1,980円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ノスコフスキ/ジェレンスキ:ヴァイオリン・ソナタ集
19世紀後半、ポーランドの国民楽派として活動した2人の作曲家、ノスコフスキとジェレンスキのヴァイオリン・ソナタ集。交響曲の作曲家として知られるノスコフスキのイ短調ソナタは、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」とブラームスからの影響を感じさせる雄大な作品。第1楽章冒頭の印象的なユニゾンを幕開けに、ヴァイオリンとピアノが流麗な旋律を奏でます。第2楽章は「クロイツェル・ソナタ」に倣うかのような変奏曲形式で書かれており、第3楽章ではタランテッラ風のリズムが弾む情熱的な音楽が展開します。
ジェレンスキはポーランド民俗音楽を採り入れた歌劇《ヤネク》で知られる作曲家であるとともに、教師としても広く活躍しました。このヴァイオリン・ソナタは1879年頃の円熟期の作品で、活発な表情を持つ第1楽章、マズルカ風のリズムによる第2楽章、ゆったりとした序奏に導かれた情熱的な第3楽章と、伝統的な作風を守りながら雄弁な音楽が展開されています。演奏はラフやメトネルなどのヴァイオリン・ソナタの録音で知られるスイス出身のロロンス・カヤレイ。1742年製のピエトロ・グァルネリから紡ぎだされる音色が魅力です。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
1-3. ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ヴァイオリン・ソナタ イ短調
1. I. Allegro con brio
2. II. Molto andante con variazioni
3. III. Prestissimo
4-6. ウワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op. 30
4. I. Allegro non troppo
5. II. Allegretto
6. III. Molto sostenuto Allegro molto con brio
【演奏者】
ロロンス・カヤレイ(ヴァイオリン)
バーナーディーン・ブラハ(ピアノ)
録音:Pollack Hall, Schulich School of Music, McGill University,Montreal(カナダ)
2022年12月17-18日...4-6
2022年12月18-19日...1-3
LAURENCE KAYALEH / ローレンス・カヤレ