頃‒1799頃):
優美なアリア《やさしくさえずるナイチンゲールよ》~「ラモー、ルベル、フランクールほかのオペラより採られた二重奏アリア集 第3巻」(パリ、1758年)より
ジャック・オーベール(1689‒1753):組曲第3番~「2本のヴァイオリンのための美しい旋律集」作品27より
9. やさしく
10. 陽気に & ドゥーブル
ラモー:《優雅なインドの国々》より
11. ミュゼット(ロンドー)(プロローグ 第2場) **
12. 二人のポーランド人のための重厚なアリア(プロローグ 第2場)
13. 第1メヌエット(プロローグ 第2場)
14. リゴドン I・I(I 第1アントレ《寛大なトルコ人》 第6場)
15. タンブーラン I・I(I 第1アントレ《寛大なトルコ人》 第6場)
16. 嵐(オラージュ)(第3アントレ《花々》 第8場)
17. テオドール=ジャン・タラード(1731‒1788):ラモー氏の《未開人たち》による変奏曲~「最も美しいアリア選集 第1巻」(パリ、1776年)より
ルイ・オーベール(1720‒1785頃):ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調~「 通奏低音付きヴァイオリン独奏ソナタ集」作品1(パリ、1750年)より
18. 第1楽章 プレリュード ― アダージョ
19. 第2楽章 パストラーレ ― ウン・ポコ・アレグロ・グラツィオーソ
20. 第3楽章 コレンテ ― アレグロ
21. 第4楽章 アリア I・II ― グラツィオーソ
22. 第5楽章 ジーガ ― プレスト
23. ジャン=バティスト・キュピス:
ヴァイオリン・ソナタ第6番 変ロ長調より タンブーラン~「ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集」作品1(パリ、1738年)より
24. アンドレ=ジョゼフ・エクソーデ(1710頃‒1762):
ヴァイオリン・ソナタ第4番 ト短調より 第1楽章 ラルゴ~「ヴァイオリンと通奏低音のための6つのソナタ」作品1(パリ、1744年)より
ジャン=フィリップ・ラモー:《イポリートとアリシー》RCT 43より
25. 第1水夫の舞曲~第3幕 第8場
26. 第2水夫の舞曲~第3幕 第8場
27. タンブーラン風リゴドン 第1・第2~第3幕 第8場
28. 即興曲(オルガン独奏)
ジャン=フィリップ・ラモー:
29. 3声のカノン ホ長調~《ワインとともに眠りにつこう》RCT 18 **
30. 眠り ― 優美なロンドー ~《ダルダニュス》RCT 35Aより第4幕 第2場 **
31. アリア《来たれ、ヒュメン》~《優雅なインドの国々》RCT 44 第2アントレ「ペルーのインカ人たち」 第2場より
32. シャコンヌ~《優雅なインドの国々》RCT 44 新アントレ《未開人たち》 第6場より
( 《ラモーのオペラから採られたヴァイオリン曲集》では「シャコンヌ」)
*= ヴァイオリンとクラヴサンのための編曲/**=ヴァイオリンとオルガンのための編曲
【演奏者】
テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(ヴァイオリン)
ウィリアム・クリスティ(クラヴサン、オルガン[2, 11, 16, 28, 29, 30])
録音:2025年3、6、10月
収録時間:74分58秒
バロック・ヴァイオリンの新たな旗手、スワルテが、ウィリアム・クリスティの鍵盤の素晴らしい共演を得て、ラモーに捧げる渾身の1枚を発売します。
「はじめに一枚の肖像画があった。ジョゼフ・アヴェドの作とされる、ジャン=フィリップ・ラモーの肖像である。オペラとクラヴサン作品によって名高いこの偉大な作曲家・音楽理論家は、鍵盤の前ではなく、ヴァイオリンを手にした姿で描かれている。その絵は、時が止まったかのような一瞬を捉えている。ラモーは今まさに弦を弾こうとしながら、左手の第一指をロ音(Bナチュラル)と思われる位置に置いている。その謎めいた音に耳を傾けるよう、見る者を誘っているかのようだ。この肖像画を目にしたとき、私はこの絵からひとつの音楽世界を生み出したいと願った。画布の中へ入り込み、作曲家とヴァイオリンとの間に生涯を通じて続いた関係を明らかにしたいと思ったのである。フランス南部で旅回りの楽師たちの一団に加わり、ヴァイオリニストとして活動していたという逸話が残る若き日のラモーから、最初の本格的な舞台作品《イポリートとアリシー》によってオペラの世界へ本格的に身を投じるまで──このプログラムは一つの探究として構想された。オペラのアリアの編曲作品、舞曲組曲からの抜粋、そしてラモーと同時代に活躍し、彼と交流のあったヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストや作曲家たちのソナタを集めることで、ラモーとヴァイオリンとの知られざる結びつきをたどっている。」(ド・スワルテの言葉、ライナーノートより訳)
1733年、ラモーは50歳で初のオペラ《イポリートとアリシー》を上演しました。この衝撃的なデビューは当初こそ激しい反発を招いたものの、その後ラモーのオペラはフランス音楽劇の世界を一変させ、1764年に没するまでレパートリーに革命をもたらし続けたことは言うまでもありません。作曲する際、ラモーはヴァイオリンを手に(時にはクラヴサンの前で)作曲をしたといいます。「自ら考案したアリアの効果を確かめるため、ヴァイオリンで、時にはクラヴサンで試奏していた」というマラン・マレの記述も残されています。ラモーにとってヴァイオリンは近くて重要な存在だったといえるでしょう。
しかしながら、ラモーはヴァイオリンと通奏低音のための作品を残していません。ラモーの作品のなかで、ヴァイオリンが純粋に器楽的な文脈で登場する唯一の例は、《クラヴサン曲集とコンセール(Pièces de clavecin en concerts)》(1741年出版)のみ。この作品では、クラヴサンにヴァイオリン(またはフルート)とヴィオール(または第2ヴァイオリン)が加わります。器楽曲という意味では、ラモー自身がインドの優雅な国々から80の楽曲を抜粋、調性ごとに4つの組曲に仕立てたものも収録。これはクラヴサン伴奏とヴァイオリンという編成で演奏するのが良しとされておりました。オペラとバレエの華やかな世界は、室内楽の親密な空間の中へと移され、新たなかたちで愛好家たちに親しまれていったのです。
このアルバムのプログラムも、ラモーの最も有名なオペラの場面やアリアに基づくものを中心に、同時代人たちの作品も織り交ぜて、演劇、舞踊、歌のあいだを行き来する詩的な旅を描き出しています。優れたヴァイオリニストであったラモーの姿を新たな角度から照らし出し、その音楽を親密な室内楽の世界へと移し替えることで、18世紀フランス音楽の豊かな表情と想像力を再発見させてくれる試みとなっております。
スワルテは、2026年6月にル・コンソールのメンバーとして来日、詩情あふれる音楽性と美音で聴衆を大いに魅了しました。クリスティも認める才能で、今後にも注目の存在です。
(ファインアーツミュージック)
こちらから
ニュース&特集 NEWS & FEATURES
2026.10.15
トピック
2026.09.04
トピック
2026.09.01
トピック
2026.11.07
レゲエ
2026.11.07
ラテン・ブラジル・ワールド
2026.11.07
ソウル・ブルース
2026.11.07
ノイズ ・ アヴァンギャルド
2026.11.06
映画DVD・ブルーレイ/サントラ
2026.11.06
トピック
2026.11.06
トピック
2026.11.06
パンク
2026.11.06
ソウル・ブルース
2026.11.06
ヒップホップ・R&B
2026.11.06
クラシック
2026.11.06
レゲエ
読み込み中...
アーティスト
タイトル
レーベル