ツェルニーのスペシャリスト佐伯香織第2弾
- 通販番号
- 1009325668
- 発売日
- 11月下旬入荷予定
- EAN
- 0633157380284
商品詳細情報
ツェルニー:ピアノ・ソナタ集 Vol.2 ~ ベル・カント
【収録内容】
カール・ツェルニー(1791-1857):
大ピアノ・ソナタ第6番 ニ短調 Op.124(1826年頃作曲、1827年出版)
ピアノ・ソナタ第4番 ト長調Op.65(1824)
【演奏者】
佐伯香織(ピアノ/スタインウェイ)
【録音】
2026年1月(イタリア、ミラノ)
ベートーヴェンの弟子、リストの師として知られるカール・ツェルニー(チェルニー)。その名はピアノ練習曲とともに広く親しまれていますが、彼は同時に、豊かな想像力を持つソナタ作曲家でもありました。佐伯香織によるツェルニーのピアノ・ソナタ集第2弾は、壮大な7楽章構成の大ピアノ・ソナタ第6番と、古典的な4楽章構成の第4番を収録。劇的な展開、華麗な技巧、そしてオペラの歌唱を思わせる流麗な旋律が交錯し、教育者としてのイメージだけでは捉えきれないツェルニーの魅力を明らかにします。
1827年に出版された大ピアノ・ソナタ第6番は、序奏、情熱的なカプリッチョ、スケルツォ、変奏曲など、多彩な性格の楽章を連ねた大規模な作品です。とりわけ第5楽章の《Cantique de la Boheme》は、「主の祈り」の歌詞によるボヘミアのコラールを主題とした印象的な変奏曲。父や祖父を通じてボヘミアにルーツを持つツェルニーの家族の歴史とも響き合い、作品に内省的な深みを与えています。一方、1824年に出版されたピアノ・ソナタ第4番は、古典派の均整の取れた構成と活発なリズム、軽やかな技巧が魅力。特に緩徐楽章には、息の長い旋律と繊細なレガートによるアルバムのテーマ「ベル・カント」を象徴する歌心が感じられます。2つのソナタを通して、ベートーヴェンの音楽を継承しながらロマン派へと向かっていったツェルニーの創作世界が浮かび上がります。
演奏は、ウィーン在住の日本人女流ピアニスト、佐伯香織。佐伯は、ウィーンのプライナー音楽院でシュテファン・メラー教授に師事し、異例の2年間で最優秀の成績で学位を取得。2014年には、カーネギーホールで行われたゴールデンキーフェスティバルで華々しいデビューを飾り、以来、ソロ活動に加え、室内楽奏者や伴奏者としても活躍しています。とりわけベートーヴェン、ツェルニー、リストの作品に造詣が深く、2018年には 《Beethoven-Czerny-Liszt Project》 を立ち上げ、ウィーンの音楽劇場協会や美術館でツェルニーのピアノ・ソナタを定期的に演奏。2022年と2023年には、全11曲のピアノ・ソナタを4日間で演奏するマラソン・コンサートを成功させるなど、現代におけるツェルニー演奏の第一人者として活動しています。
(東京エムプラス)
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