ボルジョーニが歌うイタリアン・カンタータ集
- 通販番号
- 1009334192
- 発売日
- 2月下旬入荷予定
- EAN
- 0724133723727
商品詳細情報
愛の闘い ~ ルスポリ公のためのカンタータ集
【収録内容】
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
1-4. カンタータ 《Stanco di più soffrire》HWV167
5-9. カンタータ 《Dalla guerra amorosa》HWV102a
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):
10. 奇想的変奏曲
トンマーゾ・ベルナルド・ガッフィ(1667-1744):
11-15. カンタータ第11番 《Era nellastagione》
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):
16-19. カンタータ 《Dal fatale momento》HWV Anh. B 122
トンマーゾ・ベルナルド・ガッフィ:
20. トッカータ
21-27. カンタータ第12番 《No, che credermai più non vi voglio》
【演奏者】
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)
アカデミア・オルフェウス〔ロレンツォ・フェーデル(チェンバロ)
ジュリオ・パドイン(チェロ)
ヴァレリオ・ロジート(ヴァイオリン)
【録音】
2023年2月、チェントロ・ストゥーディ・アドルフォ・ブローエッグ(スペッロ、イタリア)
オランダの注目古楽新レーベル「Glaux Records」のリリース第10弾として、イタリアで最も引っ張りだこのバロック・バリトンの一人であるマウロ・ボルジョーニの魅力的なソロ・プログラムが登場。
18世紀初頭のローマにおいて重要な文化人であったフランチェスコ・マリア・マレスコッティ・ルスポリ公の並外れたパトロネージを称えるコンセプト・アルバム。当時のローマでは、教皇の政令やスペイン継承戦争、さらには地震の影響などから、劇場でのオペラ上演が禁止されていました。そのため、少数の聴衆を前に私的な宮殿で上演される「イタリアン・カンタータ(室内カンタータ)」が、それに代わるジャンルとして重要な役割を果たしており、そうした音楽制作の中心地であったルスポリ公の邸宅では、多数の音楽家や詩人が集うネットワークが築かれていました。
プログラムには、ヘンデル、トンマーゾ・ベルナルド・ガッフィ、フランチェスコ・マンチーニによるバスのための室内カンタータと、ベルナルド・パスクイーニおよびガッフィによる希少な器楽作品が収録されており、ルスポリ宮廷で隆盛を極めた洗練された音楽世界を呼び起こします。
ヘンデルは1707年から数年間ローマに滞在し、ルスポリ公のために多数のカンタータを作曲しました。彼が残した数少ないバス用のカンタータは、当時ルスポリ公に雇われていたパスクイーニの弟子、クリストファーノ・チノッティの声を想定して書かれたと考えられています。本盤に収録されたガッフィのカンタータ(1700年出版の作品集より)も、同様に彼に向けられたものと推測されています。
また、長らくヘンデルの作品(HWV Anh. B 122)として扱われてきた《Dal fatale momento(運命の瞬間から)》は、近年の研究でナポリの作曲家フランチェスコ・マンチーニの真作であることが確定しており、本作でもマンチーニの作品として紹介されています。未出版の貴重なレパートリー群を交えながら、当時のローマの豊潤な音楽生活の断片を鮮やかに蘇らせる1枚です。
(東京エムプラス)
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