ズービン・メータ&バイエルン国立管、ストラヴィンスキー:「春の祭典」 【LPレコード】
メータ90歳記念。盟友バイエルン国立歌劇場が「春の祭典」初出音源をLPでリリース

ズービン・メータは1998年から2006年にかけてバイエルン国立歌劇場の音楽監督を務めました。この演奏は、退任翌年の2007年10月1日と2日にミュンヘンのナツィオナルテアター(バイエルン国立歌劇場)で行われた公演のライヴをもとにしたもので、収録から20年近くアーカイヴに眠っていたものをメータの90歳記念として同劇場の自主レーベルBSOrecが全世界1,000枚限定生産のLPでリリースします。
メータの「春の祭典」は1969年のロス・フィルとの録音(Decca)が世界中で称賛され、日本でもレコード・アカデミー賞に輝き、強烈な印象を残しました。以来、「ハルサイ」はメータの切り札の一つとみなされ、ニューヨーク・フィルとの2種のセッション録音のほかにもウィーン・フィルとのザルツブルク音楽祭での演奏など、ライヴ録音も多くCD化されています。また2018年のバイエルン放送交響楽団との来日公演での演奏は『音楽の友』誌で同年のベスト・コンサートに選ばれました。
この演奏当時メータは71歳。曲を完全に掌握した抜群の安定感とソロ楽器を引き立たせる手腕は冴えており、演奏時間約33分10秒はメータの同曲録音としても速い方。オケの技量に加えてメータとの信頼関係ゆえ、バイエルン国立管には慌ただしい気配は微塵もなく、メータと共に楽しんでいるかのように、のびのびとして重量感のある演奏を聴かせます。
アーカイヴ音源とはいえ、録音は非常に優秀。メータとバイエルン国立管のマーラー3番や5番、《ワルキューレ》などをリリースしているFARAOレーベルのプロダクションが収録したものを、同社が新たにミキシング・マスタリングを行っており、平均的な記録録音とは一線を画す水準です。分厚いオーケストラの響きの量感をマッシブにとらえつつ、管楽器や打楽器の動きも克明にとらえています。演奏の最後に拍手あり。
ディスクは高品質プレスで知られるパラス社(ドイツ)製、気品を感じさせる白です。
録音:2007年10月ミュンヘン、
バイエルン国立歌劇場
収録時間:33分
(メーカー・販売元資料)
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