現代屈指のトランペット奏者フリードリヒが定番名曲を30年ぶりに再録音
- 通販番号
- 1009329305
- 発売日
- 12月下旬入荷予定
- EAN
- 4589538837068
商品詳細情報
J&M. ハイドン、L. モーツァルト、フンメル他:トランペット協奏曲集
【収録内容】
1-2. ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):コンチェルティーノ ニ長調 第2番 MH 104
3-4. レオポルト・モーツァルト(1719-1787):協奏曲 ニ長調
5-6. ミヒャエル・ハイドン:コンチェルティーノ ハ長調 第1番 MH 60 / Perger 34
7-9. ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob. VIIe:1
10-12. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):トランペット協奏曲 ホ長調 S.49
13. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):歌劇《フィデリオ》 Op. 72
- 第1幕:第9曲 レチタティーヴォとアリア 「非道の者よ!どこへ急いで行くのか?」
【演奏者】
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)
チェコ室内管弦楽団パルドビツェ
ロベルト・クルジーク(指揮)
【録音】
2025年3月28-31日、2026年5月19-20日
Suk Hall, House of Music in Pardubice
収録時間:66分
ソリストとしての活動に加え、スーパーオーケストラのルツェルン祝祭管で首席奏者を務め、来日公演でもおなじみのラインホルト・フリードリヒ。教育者としての評価も高く、近年では児玉隼人の師として言及される機会も増えてきました。ハイドンとフンメルは、数あるトランペット協奏曲の中でも演奏頻度が最も高い2曲。フリードリヒも1994年に録音しています。ミヒャエル・ハイドンの2曲とレオポルト・モーツァルトの作品も上記2曲に次いで人気が高く、1992年に録音していました。30年余りを経ての再録音です。
印象に残るのは、フリードリヒらしい輝かしく芯のある響きと、緩徐楽章のカンタービレのみならず速いアレグロ楽章における軽やかな歌。難所を聴き手に意識させないテクニックは健在ですが、それをひけらかすことがありません。フンメル以外のカデンツァは自作または即興とのことで、ミヒャエル・ハイドンの第2番第2楽章のカデンツァではモーツァルトの「夜の女王のアリア」の一節をはさむといった遊びも披露していますが、音楽の文脈から外れた表現や当時のスタイルになじまない和声などは避けているとのこと。カデンツァのサイズも曲全体のバランスに配慮しています。アルバム最後におかれたベートーヴェン《フィデリオ》の中の有名なアリアは、フンメルの協奏曲とベートーヴェンの音楽とのつながりを強く意識するフリードリヒによるアレンジです。
原盤解説(ドイツ語と英語)によれば、フリードリヒは、時代考証を踏まえた古楽演奏(HIP)の広がりの影響の一面として、速すぎるテンポや、音楽の文脈から外れた装飾やカデンツァ、即興演奏などを挙げ、過度な自己表現を戒めています。その例として挙げているのがハイドンの第3楽章で、速く演奏するよりも音楽を十分に歌わせることを重視したと語っています。これ見よがしな現代風の演出はありませんが、曲本来の姿とトランペットの妙技を堪能させて飽きさせない、まさに円熟の達人ならではのアルバムです。
尚、フリードリヒに確認したところ、「ジャケット表紙に映っている楽器は録音では使っていない、使ったのは複数のA管とハイC管のピッコロ・トランペットですが、どこでどれを使ったかは秘密。考えずに楽しんでください」とのことです。
(ナクソス・ジャパン)
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