ワーグナー作品の真髄がここに語り継がれる
- 通販番号
- 1009188167
- 発売日
- 2026年03月18日
- EAN
- 9784276200272
商品詳細情報
判型:A5
ページ数:352ページ
内容紹介
稀代のワーグナー指揮者、飯守泰次郎、初の著作、そして遺作。
ワーグナー作品の真髄が、ここに語り継がれます。
日本が世界に誇る指揮者飯守泰次郎(1940~2023)が、その心血を注いで献身したワーグナーの音楽について、折にふれ書き、語り尽くした“言葉”の数々を一大集成。ワーグナーの創作の時系列に沿った作品ごとのオリジナル解説に加え、「調性」の把握や、ワーグナーならではの「示導動機(ライトモティーフ)」の考え方についてなど、人間と社会、愛と救済を人類史上類を見ないスケールで描いたワーグナー作品について語り明かします。また、自身の生い立ちから、齋藤秀雄に導かれて指揮者を志した学生時代、ブレーメンに始まる修業の日々、1976年ブーレーズ&シェローによる伝説の《指環》の音楽助手チーフ(!)を含む海外での仕事、晩年の日本での指揮活動など、人生を振り返る回顧録も収録(貴重な記録写真も)。オペラ/楽劇の解説と、飯守泰次郎の人生が交錯し、重なり合い、ワーグナー作品の如き“うねり”を描き出します。《指環》初演150周年記念出版。
目次
■ワーグナーを語る(一)三つの手がかり
■人生を語る (一)生い立ち~カペルマイスター修業時代
■ワーグナーを語る (二)創作前期から中期まで ・作品解説I 歌劇《さまよえるオランダ人》
・作品解説II 歌劇《タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦》
・作品解説III 歌劇《ローエングリン》
・作品解説IV 楽劇《トリスタンとイゾルデ》
・作品解説V 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
■人生を語る(二)花ひらく~ドイツの歌劇場在籍時代
■ワーグナーを語る(三)
・作品解説VI 序夜《ラインの黄金》
・作品解説VII 第一日 楽劇《ワルキューレ》
・作品解説VIII 第二日 楽劇《ジークフリート》
・作品解説IX 第三日 楽劇《神々の黄昏》
■人生を語る(三) 在オランダ時代
■ワーグナーを語る(四)
・作品解説X 舞台神聖祝祭劇《パルジファル》
■人生を語る(四) 終章
ほか
著者略歴
著・文・その他:飯守 泰次郎
飯守泰次郎(いいもり たいじろう 1940~2023)。桐朋学園大学音楽科卒。藤原歌劇団公演《修道女アンジェリカ》でデビュー。読売日響指揮者、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクの各歌劇場の指揮者、エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者、東京シティ・フィル、名古屋フィル、関西フィル、仙台フィルの常任指揮者を歴任。ヨーロッパの歌劇場で積み上げてきたオペラに対する深い造詣、特にワーグナー作品を積極的に日本楽壇へ紹介した功績は特筆される。新国立劇場第6代オペラ芸術監督として《パルジファル》、《ニーベルングの指環》を含むワーグナー作品で特に高く評価されるなど、同劇場の国際的地位の飛躍的向上を実現。東京シティ・フィルおよび関西フィル桂冠名誉指揮者、日本芸術院会員の在任中の2023年8月急逝。芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー音楽賞、紫綬褒章、日本芸術院賞、毎日芸術賞、文化功労者、旭日中綬章、他受賞多数。
編集:とねりこ企画
2000年2月、飯守泰次郎の演奏記録ならびに会見や対談等の言語資料を収集し刊行物を発行することを期して有志により発足(「とねりこ企画」の名称は飯守泰次郎による)。2007年秋より「飯守泰次郎公式サイト」、2023年3月より「飯守泰次郎公式instagram」の企画運営を担当。2022年の本書企画開始時に飯守泰次郎により再編集ライティングの依頼を受け、急逝後も引き続き携わる。
(出版情報サイトより)
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