ガーディナー卿とのシューマン 「中間稿」で演奏
- 通販番号
- 1009112610
- 発売日
- 2025年10月21日
- EAN
- 5051083221474
商品詳細情報
【収録内容】
1-3. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54(中間稿、1843年頃)
4-6. グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16(1868)
【演奏者】
リード・テツロフ(ピアノ)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニック
録音:2024年12月16-18日 ルクセンブルク・フィルハーモニー
収録時間:60分
1992年アメリカ生まれのピアニスト、リード・テツロフによるロマン派ピアノ協奏曲の頂点に位置する人気作、シューマンとグリーグの黄金カップリング。なんと指揮はガーディナー。テツロフはガーディナーに対して〈長年敬愛してきた芸術家。彼の指揮のもとでは、どの音も軽視されることなく、オーケストラのすべてのラインが目的を持って響く〉と語っており、万全のサポートのもと情熱をもって弾きあげた演奏がここにあります。さらに注目ポイントとしてシューマンの協奏曲をほとんど知られていない「中間稿」で演奏。名曲プログラムながら非常に挑戦的な姿勢が感じられます。
シューマンは1841年に単一楽章の作品「ピアノと管弦楽のための幻想曲」を作曲。後にこれを第1楽章とし部分的な変更を加え、第2・第3楽章を付け足して、現在知られる「ピアノ協奏曲」として1845年に完成させました。この改定にはソリストを務めたクララのアドバイスが大きく関わっているとされています。
今回用いられている1843年頃とされる中間稿は、「幻想曲」の自筆譜を発見し世に広めたマルコム・フレイジャーの後を継ぎ研究を重ねたロバート・レヴィンの功績によるもので、レヴィンはこの中間稿をガーディナーと共に幾度も演奏しています。
第1楽章冒頭は管弦楽の一撃で始まらず、ピアノ独奏の半音上がる2音に続いて同じ音型で管弦楽が応答するという「幻想曲」でみられた開始。この対話は第3楽章展開部にも出てくるので、完成版の「ピアノ協奏曲」には無かった統一感が味わえます。曲全体の構成はほぼ同じなものの、オーケストレーション、フレージング、アーティキュレーション等に細かい変更点が多くあり、とりわけ木管楽器の登場機会が多く、艶めかしい響きをまとっているのがこの稿の特徴。「幻想曲」の筆致で全3楽章が聴けるのがこの稿の醍醐味と言えるでしょう。
(ファインアーツミュージック)
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