SIEGFRIED BEHREND / ジークフリート・ベーレント / ロドリーゴ:アランフエス協奏曲 / テデスコ:ギター協奏曲(SACD) / RODRIGO:CONCIERTO DE ARANJUEZ/TEDESCO:CONCERTO / CD

  • SIEGFRIED BEHREND / ジークフリート・ベーレント / ロドリーゴ:アランフエス協奏曲 / テデスコ:ギター協奏曲(SACD) / RODRIGO:CONCIERTO DE ARANJUEZ/TEDESCO:CONCERTO
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ロドリーゴ:アランフエス協奏曲 / テデスコ:ギター協奏曲(SACD) / RODRIGO:CONCIERTO DE ARANJUEZ/TEDESCO:CONCERTO

SIEGFRIED BEHREND / ジークフリート・ベーレント

クラシック

ギター・リサイタルにおける確かな様式感とベルリン・フィルの名手たちと奏でられる鮮鋭な表現による協奏曲

CD CD

売切 注文不可
  • 限定版
レーベル
エソテリック (ESOTERIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
規格番号
ESSG90312
通販番号
1009079879
発売日
2025年09月13日
EAN
4907034225934
¥4,000 (税込)
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商品詳細情報

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【収録内容】
ホアキン・ロドリーゴ :アランフエス協奏曲 ギターとオーケストラのための
1.第1楽章:Allegro con spirito
2.第2楽章:Adagio (Cadenza:Joaquín Rodrigo)
3.第3楽章:Allegro gentile

マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ :ギター協奏曲 ニ長調 作品99
4.第1楽章:Allegretto
5.第2楽章:Andantino alla Romanza
6.第3楽章:Ritmico e cavalleresco

マロベール・ド・ヴィゼー:組曲 ニ短調 ベーレント編
7.第1曲:Prelude
8.第2曲:Allemande
9.第3曲:Courante
10.第4曲:Gavotte
11.第5曲:Sarabande
12.第6曲:Bourree
13.第7曲:Menuett
14.第8曲:Gigue

ヨハン・セバスティアン・バッハ:リュート組曲 第1番 ホ短調 BWV996
15.第1曲:Praludium
16.第2曲:Allemande
17.第3曲:Courante
18.第4曲:Sarabande
19.第5曲:Bourree
20.第6曲:Gigue

フェルナンド・ソル:モーツァルトの主題による変奏曲 作品9
21.Variations on a theme by Mozart, Op. 9

マウロ・ジュリアーニ:ソナチネ 第1番 作品71の1 ベーレント編
22.第3楽章:Rondo

ヘルマン・アンブロジウス: 組曲 第1番 イ長調 ベーレント編
23.第1曲:Praludium (Andante)
24.第2曲:Anglaise (Vivace)
25.第3曲:Sarabande (Andante)
26.第4曲:Bourree (Vivace)

ジークフリート・ベーレント:日本民謡によるソナチネ
27.第1曲:五木の子守歌 Itsuki no komoriuta
28.第2曲:よさこい節 Yosakoi bushi
29.第3曲:出船. Defune

【演奏者】
ジークフリート・ベーレント(ギター)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[1-6]
指揮:ラインハルト・ペータース[1-6]
[録音]1966年5月9日~13日、イエス・キリスト教会、ベルリン[1-6]、1066年5月31日~6月2日、UFAスタジオ、ドイツ・グラモフォン[7-29]
[海外盤初出]139 166(協奏曲、1967年3月)139 167(リサイタル、1967年4月)
[日本盤初出]SLGM-1373(協奏曲、1967年3月)SLGM-1378(リサイタル、1967年4月)
[オリジナル・レコーディング]
[レコーディング・プロデューサー]ハンス・ウェーバー
[レコーディング・エンジニア]クラウス・シャイベ
[テープ・エディター]ウォルフガング・ワーナー[1-6]、フォルカー・マルタン[7-29]
[Super Audio CDリマスタリング]
[Super Audio CDプロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CDアソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CDリマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[[Super Audio CDリマスター] 2025年6月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 浅里公三 朝倉信章
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社

? ESOTERICならではのこだわりのSuper Audio CDハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で継続して高い評価をいただいているESOTERICによる名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまでカタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから進化したテクノロジーと感性とによってDSDマスタリングし、世界初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現してきました。今回はドイツ・グラモフォンの名盤から、代表する名演・名録音をSuper Audio CDハイブリッドで発売いたします。

? 幅広く音楽を探求していた現代の音楽家の側面を持つギタリスト、ベーレント
ドイツのジークフリート・ベーレント(1933-1990)は、スペインのナルシソ・イエペス、イギリスのジュリアン・ブリームやオーストラリアのジョン・ウィリアムズとともに1950年代から活躍した名手のひとりです。
ベルリン生まれのベーレントは、16歳からクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院でピアノ、作曲、指揮を学びますが、すぐれたギタリストだったといわれる父の勧めもあり、次第にギターに関心を抱くようになり、バルトークの《ミクロコスモス》などギター以外の器楽曲から独学で楽曲を学び約1年で習得したといいます。1952年にライプツィヒでリサイタル・デビュー後、ベルリンをはじめドイツ各地でリサイタルを開き、56年にスペイン、58年にはソ連へ巡演し、58年から59年にかけて最初の世界旅行を行ない、ミュンヘン近郊のローゼンブルク城では毎年マスタークラスの講習会を開催しました。1950年代の後半にはドイツを代表するギタリストとして名声を高めたベーレントは、1958年に第20回国際ギタリスト会議を主催、1962年には第21回を初来日して日本で開催するなど、その活動
は演奏だけにとどまらず企画・運営にまで及び、またブソッティ、ハウベンシュトック=ラマティ、ペンデレツキ、イサン・ユンなど、20世紀を代表する前衛作曲家たちに積極的に新作を委嘱、初演しているように、単なる古典ギター曲を演奏するギタリストではなく、現代音楽家でもありました。
録音も1950年代の後半以後、バロックから現代までの自作を含む「ギターの歴史」、自身の編曲によるモーツァルト、シューベルトの歌曲と世界の民謡による「ギターのロマンス」などをドイツEMIに行なっています。

? 不完全な楽器、ギター。その魅力は切なく深い魅力とは
1959年、アンドレス・セゴビアが二度目の来日をし、翌年「禁じられた遊び」でその名を轟かしたナルシソ・イエペスが初来日、日本はギター・ブームになりました。数年後、ビートルズ、べンチャーズが台頭、しかし家庭では「エレキは不良になる」と言われ、しょうがなくクラシック・ギターを抱えていた若者が多く、ギター・ケースを持ち歩いていた人が街にあふれ、数多くのギター教室も生まれていました。ピアノほど高価ではなく、手頃なのも人気になった要因でしょう。ただしギターという楽器はクラシック音楽の仲間入りをするには、何ともハードルの高い楽器でした。ピアノと比べて1オクターブ内で最大4つの和音しか出せない構造になっていること。俗に言うクローズドヴォイシングが限られるため、弾ける楽曲が限られてしまうのです。それに加えてヴァイオリンのような擦弦楽器ではなく撥弦楽器のため、大きな音量を出すのが困難、この2つの大問題があるのです。ただしそれを凌駕するような魅力があります、それは音色です。武満徹氏などはギターの音色に魅せられていた一人で、いくつもの編曲作品を発表していますし、掛け替えのない不完全な魅力、それをギターは秘めているのです。

? 60年代、日本のクラシック・ギター・ファンに愛されたベーレント
日本のギター・ファンが切望していたのは世界的なギタリストの来日公演です。しかし、1963年に22歳でジョン・ウィリアムアズが来日はしたものの、イエペス以外なかなか頻繁には来日公演は行われませんでした。そうした中、ベーレントは65年以降も5回来日し、当時の日本では非常に親しまれたギタリストでありました。前古典から現代曲、民俗的なギター曲にも挑戦。作曲、編曲、合奏指揮まで独自の道を歩む彼の姿勢は日本でも受け入れられました。バッハに傾倒し、圧倒的なテクニックで弾きこなし、ドイツ人らしい精神性を奏でる。「そのヴィルトゥオーゾ性、豊かな音色の美しさは、チェロのカザルス、ピアノのアラウにも匹敵する」とドイツ(ケルン) では称賛されていましたし、マンドリン・オーケストラの指揮者としても活躍し、若いころの越智敬(マンドリン)や佐々木忠(ギター/リュート) も、合奏団で活躍しました。
日本では、アンドレス・セゴビア(1893-1987) の影響が強く、セゴビア・トーンといわれる豊かで芳醇なスペイン的な響きに心酔している傾向が多くみられましたが、自らの音楽を追求するベーレントの生き方は、愛好家に多くの支持得ていたのも事実でした。残念ながら57歳という円熟期に早世。

? ベルリン・フィルの名手とともに展開される協奏曲
今回、ハイブリッド盤でリリースされるロドリーゴの《アランフエス協奏曲》とカステルヌオーヴォ=テデスコのギター
協奏曲は、同じ1966年録音のソロ・アルバム『ギター・リサイタル』からの選択。それに他のアルバムに収録されていたヴィゼーとバッハの組曲や20世紀ドイツのアンブロジウスの組曲第1番、ベーレント自作の《日本民謡によるソナチネ》などを加えた独自の選曲、いわばベーレントというギタリストの多方面にわたる音楽家としての姿が網羅されています。いずれも定評あるベーレントの卓越した技巧と表現力を再認識していただくには絶好の一枚と言えるでしょう。
なお協奏曲で共演している指揮者ラインハルト・ペータース(1926-2008) は、マグデブルクに生まれ、ベルリンで亡くなったドイツの指揮者。ヴァイオリンとピアノをベルリン音楽大学、パリでマルグリット・ロンとジャック・ティボーに学び、1951年にブザンソン国際指揮者コンクールに優勝後、翌年からベルリン市立歌劇場などを指揮、1957年からライン・ドイツ・オペラ、1961年からミュンスター市立歌劇場、1970年からベルリン・ドイツ・オペラ、1975 ~79年までフィルハーモニア・フンガリカの首席指揮者を歴任して世界的に活躍、1959年に初来日して東京交響楽団を指揮後、1971年にNHK交響楽団に客演、80年代には新星日本交響楽団の客演常任指揮者を務めています。

? 最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現
協奏曲の収録はベルリン郊外ダーレムにあるイエス・キリスト教会で行われました。1970年代前半までベルリン・フィルの録音拠点とされていた場所で、高い天井を持ち、素晴らしい音響が得られることで定評のあった教会でした。上空が飛行機の空路になった、などの理由があったと言われていますが、70年代以降はベルリン・フィルの本拠地フィルハーモニー・ホールでの収録がメインになってしまいました。フィルハーモニー・ホールは後部にも座席があるため、豊かな低域が得られないのでは、という意見も当初は多く、イエス・キリスト教会の復活を望む声も多かったのが今でも印象的です。本作はそのベルリン・フィルの素晴らしい音が響き渡るイエス・キリスト教会での収録で、繊細なギターの音色も一際映えています。ギター協奏曲という音量バランスの難しい作品ですが、そこはグラモフォンの録音エンジニアの腕の見せどころ。鮮度の高いマスターテープに残されたサウンドが現代に甦りました。
本作もこれまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSDマスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound Discrete DACとMaster Sound Discrete Clockを投入。またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました

? 引き締まった速めの店舗で鮮やかに表現されたアランフエス。共演のベルリン・フィルの名手たちの妙技も素晴らしい
かつて《アランフエス協奏曲》の第1楽章のテンポが一部から速すぎると批判されたようだが、作曲家の指示は「アレグロ・コン・スピリート(生気をこめて、または元気よく)」であり、ベーレントはそれを引き締まった速めのテンポ
で鮮やかに表現しており、また共演しているベルリン・フィルの名手たちの妙技も大変すばらしい。そしてソロ曲におけるベーレントの様式感の確かな名演に加え、このハイブリッド盤ではグラモフォンの録音スタッフのすぐれた手腕を再認識するひとも多いのではないかと思う。
(本ディスク・ライナーノーツより・浅里公三氏)
日本では、1960~70年代はアンドレス・セゴビアの影響が強く、セゴビア・トーンといわれる豊かで芳醇なスペイン的な響きに心酔している傾向が多かったが、自らの音楽を追求するベーレントの生き方は、愛好家には支持された。57歳という円熟期に早世したことが、今更ながら惜しまれてならない。
(本ディスク・ライナーノーツより・朝倉信章氏)

(エソテリック株式会社)

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