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ヴィオラで巡るバッハの世界
★インスブルック響で副首席ヴィオラ奏者を務めたのち、帰国後もパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア祝祭菅に参加するなど海外でも活躍を続け、今年度より日本フィルハーモニー交響楽団の客演首席奏者に就任した実力派の安達真理。
自身2枚目のアルバムとなる今作で収録されたのは、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第 2 番、そして無伴奏チェロ組曲第 6 番。
ヴィオラではオリジナルを移調して演奏することがほとんどであるが、そうした場合に、この3作品が全て「ソ」から始まる。それを長調・短調・長調と並べることで、ストーリー性が浮かび上がってくる。
リサイタルのプログラミングで定評のある安達。その場に居合わせた人からは「癒された」「具合がよくなった」「涙が出た」などの称賛の言葉が贈られる。そんな彼
女が目指すヴィオラの「共感力」が、この作品に詰まっている。そこに込められた想いは、2020年という「特別な時代」とも無関係ではないだろう。
そして、演奏者が真伨に作品と対峙している空気感をここまで感じ取れるのは、ティートックレコーズのスタジオでの録音だからこそとも言える。物質的な感覚を超えた、音そのものを堪能してほしい。
■安達 真理 (ヴィオラ)■
東京を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として幅広く活動するなか、2021年4月より日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者に就任し、ますますの活躍が期待されている。
録音作品では、2018年に『Winterreise』(ART UNION) を発表。本作が初のメジャー・レーベル・アルバムとなる。
2019年に若手音楽家の登竜門として知られるリサイタル・シリーズ、東京オペラシティ文化財団主催「B→C」に出演。その後も精力的にヴィオラ・リサイタルを開催し、コンセプトを大事にするユニークなプログラミングに定評がある。
桐朋学園大学卒業、ウィーン国立音楽大学室内楽科を経てローザンヌ高等音楽院ソリスト修士課程修了と国内外で研鑽を積み、ヴァイオリンを篠崎功子、ヴィオラを店村眞積、ジークフリート・フューリンガー、ギラッド・カルニ、今井信子、室内楽をヨハネス・マイスルの各氏に師事。
2013年からインスブルック交響楽団にて副首席奏者を 2年間務め、バンベルク交響楽団にも客演。2016年よりパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団に参加し、2019年の来日ツアーでは、各地で行われた全てのプレコンサートにおいて、五嶋みどり氏とモーツァルトの二重奏曲を披露した。
テレビ朝日『題名のない音楽会』などのメディア出演のほか、2019年には熊本城ホール開業記念公演で坂本龍一、藤原真理の各氏とピアノ・トリオを演奏し、その模様は NHK-BS プレミアムで放送され話題となった。
安達真理オフィシャルサイト
https://www.mariadachi.com
【収録内容】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ :
無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV 1007(ヴィオラ編)
1. I Prélude
2. II Allemande
3. III Courante
4. IV Sarabande
5. V Menuet I-II
6. VI Gigue
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 BWV 1004( ヴィオラ編)
7. I Allemande
8. II Courante
9. III Sarabande
10. IV Gigue
11. V Chaconne
無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV 1012(ヴィオラ編)
12. I Prélude
13. II Allemande
14. III Courante
15. IV Sarabande
16. V Gavotte I-II
17. VI Gigue
【演奏者】
安達真理(ヴィオラ)
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【特典】 192KHz/24bitハイレゾ音源(ダウンロード)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 BWV1004 より
7. I Allemande
11. V Chaconne
MARI ADACHI / 安達真理
日本のヴィオラ奏者