オーケストラ・ニッポニカが改めて問う、1960年代、70年代初期の日本人作曲による管弦楽作品集
- 通販番号
- 1009307834
- 発売日
- 2026年10月23日
- EAN
- 4573594110852
商品詳細情報
【収録内容】
1. 永富正之(1932-2020):1楽章の交響曲
2-4. 小倉朗(1916-1990):ヴァイオリン協奏曲
2. I. Moderato
3. II. Andante tranquillo
4. III. Allegro vivace
5-6. 間宮芳生(1929-2024):オーケストラのための2つのタブロー’65
5. Andantino
6. Lento
【演奏者】
野平一郎(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
高木和弘(ヴァイオリン)…2-4
【録音】
2023年3月25日…1,2024年3月31日…2-6, 東京、日本製鉄紀尾井ホール
収録時間:75分
1960年代、70年代前半の日本の作曲界は、数多くの作品を世に送り出した。しかし、その多くの作品の再評価と演奏は未だ十分ではない。
1963年に三善晃は「管弦楽のための協奏曲」を、1967年には武満徹が「ノヴェンバー・ステップス」、矢代秋雄は「ピアノ協奏曲」を、1969年に石井眞木は「響層」と、それぞれに個性的な傑作が日本を代表する作品として評価されている。
オーケストラ・ニッポニカは、改めて、このCDに収録された管弦楽作品を世に問いたい。
永冨正之(1932-2020)はパリ国立音楽院に留学、アンリエット・ピュイグ=ロジェに学んだ最初の日本人である。「一楽章の交響曲」(1963/67)は、フランスで“エクリチュール”を学んだ作曲家がそのすべてを注ぎ込んだ緻密でデリケートな作品。
小倉朗(1916-1990)は、深井史郎、菅原明朗、池内友次郎、ローゼンシュトックと、戦前の日本の作曲界における最良の師に学んだ。戦後、別宮貞雄と共に、もっとも活発に音楽的論陣を張った作曲家でもあった。ドイツ古典音楽、バルトークから大きな影響を受けて、作風はそのたびに変化したが、「ヴァイオリン協奏曲」(1971)はその変遷を削ぎ落とし削り磨き上げた新古典的ともいえる姿をもつ作品。
間宮芳生(1929-2024)は、池内友次郎に作曲を学んだが、作曲、ピアノ共にほぼ独学である。日本の作曲家たちが、東西の音楽の狭間で苦慮した歴史の中で“音楽の南北問題”に着目した最初の作曲家。その成果が、「オーケストラのための2つのタブロー'65」(1965)である。この、1960年代、70年代初期の3つの作品は、それぞれの作曲家が受けた影響、作曲技法などの変遷の上にたどり着いた、ひとつの音楽的頂点を示すものでありましょう。
(オーケストラ・ニッポニカ運営顧問 奥平一)
(ナクソス・ジャパン)
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