限定生産 / SACDハイブリッド盤
- 限定版
- 通販番号
- 1008348777
- 発売日
- 2021年09月18日
- EAN
- 4907034223923
商品詳細情報
エソテリック特約店のみの限定販売
※入荷数には限りがあります。
※制作元完売の際は何卒ご容赦ください。
ステレオ初期にデッカが総力を結集して制作した超弩級のステレオ録音
待望の初 Super Audio CD ハイブリッド・リリース実現。
■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CDハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で高い評価をいただいている ESOTERIC による名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターからDSDマスタリングし、世界初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現してきました。
■精緻で色彩的な演奏で一時代を築いた名指揮者アンセルメ
スイスの名指揮者エルネスト・アンセルメ(1883.11.11-1969.2.20)は、ディアギレフ率いる ロシア・バレエ団の指揮者として、ストラヴィンス キー「兵士の物語」「うぐいす」「プルチネルラ」、ファリャ「三角帽子」、プロコフィエフ「道化師」、サ ティ「パラード」などの 20 世紀前半の重要作を 次々初演し、また何よりもスイス・ロマンド管弦楽 団の創設者(1919年)にして音楽監督としてこの オーケストラを世界的な存在に育て上げたことで 知られています。1946年から専属契約を結んだデッカ・レーベルへの膨大な録音を行ない、フラ ンス音楽、ロシア音楽、20世紀音楽、そしてドイツ・オーストリア音楽までを網羅。その中には、優 れた録音技術(モノラル時代は ffrr=full frequency range recording 広帯域録音⇒ステレオ時代には ffss=full frequency stereo sound)と相俟って、LP時代に優秀録音として高い評価を得たものが数多くあります。弊社のシリーズでは 2008 年にファリャ「三角帽子」、2015年にリムスキー=コルサコフ「シェエラザード」ほかをリリースし、いずれもご好評いただいております。
■ロシア音楽の第一人者としての実力を刻印
アンセルメがデッカに残した録音は膨大なもので、バッハからマルタンまで時代・編成・属性など極めて多様なレパートリーが網羅されています。中でもアナログ時代の定番だったのが、19世紀から 20世紀にかけてのフランス音楽とロシア音楽で、いずれもオーケストラの多彩なサウンドを活かした個性的なオーケストレーションが特徴であるため、アンセルメとスイス・ロマンドによる、正確で精緻な、しかもオーケストレーションの魅力をストレートに押し出した演奏解釈が最も活かせる分野でした。特にロシア音楽については、ディアギレフのロシア・バレエ団の指揮者としての活躍によって、特にバレエ音楽のオーソリティとしての地位を確立していたともいえるでしょう。また 1950~60年代は本場ロシアの録音が入手困難で、入手できたとしても録音技術の点で西側の水準に到達していない場合が多く、その意
味でもデッカの鮮明な録音技術で収録されたアンセルメが放つロシア音楽のアルバムの数々は、それ ぞれのレパートリーを代表する名盤・定番として愛好されたのでした。
■精緻かつ透明感あふれるクールなサウンドで聴かせるボロディンとグラズノフ
当アルバムには、1954年10月に録音された、デッカ最初期のステレオ録音としても知られるボロディンの交響曲第 2 番、アンセルメとしては最晩年の録音となる 1966年のグラズノフ「四季」という大曲2曲を柱に、やはりアナログ時代に愛好された1961年録音のボロディン「中央アジアの平原にて」、1964年録音のグリンカ「幻想的ワルツ」をカップリング、文字通りロシア音楽のショーケースとも言うべき宝石箱のような輝きに満ちた名曲が並んでいます。現在ではより野趣あふれる解釈が好まれる傾向があるボロディンの交響曲第2番ではそもそもやや大仰な音楽を極めてクールに聴かせる手腕が見事で、テンポの操作もごく自然な範囲にとどめられています。多彩なダンスが全曲に詰め込まれた「四季」では、「冬」~「秋」に至る 4つの部分に含まれる小曲のキャラクターを鮮明に描き出し、躍動感あふれる音楽づくりは録音当時80歳という年齢を感じさせません。
■デッカが愛用した伝説の名ホール、ヴィクトリア・ホールにおける名録音
アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団によるデッカへの録音は、基本的にオーケストラの本拠地で あったジュネーヴのヴィクトリア・ホールで行われました。19世紀にジュネーヴ駐留のイギリス総領事によって建立されたこのホールは、演奏会場として優れた音響を誇るのみならず、レコーディングの会場としても最適でした。録音技術に高い関心を持ち、録音セッションにおいてエンジニアに非常に協力的だったアンセルメの録音は当初から高水準で知られており、アンセルメが 1954 年 5 月、ヴィクトリア・ホールで行なわれたデッカによる初めてのステレオ録音のセッションに起用されたのも自然な成り行きでした。そしてその時収録されたリムスキー=コルサコフの交響組曲「アンタール」以来、この伝説のホールで幾多の名録音が生み出されることになりました。ウィーンのゾフィエンザール、ロンドンのキングスウェイホールなどとともに、細部の音に至るまで明晰に収録しようとするデッカの録音ポリシーには理想的な会場で、そこでの録音は、オーケストレーションの綾や空間性を生々しく再現する骨太なデッカ・サウンドの代名詞ともなりました。このアルバムの中で最も初期の録音であるボロディンの交響曲第2番ですでに各パートの鮮度や透明度の高さ、楽器の実在感は達成されており、デッカの録音技術の高さが伺えます。そして時代が下るに従って、基本的なサウンドはそのままに、全体の響きにさらに余裕が生まれ、空間性と楽器の定位感の明晰さとがより高度な次元で結びつくような音作りが行われるようになっており、その変遷をより鮮度の高いリマスターで辿ることができるのも当 Super Audio CD の魅力といえるでしょう。
■最高の状態での Super Audio CDハイブリッド化
アンセルメのロシア音楽のほとんどは、デジタル初期のキング・レコード販売時代からCD化されており、さらにグラズノフ「四季」については2000年にDECCA ORIGINALS で 24bit/96kHzリマスター が行なわれています。今回のSuper Audio CD ハイブリッド化は、「四季」は 21 年ぶり、それ以外はおそらく初期CD以来初の新規リマスターとなり、しかも 初めてDSDテクノロジーが導入されるこ とになりました。これまで同様、使用する マスターテープの選定から、最終的な DSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特 に DSD マスタリングにあたっては、D/A コンバーターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に 調整されたESOTERICの最高級機材を投入、また MEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。
【収録内容】
アレクサンドル・ボロディン
[1] 交響詩《中央アジアの草原にて》
交響曲 第 2 番 変ロ短調
[2] 第 1 楽章:アレグロ
[3] 第 2 楽章:スケルツォ プレスティッシモーアレグレット
[4] 第 3 楽章:アンダンテ
[5] 第 4 楽章:フィナーレ アレグロ
ミハイル・グリンカ
[6] 幻想的ワルツ
アレクサンドル・グラズノフ
バレエ音楽《四季》 作品 67
[7] 冬
[8] 春
[9] 夏
[10] 秋
【演奏者】
エルネスト・アンセルメ(指揮) スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】
[中央アジアの草原にて]1961年2月
[交響曲第 2 番]1954年10月
[幻想的ワルツ]1964年4月
[四季]1966年5月
以上、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
[初出]
[中央アジアの草原にて]SXL 2292(1962 年 7 月)
[交響曲第 2 番]SLC1347 (1964 年 9 月)、 LXT 5022(モノラル/1955 年)、CS 6126(ステレオ/1961 年)
[幻想的ワルツ、四季]SXL 6269(1967 年)
[日本盤初出]
[中央アジアの草原にて] SLC1168(1962 年 7 月)
[交響曲第 2 番]LXT 5022(モノラル/1955 年)、 CS 6126(ステレオ/1961 年)
[幻想的ワルツ]SLC1390 (1965 年 1 月)
[四季]SLC1684 (1968 年 7 月 10 日)
[オリジナル・アナログ・レコーディング]
[プロダクション]ジェームズ・ウォーカー(中央アジアの草原にて)、ヴィクター・オロフ(交響曲第 2 番)、マイケル・ブレムナー(演奏会用ワルツ)、ジョン・モードラー(四季)
[バランス・エンジニア]ロイ・ウォレス(中央アジアの草原にて、交響曲)、ジェームズ・ロック(演奏会用ワルツ、四季)
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(JVC マスタリングセンター(代官山スタジオ)) [Super Audio CD オーサリング] 藤田厚夫(有限会社エフ)
[解説] 諸石幸生、柴田龍一
[企画・販売] エソテリック株式会社 [企画・協力] 東京電化株式会社
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