現代音楽のスペシャリスト、マルコ・フージが探求するジョン・ケージの2つの側面
- 通販番号
- 1009334098
- 発売日
- 12月下旬入荷予定
- EAN
- 0633157380390
商品詳細情報
アバウトケージ Vol.11
【収録内容】
ジョン・ケージ(1912-1992):
1. 弦楽器奏者のための《26分1.1499秒》
2-4. チープ・イミテーション
【演奏者】
マルコ・フージ(ヴァイオリン)
【録音】
2024年5月25日-27日、BlowOutStudio(ブリュッセル、ベルギー)
時間と偶然性、そしてサティの記憶が交錯する「アバウトケージ」シリーズ第11弾!
イタリアのヴィブラフォン奏者でジョン・ケージに影響を受け、その作品のスペシャリストとして高い評価を受けているセルジオ・アルマローリの監修により、ジョン・ケージの音楽的宇宙を探求し続けるDa Vinci Classicsのプロジェクト「アバウトケージ(AboutCage)」シリーズ。第11巻となる本作では、現代音楽のスペシャリストとして名高いイタリアのヴァイオリニスト、マルコ・フージがケージの美学の異なる2つの側面を提示します。
今作では、1950年代の偶然性に基づく探求を示す《弦楽器奏者のための26分1.1499秒》と、1969年に書かれた《チープ・イミテーション》を収録。
かの《4分33秒》(1952年)が発表された翌年、1953年から1955年にかけて作曲された《26分1.1499秒》は、未完のプロジェクト「The Ten Thousand Things」の一部であり、タイトルそのものが演奏の厳密な持続時間を示しています。水平方向の空間が時間に直接対応する図形譜の形式をとっており、指定された時間枠の中で、演奏者の身振りや楽器の共鳴、そして沈黙の空間を切り拓くことが求められます。
一方の《チープ・イミテーション》は、振付師マース・カニングハムの舞踊のために制作されました。当初カニングハムはエリック・サティの《ソクラテス》を使用する予定でしたが、著作権の問題で許諾が下りなかったため、ケージがサティの作品のフレーズやリズムの輪郭を保持したまま、易経を用いた偶然性の操作でピッチを変換し、新たな作品として生み出したものです。本盤で演奏されている1977年のヴァイオリン版(ポール・ズーコフスキーとの共同制作)では、原曲の和声やテキストが取り払われ、サティの記憶がむき出しの歌うようなヴァイオリンの単旋律へと姿を変えています。
(東京エムプラス)
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