BACH,BUSONI:PRELUDE&FUGUE - PLEIN JEU / BACH,BUSONI:PLEIN JEU
JEAN-PHILIPPE COLLARD / ジャン=フィリップ・コラール
クラシックコラール自身の欲求から生まれたプログラム / ブゾーニのピアノ編曲によるバッハ:オルガン作品
- 通販番号
- 1009088786
- 発売日
- 2025年09月19日
- EAN
- 4589538824839
商品詳細情報
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750) / フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
【収録内容】
1-2. 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 532
3-5. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
6. われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639
7-8. 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV 552
9. 来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659
10-11. トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
【演奏者】
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
録音: 2024年4月22-25日 フランス、メス音楽都市(シテ・ミュジカル=メス)、 アルスナル・ホール(大ホール)
収録時間: 68分
※ 日本語解説付
ジャン=フィリップ・コラールのディスコグラフィのなかでも類をみない本盤は、ブゾーニによるバッハのオルガン作品のピアノ編曲に捧げられている。コラール自身の深い欲求から生まれたこのプログラムは、彼にとって一つの到達点と言えるだろう。
ジャン=フィリップ・コラールを突き動かしたのは、以下の三つのねらいだった: 自身が愛着を抱き続けてきたバッハのオルガン音楽に身を浸すこと/その情熱を、バッハの偉大な宗教音楽によって育まれた自らの少年時代と再び結びつけること/そして、バッハという文化を自身に植えつけ、今もなお霊感を与えてくれる音楽家の実父にオマージュを捧げること。これまで約60点の録音を発表したジャン=フィリップ・コラールには、自らの才能を確立しているレパートリーから脱し、画期的なプロジェクトを手がけたいとの野心もあった。そうして彼は、その演奏家としてのキャリアの極致で、ある種の“総括”を試みた。しかしそれは、自らのキャリアの総括ではなく、ピアノを取り巻く自らの家族の歴史の総括だった。その最大の“共通分母”がバッハであったというわけだ。本盤が体現する“到達点”は多面的である。何より、音楽がジャン=フィリップ・コラールに深い充足感をもたらした。バッハのオルガン作品は、ブゾーニのピアノ編曲を通じて広がりを得、それによってコラールのバッハ作品をめぐる記憶も純化されるに至った。本盤は、録音という行為そのものの到達点を体現してもいる。バッハのオルガン作品の編曲という傑出したピアノ素材は、本盤の存在理由をこれ以上なく揺るぎないものにしていると、ジャン=フィリップ・ コラールは述べている。本盤は彼にとって、譜面と手に刻み込まれている音楽の生理学的な調和を通して、ピアニストの所作が到達点へと至ることをも意味した。本盤のプログラムが差し出しているのは、彼のピアニストとしての知の完遂でもある。“音の職人”ジャン=フィリップ・コラールは、一つの環(わ)が閉じたような感覚を喜びとともに噛みしめている。彼は沈思する――これ以上、何を探求できるというのだろう?
本盤のタイトルであるオルガン用語「プラン・ジュ Plein jeu (※ストップの配合の一つで、最もオルガンらしい音色といえるフルー管の組み合わせ)」は、この充足感と、ピアノへの総力的かつ壮大なアプローチを象徴的に表している。
(ナクソス・ジャパン)
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