2枚組 / オリジナル・スコアとエストニア語による録音 旧約聖書のヨナ書を素材に書き上げたオラトリオ
- 通販番号
- 1009118548
- 発売日
- 2026年01月16日
- EAN
- 4589538826949
- 組数
- 2
商品詳細情報
ルドルフ・トビアス(1873-1918):
【収録内容】
オラトリオ『ヨーナス(ヨナ)』(1909)
【CD1】
1-3. プロローグ
4-6. 第1景
7-12. 第2景
【CD2】
1-6. 第3景
7-9. 第4景
10-13. 第5景
【演奏者】
ミリアム・メサク(ソプラノ)
カイ・リューテル=パユラ(メゾ・ソプラノ)
マティ・トゥリ(テノール)
ターヴィ・タンプー(バリトン:ヨナ)
ライコ・ラーリク(バス)
コーラス・ミスティクス
エストニア国立歌劇場少年合唱団の団員たち(合唱指揮…ヒルヴォ・スルヴァ)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
タリン室内管弦楽団
トヌ・カリユステ(指揮)
録音:2023年10月4-13日エストニア、タリン、メソジスト教会
総収録時間:108分
エストニア史上初のプロの作曲家とされるルドルフ・トビアスが旧約聖書のヨナ書を素材に書き上げたオラトリオ『ヨナ』にオリジナル・スコアとエストニア語による画期的録音が登場! トビアスは1904年から07年にかけてこの作品に取り組みましたが、1908年に母国を離れ西欧に拠点を移しました。その後、『ヨナ』に手を入れて完成させ、自らの指揮で1909年にライプツィヒで初演した際、テキストはドイツ語で書かれていました。この作品は初演後顧みられることがほとんどありませんでしたが、民族意識の高まりとともに1930年代に関心を集め、1939年に当時のエストニア共和国政府が自筆総譜を購入。トゥビンが上演用の楽譜を作ることが決定しましたが、ソ連によるエストニア占領と第2次世界大戦の勃発によって『ヨナ』上演の機運はくじけてしまいます。 それが再び高まったのは1970年代。ヴァルド・ラムッセンが1973年に『ヨナ』の楽譜を吟味した結果、混乱があり、技術的にも不完全と断定。オーケストレーションの補整作業を始めます。ラムッセンはオリジナルのエンディングが失われたと断定してあらたにエンディングを作成。このようにして1988年に総譜が完成すると、翌年以降上演が行われるようになりました。この版は『Jonah's Mission ヨナの使命(または宣教)』として出版され、ネーメ・ヤルヴィによる1995年の録音や2008年の上演の録画が存在します。 その陰に隠れて広く知られることがありませんでしたが、作曲家の娘シルヴィア・トビアス(1908-1985)が1970年から71年に自筆総譜をもとにピアノ伴奏版を作成していました。21世紀になってトヌ・カリユステがこのオラトリオの上演に取り組もうとした際、作曲者の自筆総譜を調べ、更にシルヴィアによるピアノ版を吟味し、そこにエストニア語のテキストが書き込まれていることに気づきました。カリユステは合唱指揮者のマイ・シムソンらとともにトビアスとシルヴィアが遺した自筆譜や手紙、当時の新聞記事や各種資料を精査。その結果、作曲者自身がエストニア語による台本を書き、自国でのエストニア語による上演を願っていたことが判明します。彼らは自筆総譜に立ち返り、エンディングについても手書きピアノ譜と総譜を比較検討することで復元。2018年にこの「オリジナル版」初演にこぎつけ、その後上演を繰り返したのち、2023年に録音されたのが当CDです。従来の『ヨナの使命』というタイトルがラムッセンがつけたものであることが判明したため、このオリジナル版のタイトルは作曲者自身が使っていた『ヨナ』になっています。 レアでニッチなレパートリーですが、シルヴェストロフ作品など母国の声楽作品に対して献身的に取り組んできたカリユステならではの仕事、エストニア音楽史上の記念碑的録音です。
(ナクソス・ジャパン)
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