ショパン: ピアノ・ソナタ第2番 & 第3番ほか

MARTHA ARGERICH マルタ・アルゲリッチ

限定生産・SACDハイブリッド盤

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レーベル
エソテリック (ESOTERIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
規格番号
ESSG90172
通販番号
CL-ESOTERIC-1007540352
発売日
2017年12月08日
EAN
4907034221943

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商品詳細情報

ESOTERIC特約店のみの限定販売
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2017年12月・2タイトル同時発売

カラヤン & ウィーン・フィル
チャイコフスキー
三大バレエ組曲
品番:ESSD90171
マルタ・アルゲリッチ
ショパン
ピアノ・ソナタ第2番 & 第3番ほか
品番:ESSG90172

若きアルゲリッチのパッションが爆発!
ショパンの真実に迫る究極のピアニズムが刻み込まれたアナログ時代の名盤、
ついにハイブリッドディスク化。

■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で確固たる評価をいただいている ESOTERIC 名盤復刻シリーズ。発売以来 LP 時代を通じて決定的名盤と評価され、CD時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤を高音質マスターから DSDマスタリングし、世界初の Super Audio CDハイブリッド化を数多く実現してきました。マルタ・アルゲリッチでは、「ショパン&リスト:ピアノ協奏曲第1番」、「アルゲリッチ バッハを弾く」に続くハイブリッドディスクとなります。


■アルゲリッチ躍進と充実の20年間
クラウディオ・アラウ、ネルソン・フレイレ、ダニエル・バレンボイム、ブルーノ・レオナルド・ゲルバーなど、南米出身の名ピアニストは数多いですが、その中でも最も奔放かつ情熱的な演奏で知られるのがマルタ・アルゲリッチ(1941.6.5ブエノスアイレス生まれ)でしょう。5 歳から名教師スカラムッツァに学び、8 歳でモーツァルトとベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾いてデビュー。14歳の時ヨーロッパにわたり、グルダ、アスケナーゼ、ベネデッティ・ミケランジェリ、マガロフら名だたる名ピアニストに学んでいます。アルゲリッチの名がピアノ界にとどろいたのは 1957 年、16 歳でブゾーニとジュネーヴの2つの国際コンクールで相次いで優勝を飾った時のこと。それを受けて 1960 年には名門DG(ドイツ・グラモフォン)からデビュー・アルバムを発表、さらに 5 年後の 1965 年、第 7 回ショパン国際ピアノ・コンクールでの優勝は、アルゲリッチの名と、美しい黒髪をなびかせた鍵盤の巫女を思わせる容姿とを一躍世界的なものにしたのでした。
ショパン・コンクール優勝後は文字通り世界的な演奏活動を開始し、DGの録音も活発化し、リスト、シューマン、ショパン、ラヴェルらのピアノ曲、あるいはアバド/ベルリン・フィル、ロンドン響、デュトワ/ロイヤル・フィルらとの協奏曲を次々と録音し、絶大な人気を博しました。この 20年間に録音されたショパン・アルバムは(ピアノ協奏曲2曲を除き)3枚で、当ディスクには 1974年録音の「葬送ソナタ」、「アンダンテ・スピアナート華麗なるポロネーズ」、「スケルツォ第2番」に、1968 年のピアノ・ソナタ第 3番がカップリングされています。

■アルゲリッチといえばショパン
アルゲリッチのDGへのデビュー盤は 1960年に録音されたソロ・アルバムで、既にここにはショパンの「スケルツォ第3番」と「舟歌」が収録されており、アルゲリッチのショパン作品への親和性を証明しているかのようでした。1967年1月に録音されたDGへの 2枚目のアルバムにショパン作品が選ばれたのは、1965年のショパン・コンクール優勝者としては自然なことで、アルゲリッチの黒髪と黒い衣装が弾き立つようなモノクロ写真をジャケットに使ったLPは世界的なベストセラーとなりました。
このアルバムに収録されていたピアノ・ソナタ第3番は、凄まじい前進性に満ちた演奏で、誰もがスピードを緩めることの多い第1楽章の第2主題でも減速せず、タッチのニュアンスを変化させることでリリシズムを際立たせています。一方で第 3 楽章のラルゴではじっくりと沈潜した歌心で作品の本質を描き出し、第4楽章フィナーレでは再び圧倒的な前進性を持つ苛烈な演奏で作品を締めくくっています。
その7年後、1974年の録音された 2枚目のショパン・アルバムでの「葬送ソナタ」は、ソナタ第3番で表に出ていた猪突猛進の突進性よりも落ち着きのあるデリケートかつ多様なニュアンスに彩られているのが印象に残ります。「華麗なるポロネーズ」で付けられた天才的なまでのコントラストの見事さ、そして「スケルツォ第2番」でのシャープな切れ味は、この時期のアルゲリッチならではの冴えといえるでしょう。


■ミュンヘンの 2 つの録音会場での名録音を最高の状態で Super Audio CD ハイブリッド化
録音は 1950年代からミュンヘンの録音会場としDGが使ってきたレジデンツ内の 2つのホールで行なわれました。1967年の「ピアノ・ソナタ第3番」が録音されたプレーナーザールは、バイエルン学士院(科学アカデミーという訳語もあり)の中の小ホールであり、ミケランジェリ、アマデウス四重奏団など、ピアノ・ソロや室内楽の録音に使われることが多かった会場です。
一方 1974年の録音で使われたのは学士院に隣接するヘルクレスザール。ここは優れた音響で知られる 1800人以上を収容できる典型的なシューボックス形式のコンサートホールであり、細部をマスクしすぎない適度な残響感、高域から低域までバランスのとれた響きの 2点で録音には最適であり、マウリツィオ・ポリーニも好んでそのソロ録音をここで行なってきました。いずれもライナー・ブロック(プロデューサー)とヘインツ・ヴィルトハーゲン(エンジニア)という 1970 年代のDGの黄金コンビが手掛けた録音で会場の特性を知り尽くした安定感のあるバランスが聴きものです。よりインティメートな空間を感じさせる「ピアノ・ソナタ第3番」、より開放感のある 74年録音の 3曲ともに、共通しているのはアルゲリッチのピアノの響きとタッチのニュアンスが絶妙な明晰度で捉えられている点。アナログ時代のDGの録音技術の確かさの証左といえるでしょう。いずれも名盤だけにデジタル初期に CD化されて以来、オリジナルスでのリマスターのほか、「ピアノ・ソナタ第3番」に関しては 2011年にシングルレイヤーの Super Audio CD-SHM 仕様として発売されてきました。今回の Super Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使 Super Audio CD 用するマスターテープの選定から、最終的な DSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特に DSD マスタリングにあたっては、DA コンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整された ESOTERIC の最高級機材を投入、また MEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。

 

【演奏者】
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)


【録音】
1967 年 1 月、ミュンヘン・レジデンツ内バイエルン学士院、プレーナーザール(5-8)、
1974 年 7 月、ミュンヘン・レジデンツ内ヘルクレスザール(1-4,9,10)

[初出]5-8:139317(1968 年)、1-4,9,10:2530530(1975 年)
[日本盤初出]5-8:SLGM1440(1968 年 8 月)、1-4,9,10:MG2491 (1975 年 7 月 1 日)

[オリジナル・レコーディング]
[エグゼクティヴ・プロデューサー]オットー・ゲルデス(5-8)
[プロデューサー]ライナー・ブロック
[バランス・エンジニア]ハインツ・ヴィルトハーゲン

[Super Audio CD プロデューサー]大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC マスタリングセンター(代官山スタジオ))
[Super Audio CD オーサリング]藤田厚夫(有限会社エフ)
[解説]諸石幸生、藁科雅美
[企画・販売]エソテリック株式会社
 [企画・協力]東京電化株式会社

ソングリスト

  • ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 OP.35
  • ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 OP.58
  • アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 変ホ長調 OP.22
  • スケルツォ第2番 変ロ短調 OP.31